漢検2級は高校卒業程度のレベルになりますので、中学生には少しハードルが高いかもしれません。しかし、ポイントを抑えて勉強することで漢字は確実に身につきます。漢検2級に挑戦してみてください。
こんにちは!たこあんどわさびです。
中学2年生で漢検2級に合格している長女の漢検の勉強方法をお伝えします。漢字は日本で生活をしていくうえで必ず必要な知識です。高校受験においても漢字は配点が高いうえに覚えていれば確実に得点になります。そして、漢検2級は内申書の資格としても有用ですので、ぜひ挑戦してみてください。
漢検は過去問が大事
2級までの漢検の勉強において過去問はとても役立ちます。過去問だけでもきちんとやりきれば十分合格に届きます。
参考書をみて1つ1つの漢字を覚えていくことは大事ですが、それでは時間がかかりすぎて途中で先が見えないと勉強をやめてしまうかもしれません。
その点、過去問では1回分が試験時間の1時間以上はかかりません。分かっている問題は書けるけど、分からない問題はいくら考えても分からないのが漢字なので、実際には1回分に1時間もかかりません。長女の場合にはだいたい1回を20分もかからずに解いていました。
過去問を解いていくときの下準備として解答用紙は26部(13回×2回分)コピーしてホッチキスでとめておきましょう。毎日ストレスなく問題にとりかかることができます。見直すときには隣のコピーの裏の白面を使うこともできるのでおすすめです。
長女が2級を取得したときには、全力で勉強を始めたのは2週間前でした。
第1回目を解いたときの点数は61点!!2級の合格ラインが200点満点の160点前後ですからなんと100点も足りないという状況。そこから過去問は毎日前日分の1回と新しいもの1回分を解きました。つまり、復習を1回、予習を1回です。その日に間違えた問題は必ず見直して次の日には200点満点を目指します。
長女は漢字を覚えることが得意なので、復習の1回は190~200点の点数がとれていました。予習分は2回目が58点、3回目が70点と低迷していました。そこで諦めないでください。過去問は13回分ありますので、全てやりきるまでは最初はこんなもんだよ!と点数に一喜一憂せず、楽観的にいきましょう。
4回目で92点になりました。5回目で86点、少し上がってきましたね。6回目、7回目で100点を超えました。8~10回で120点前後になり、合格点にだいぶん近づいてきました。ここからは少し確認も大事です。
参考書で間違いの多い分野を確認しよう
ここで初めて参考書が登場です。長女の場合には四字熟語、対義語・類義語、同音・同訓異字の分野でなかなか点数が伸びなかったため、参考書でこの部分だけを確認しました。
まず過去問をしっかりと解くことで、自分が苦手な分野を把握できるようになります。参考書を前から順に覚えていくのでは、結局どこが大事なの?!ということに気づきにくいので2級までは過去問から!が効率的です。
何度も過去問を解いているとどんな問題が出るのかも頭に入っているし、知っている言葉、知らない言葉の区別がついているのでポイントを絞って参考書を確認することができます。
過去問13回分には全ての漢字が使われているわけではないので完璧を目指す場合には参考書での確認は必須になります。私は資格試験は合格すればいいと思っているので、200点満点にこだわらなければ過去問だけでも大丈夫です。しかし、分野ごとに確認するのには参考書がとても便利なのであるほうがいいでしょう。
最後は過去問の見直しをしよう
長女は11~13回で150点くらいになりました。もうホントにあと一歩なんですが、意外とこの一歩が遠く感じました。13回が終わったのが、前日で154点でした。前日だったのでここから新たに何かをするよりは、今までに間違えたところを確実にとることに力をそそぎました。
復習で間違えた漢字を中心に覚え直しです。13部ずつホッチキスしているので、復習分と予習分に分けて使いましょう。復習したときにも間違った問題は覚えにくい漢字ですから、その漢字を集中的に覚えます。そのためにも復習用と予習用に解答用紙のコピーを分けておくことで、見直しが楽になります。
13回終わってしまうと同じ漢字が何度も問題にでてくることや、部首で出やすい問題があるということなどに気づいてくると思います。毎日の継続でたくさんの漢字を確実に覚えています。ここまできたら、新たに問題を解くよりも復習を大事にしてください。直前にきちんと見直すことでぐんと合格に近づきます。
長女は200点満点155点で合格のテストで175点で合格しました。175点もとれればかなり余裕での合格です。2週間でもきちんと勉強すれば間に合います。できればもう少し時間をとれればなお安心ですね。
漢検の勉強法をまとめると
過去問を全てを2周解きましょう。参考書で点数ののびない部分を確認して、間違えた問題は確実に解けるようにしましょう。
漢検の勉強することは受験において意外と点数の比率が大きい漢字を集中的に攻略できるのでおすすめです。ぜひ挑戦してみてくださいね。
内申点の加点となる漢検ですが、受ける時期は重要です。こちらの記事も参考にしてくださいね。
漢検のレベルと合格点についてはこちらにまとめてあります。参考にしてください。
では!最後まで読んでいただきありがとうございます。