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2023年度:早慶大学1年生の長女と公立中学3年生の次女。2人の子育てから分かってきた効率の良い学習や効果の高い勉強法などについてお伝えしていきます。その他、経験に基づいた記事を心がけながら、勉強に役立つ情報をお伝えいたします。

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【簿記2級】独学勉強法!知識ゼロから始めて5ヶ月!合格までの道のり!

【簿記2級】のネット試験で合格しました。独学で試行錯誤しながらの5ヶ月間でした。 

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こんにちは!たこあんどわさびです。

 

知識ゼロから【簿記2級】をとろうと決めて、合格までの5ヶ月間にした実際の勉強とそこから分かった独学勉強法についてお伝えいたします。

 

【簿記2級】に合格できました!知識ゼロは、借方とか貸方とか言葉を覚えるところからなので、わりと大変でした!!

うんうん。よくがんばったよ!

連結会計とか減価償却とか、今までちんぷんかんぷんだった言葉も分かるようになりました!

常識力が上がったね!

【簿記2級】基本情報

簿記2級は、年に3回の筆記試験にプラスして現在はネット試験でいつでも受けることができます。簿記2級といえば、基本的には日商簿記2級になります。筆記試験でもネット試験でもどちらで合格しても、同じ日商簿記2級合格という資格を得ることができます。2021年度から試験時間は90分に変更となりました。

 

100点満点で、70点が取れると合格です。そのため、問題の難易度によって、合格率は変わってきます。でも、70点をとりさえすればいいので、目標は定めやすいですよね。他人と比較することなく、自分さえ70点が取れればいいのですから、そこを目標に勉強していきましょう。

 

私は完全に知識ゼロからの出発でしたので、4ヶ月計画で合格を目指しました。結局は、筆記試験で不合格になってしまったので、ネット試験で合格するまでの5ヶ月間の勉強期間となりました。筆記試験もネット試験も経験できたのでよかった!ということにします。

 

【簿記2級】独学で勉強した軌跡

独学で勉強してよかったなと思うこと、ここはもう少しこうすればよかったなと思うことなど合格までにはいろいろと試行錯誤しました。合格までに実際にした勉強についてお伝えします。

 

知識ゼロからの出発→簿記3級から勉強開始

さて、簿記を勉強するにあたり、今まで特に仕事で必要となったこともなく簿記って何?というところから始めることになりました。つまり、全く知識はゼロから始めています。

 

こちらを参考にしてくださいね。

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簿記3級は過去問で十分合格点に届きます!

全くの知識ゼロからですので、いきなり【簿記2級】を勉強するのは無理があります。まずは【簿記3級】を理解するところから始めました。【簿記3級】はネットでもいろいろと情報がありますし、過去問だけでも合格点に届くことができます。私は過去問だけを合格点に届くまで勉強しました。

 

 

簿記3級についてはこちらを参考にしてくださいね。

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簿記2級の論点でつまづく・・・過去問を繰り返す

【簿記3級】が大体理解できたところで【簿記2級】の勉強を開始しました。まずはテキストで勉強しました。

 

商業簿記と【簿記2級】から加わった工業簿記を一通り理解してから、過去問を解いていきました。解き始めはなかなか点数がとれずに70点が遠かったです。

 

過去問の勉強の様子についてはこちらを参考にしてください。時系列に並んでいます。過去問を解いたときの点数についても記載しています。少しずつ知識が身についてくることで点数が上がっていますし、合格点に届くようになっています。

 

つまり、最初は合格点には届いていない!ということ。最初はできなくてもあきらめずに勉強を続けることで必ずできるようになります。

 

簿記2級を勉強し始めたころの様子です。 

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 テキストに飽きて、なんとなく全体像を把握したので過去問を始めました。

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受験申し込みをしたけれど、過去問でなかなか点数がとれず悩んでいたころです。 

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 過去問6回分の2回目を解き終わり少し理解ができる部分が増えてきたころです。

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連結会計が全く分からず悩んでいたころです。連結会計の闇はかなり深いです・・・。 

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本番まで2週間!過去問が2周終わってだいぶん合格点をクリアできるようになっています。

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試験直前に買ってしまった問題集

過去問を3周しようと思いながら、試験直前になって新たに問題集を買ってしまいました。「第157回あてる直前予想問題集」です。

 

結果的には役に立ったのですが、もう少し時間のある時に使えていたらさらに良かったと感じています。役には立ったのですが、難しい問題集だったので、直前に自信をなくしてしまう感じになってしまいました。その点は注意が必要です。

 

 受験票が届いたときの記事がこちらです。直前期の勉強についても書いています。

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 こちらは筆記試験を受けたときの様子です。時間配分を間違えてしまって悔いの残る受験となってしまいました。時間配分をしっかりと考えながら、実践と同じように過去問を解いていくことが大切です。

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筆記試験は惜しくも不合格

筆記試験の結果は66点で不合格でした。第157回の試験は非常に難しかったようで、通常25%程度の合格率が、8~9%と1桁に落ち込んでいました。そんな中での66点はよくやった自分!と言い聞かせて、気持ちを新たにネット試験を受けることにしました。

 

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ネット試験で合格!

ネット試験では第1~第3問が20点、第4問が28点、第5問が12点で100点です。今回第1問16点、第2問12点、第3問16点、第4問20点、第5問が12点の76点での合格でした。理想的にはもう少し点数をとりたかったという思いはあります。でも、資格試験は合格することが大切!ですから、何点であっても合格ならOKですよね。

 

ネット試験での想定外は画面が正面にあるということでした。これが、首に負担をかけるのです。手元で計算をして、値は正面を見て入力するを繰り返すうちに首が痛くなってしまいました。頭の重さに耐えられなかったようです。途中から、あまり首を動かさないように目だけを動かして問題を解いていました。首をいたわりながら、試験を受けてくださいね。

 

【簿記2級】合格まで勉強したからこそわかる!効率の良い独学勉強法!

このように勉強してきて、反省点も踏まえて効率の良い独学勉強法がこちらです。まず、使用する参考書、問題集がこちらです。

 

日商簿記の3級の過去問集です。過去12回分の問題が入っています。それ以外に各大問の攻略がまとめられているので、論点を整理するのにも役立ちます。全くの知識ゼロならばこちらから始めましょう。

 

 

 

日商簿記2級の過去問題集です。上記と同じく過去問12回分と 各大問の攻略がまとめられています。特に大問1の攻略は、仕訳問題がまとめられているので、12回分の過去問では問われなかった論点についても勉強できるのでオススメです。

 

基本問題を解きながら、日商簿記2級の論点を学んでいくことができます。基本問題はスッキリ分かるように簡単に解ける問題になっています。よく分からなかった問題は、テキスト部分で復習できるようになっています。1回分の模擬試験がついています。すっきりと理解するのには向いていますが、これだけで合格するのは難しいので過去問と併用しましょう。

 

 

基本問題を解きながら、日商簿記2級の論点を学んでいくことができます。基本問題はスッキリ分かるように簡単に解ける問題になっています。よく分からなかった問題は、テキスト部分で復習できるようになっています。1回分の模擬試験がついています。すっきりと理解するのには向いていますが、これだけで合格するのは難しいので過去問と併用しましょう。

 

 

 こちらの問題集には、統一試験の予想問題4回分とネット試験の予想問題5回分が入っています。過去問よりも少し難しい問題が入っています。問題を作っている人の「この論点理解しておいてほしい!」という願いが込められているような問題ですが、その分過去問よりも難しいので、直前にしてしまうと全く点数がとれなくて、ちょっとショックを受けてしまうかもしれません。しかし、良質な問題なので、間違ったところをしっかりと理解することで、ぐんと力を伸ばせます。

 

 

過去問題集やテキストは必ず最新のものを使用してくださいね。手形が使われなくなっていくなどの時代の変化に合わせて、論点が変わっていきます。また、2021年度からは、筆記試験の時間が90分になるなど試験自体が変わることがあります。最新版で対策しましょう。

 

 独学勉強法をまとめたのがこちらです。

  • 借方と貸方を覚える
  • 「簿記3級過去問」を学ぶ
  • 「スッキリわかる」で大まかに論点を理解する。
  • 「簿記2級の過去問」を1周目をする→間違ったところは必ず確認する
  • 「あてる直前予想模試」をする→間違ったところは必ず確認する
  • 「簿記2級の過去問」の2周目をする→間違ったところは必ず確認する
  • 「あてる直前予想模試」をする→間違ったところは必ず確認する
  • 分からない論点はテキストの問題にかえって基礎を固める
  • 「過去問」と「あてる直前予想模試」で間違っているところだけをもう一度解く

 

ここまでできれば、合格はかなり近いのではないでしょうか。

 

大事なのは、あきらめないこと!です。そして、間違えた問題は必ず見直しをして、どこが違ったのか?どうすればよかったのか?を確認しましょう。

 

 

【簿記2級】・・でもやっぱり独学はつらい場合には?

問題集を自分で準備して、自分で全ての計画をたてて、自分で実行して、分からないところも自分で解決していかなければなりません。これはやっぱり大変です。

 

とりあえず、簿記ってどんなの?とかできるかな?と思っているようならば、メールアドレスの登録だけで、簿記1級、簿記2級、簿記3級の授業が完全無料で見放題のCPAラーニングをオススメします。テキストを印刷することもできます。無料とは思えない質の高さなので、簿記に挑戦しようと思うならばぜひ一度確認してみてください。

CPAラーニング|簿記や会計を完全無料で学ぶならCPAラーニング

 

通信教育を利用して、映像授業があったり、質問をすることができたりすることで、勉強のハードルを下げることができます。独学では遠回りや無駄が出てしまいがちですが、そこをサポートしてくれるのが通信教育ですね。おススメの通信教育は以下の通りです。

 

フォーサイトの簿記講座は、まとめられたテキスト、取りこぼしのない問題集、テキストに完全連動した映像講義、いつでも学べるe-ラーニング、そして、参加型のライブスタディが全てセットになっています。分からないところを質問することもできます。至れり尽くせりの通信講座なので、初学者でも困ることなく学んでいけます。完全に知識ゼロならば、簿記3級からのセットもあるのでオススメです。

 

コスパ抜群のスタディングでは、映像講義、スマート問題集で勉強をしていきます。テキストはPDFになるので、冊子でのテキストはありませんが、スマホさえあればどこでもテキストを確認することができます。問題集もスマホで完結です。PDFを印刷して使うこともできます。

 

お客様満足度第1位のユーキャンの簿記講座は、長年のノウハウを詰め込んだテキスト問題集を使って学習していきます。テキストを補足する動画もあり、質問をすることもできますし、添削課題もあります。また、専用の受講スケジュールも立ててもらえますので、独学のつらい部分をしっかりとフォローしてもらえます。

 

 独学の場合にはまずは全体像が見えていないという欠点があります。ゴールを模索しながら勉強しているので、自分がどこまで進んでいるのか?ゴールは近いのか?勉強の方向性が間違っていないか?が分かりません。そのため、無駄な勉強も増えますので、同じ成果をあげるのに通信講座と比べると確実に時間がかかります。

 

通信講座では、ゴールが明確になっているので、これくらいで間に合いそう!など自分のペースを考えるだけですみます。そのためのコストだな!と感じています。

 

経済性よりも時間効率を目指すなら、通信講座で勉強するのをオススメします。

 

【簿記2級】に合格しよう!

【簿記2級】はしっかりと勉強して、落としてはいけない基礎的な問題をきちんと押さえていくことで、70点の合格点に届きます。間違えたところをきちんと見直して、次は解けるようにしていくことで、少しずつ問題が解けるようになっていきます。あきらめずに、勉強を続けていきましょう。

 

独学のつらいところは、分からないところを自分で解決しないといけないところです。分からないところを分かるようにするためには、分かる人に尋ねるのが一番早いですから。

 

そういう点では、通信講座を利用していくことも選択肢の一つとして検討してもいいですね。これだけ勉強すれば合格する!が考えられて作られた教材ですから、無駄がありません。質問制度がある場合もあり、分からないところをすぐに分かるに変えることができれば、時間の節約ができます。時間は有限ですから、効率よく使っていきたいですね。

 

オススメは、こちらです。

 

自分に合った学習法をあきらめずに繰り返して【簿記2級】合格の力を身につけてくださいね。

 

 

では!最後まで読んでいただきありがとうございます。