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2023年度:早慶大学1年生の長女と公立中学3年生の次女。2人の子育てから分かってきた効率の良い学習や効果の高い勉強法などについてお伝えしていきます。その他、経験に基づいた記事を心がけながら、勉強に役立つ情報をお伝えいたします。

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中学2年生春休みからの高校受験スタート!心構えと勉強法!

中学2年生の春休みは高校受験スタートするのにとてもいい時期です。高校受験まで1年をきっていて早すぎるということはありません。高校受験スタートの心構えと勉強法についてお伝えいたします。

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こんにちは!たこあんどわさびです。

 

中学2年生の春休みに高校受験をスタートすることができれば少し余裕をもっていろいろなことに対処することができます。1学期に文化祭などの行事がある学校も多く、志望校がある程度決まっていれば、ちゃんと参加して見極めることができます。まずはざっくりと志望校を決めて、高校受験生としての自覚を育てていくためだけでも、中学2年生春休みのスタートは意味があります。

 

高校受験スタートの心構え

高校受験勉強をスタートさせるのに遅すぎるということはあっても、早すぎるということはありません。早めにスタートすることで余裕を持った勉強計画を立てることができるでしょう。

 

いつから受験生なのか?

いつから受験生なのでしょうか?大人とは1日、1週間、1ヶ月、1年の時間の流れが違う中学生たち。1年先ってきっと果てしなく遠い未来だと感じているでしょう。中学生が高校受験生になるのは自分で自覚したとき・・・かもしれませんね。

 

でも、それでは遅いだろうなぁということは大人は知っていますね。時間の流れは意外とはやいということも。だから、少しずつ高校受験生なんだという自覚を持ち始める必要があります。

 

それには周囲にまだ高校受験の雰囲気が流れている春休みはとてもいい時期です。1つ上の先輩たちの様子をみていて来年の自分たちの様子を思い浮かべることができるので、高校受験を身近に感じ、自覚するタイミングとなるでしょう。

 

大切なのは、親が「高校受験生としての自覚をもって真剣に勉強をしなさい!」「そんなんじゃ、来年合格できないよ!!」と言わないことです。何もしない子を前に、何も言わないのは不安かもしれませんが、言ってもせいぜい勉強するふりをするくらいです。

 

では、どうやって自覚を持ってもらうのか?親から伝えるならば、「高校受験まであと1年だね!どこの高校に行きたいの?どんな高校生になりたいの?」と高校生活を具体的に思い浮かべることができる話をしましょう。その話から、その高校に行くためにどんな勉強をしたらいいのか?を一緒に話し合えるといいのではないでしょうか。

 

志望校決定!

そういう意味で、志望校決定!というのは高校受験のモチベーションを保つためにとても重要です。今の成績に合わせる必要は全くありません。本人が行きたいと思う高校を志望校にしましょう。

 

早慶附属に合格した長女が早慶附属に行きたいと決めたのは中2の春休みでした。塾での勉強が急に高校受験にシフトし、最初はその勉強量や勉強内容についていくのも大変でした。でもその内容の勉強をするのなら早慶附属を目指したいと長女は思うようになりました。

 

塾のテストでは偏差値は65~68程度で、早慶附属を目指すには物足りない成績ではありました。でも、本人の目指したいという気持ちが強く、長女はそのまま高校受験をスタートし、早慶附属合格まで本当にノンストップで勉強し続けました。

 

目指す高校が決まっているのと、なんとなく受験勉強をするのとでは大きく違います。まず志望校を考えるのはとても大切です。そして、いくつかある志望校の学校説明会や文化祭などに積極的に参加するためにも早めの決定がいいですね。いろいろ見た中で志望校は変化していっていいのです。

 

こちらの記事を参考にしてください。

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家庭学習の習慣をつける

成績を上げるためには家庭学習の習慣をつけることが大切です。塾に行っていてもそれだけでは成績は上がりません。家庭学習の習慣があるかどうかが成績アップの鍵の1つです。

 

最初からたくさんの家庭学習の時間をとることはとても大変です。ですから、受験生としての自覚を強くしつつ、少しずつ勉強時間を増やしていきましょう。そのための時間がまだ中2の春休みには残されています。

 

1週間に1日だけ5時間まとめて勉強するのと、毎日30分勉強するのとでは、毎日30分のほうが時間をとりやすいわりに勉強が本格化したときに大きな力となっていきます。継続した勉強習慣を意識します。どんなに疲れていても家で10分は勉強時間をとるというように、ハードルは低く、でも継続した勉強習慣を身につけていきましょう。1日5時間勉強するためにも必ず勉強をし始める必要があります。まずは、勉強をはじめる習慣が大切です。

 

親は、勉強したほうがいいことが分かっていますから、どうしてもイライラしながら「勉強しなさい!」と言いがちですが、あまり効果はありません。「勉強しなさい」と言われすぎて、いつも塾で勉強しているけれど、全然成績が伸びないということがあるようです。「勉強しなさい!」からは反抗心しか生まれませんので、勉強しているふりで無駄な時間を過ごしている可能性が高いです。

 

どうしたら、本人のやる気で勉強に取り組んでいけるのか?をいつも考えてみてください。そんなに難しくはありません。できていることを言葉に出して認めてあげることがまず最初の近道です。

 

  • 「自主的に勉強できてるね。」
  • 「今日は30分も勉強できたね。」
  • 「部活で疲れているのに、勉強できてすごいね。」
  • 「よく頑張っているね。」

こんな言葉が中学生の気持ちに蓄積してくるときっと少しずつ勉強への意識が変わってきます。プラスして親子関係も良好に転換しますので、勉強や志望校の話もしやすくなるでしょう。まだ未熟な部分を認めながらも、1人の大人として接していけるといいですね。

 

高校受験生としてのやる気を育ててあげてくださいね。

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学習環境を整える

成績を上げるためには、勉強時間を確保することが必須となってきます。中2の春休みにはそのための学習環境を整えるのにもいい時期です。スマホとのつきあい方を考えたり、家庭で集中できにくいようであれば、塾の自習室や図書室を利用するなど勉強に集中できる環境を考えておきましょう。

 

家庭でもすぐに勉強を始められる環境があることで、勉強へのハードルはさがります。机周りの整理整頓をしてスッキリとした環境にし、勉強している問題集がすぐに手の届くところにあるように動線を考えながら整理できるといいですね。

 

中2春休みの高校受験に向けての勉強法

中2の春休みの時点ではまだすべての勉強が終わっているわけではありませんから、高校受験勉強の基礎を築いていくことになります。塾に行っている場合には、夏休み頃には中学3年生の課程を終わらせて、受験勉強に集中していくことになりますので、授業がとてもはやく進んでいきます。予習復習などの課題が出た場合には確実にこなしていきましょう。

 

 

内申点対策・検定対策

内申点の対策はこちらの記事を参考にしてください。

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都道府県によって調査書に書かれる評定が、中1からなのか、中2からなのか、中3からなのかは変わってきますが、中3の評定が1番重要視されることが多いので、中3の内申点対策はきちんとしていく必要があります。高校受験の調査書に書かれる内容を知っているとあらかじめ対策できることもありますので、こちらの記事も参考にしてください。 

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内申点に加点効果があるものに、英検、漢検、数検などの検定があります。受験勉強を犠牲にしてまで取り組む必要はありませんが、もし得意な分野があるならば少し上の級に挑戦するのもモチベーションを維持するのにいいでしょう。こちらの記事も参考にしてください。

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勉強法を確認する

受験勉強を始めるときに何をしたらいいのか分からない・・・というのは実はよくあることです。最初は具体的な勉強の仕方を一緒に考えたり、塾の先生に教わってくるように促したりするといいですね。

 

「このページを全て覚える!」というよりは、「1度といて間違えたところを1度見直して、次の日とその次の日にも見直そう!」というように具体的にどうしたら覚えられるか?ということを考えていきましょう。

 

また、高校受験に向けて勉強法を選ぶ時期でもありますね。近所の合格実績のいい塾・・が必ずしも子どもにとってベストの選択にはなりません。こちらを参考にしてください。

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また、塾なしで高校受験をする場合にはこちらの記事を参考にしてください。

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1・2年の復習をする

高校受験では1・2年の範囲が6割程度出題されるといわれています。中3になって高校受験が近づくにつれて、復習に時間を割くことが難しくなっていきますので、中学2年生の春休みには1・2年の復習をしておくといいでしょう。復習をするには絶好のタイミングですよ。

 

 

苦手な科目を集中的に勉強する

また、高校受験では苦手な科目があるとそこは不安要素となってしまいます。苦手科目は伸びしろが大きいですから、早めに取り組んで克服することができれば、勉強の効果を感じやすくモチベーションの維持に役立ちます。

 

いつもいつも、「数学ができればかなりいいのにな・・」とか「英語でもう少し点数がとれればもっと偏差値があがるのに・・・」と思っているならば、その科目に集中して取り組んでみましょう。苦手科目の勉強はやりたくない気持ちもあってなかなか進みませんが、中学2年生の春休みならまだ時間に余裕があるので焦る気持ちを感じずに取り組むことができますね。

 

一生懸命勉強してその効果がでてくると感じるのはだいたい3ヶ月くらいと言われています。最初は勉強してもなかなか効果は表れにくいかもしれませんが、それでも成績が伸びると信じて勉強を続けることができれば必ず成果があらわれるでしょう。

 

長女の駿台の成績の伸びについてこちらを参考にしてください。少し苦手だった数学ですが、一生懸命勉強をはじめて6ヶ月後には効果を実感することができ、その後もどんどん伸びていきました。

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すぐに習得できない勉強をする

また高校受験までの時間がまだ長く残されている中学2年生の春休みには、取り組んだからといってすぐに習得できない勉強をするにもいい時期です。例えば、英語のリスニング。今日聞いて、明日分かるようになる分野ではありません。継続して聞き続けることでだんだんとできるようになっていく・・そういう勉強は早めにはじめて、継続していくことができるといいですね。

 

長女はオンライン英会話でリスニング力を身につけました。こちらの記事を参考にしてください。

 

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中学2年生春休みから高校受験生としてスタートしよう!

中学2年生の春休みに高校受験生とスタートすることができれば、余裕をもって勉強をすることができます。中にはすでにスタートをきっている人もいるでしょうが、多くは中学3年生となって、学校の先生や塾の先生に何度も言われてだんだんと受験生として勉強をはじめることが多いように思います。

 

中学2年生の春休みから高校受験生として自覚を持ちながら、勉強をスタートすることで、みんなよりちょっとだけ余裕を持つことができます。そして、高校受験生としての自覚を少しずつ育てていけば、夏休みには立派な高校受験生として後悔しない日々を過ごせるのではないでしょうか。

 

先を見据えて今の行動を考えていくことが、将来の良い結果につながっていきます。まずは、春休みに目指すべき志望校を考えてくださいね。

 

では!最後まで読んでいただきありがとうございます。