高校受験に向けてどれくらい勉強すればいいのかしら・・と不安になることがあると思います。効率よく勉強すればいいといわれることもありますが、やはり勉強時間をとることはとても大切です。人生に一度の高校受験生としての夏休みです。しっかり勉強しましょう。
こんにちは!たこあんどわさびです。
高校受験のために勉強時間はどれくらいあればいいのか・・と不安になることがあると思います。中学生の平均的な勉強時間を知って目安にすることで、目標を明確にすることができますね。平均的な勉強時間から、夏休みの勉強時間を考えていきましょう。
中学生の平均的な勉強時間は何時間くらい?
中学生の平均的な勉強時間は何時間くらいだろうと思って調べてみました。2015年ベネッセの第5回学習基本調査(中学生)のデータからグラフを作成しました。勉強時間には塾や家庭教師の時間も含まれています。 中学生2699人の調査結果です。数字は割合を示しています。
「第5回学習基本調査」データブック [2015] │ベネッセ教育総合研究所
平日に比べて休日のほうが勉強をしない人が増えていますね。そして、逆に長時間勉強する人も休日のほうが増えています。
つまり、平日と休日で勉強する人と勉強しない人の差がひらいているということなのではないでしょうか。勉強をしない人は休日になるととことんしない、勉強をする人は休日になるといつもよりも勉強するということです。どんどん成績の差が開いてしまいそうですね。
平日でも休日でも60%くらいの人が2時間までの勉強時間になっています。2時間以上勉強する人が40%と少数派になります。ということは、今ほとんど勉強時間が取れていないという場合には、まずは2時間以上の勉強時間を確保することを目標とすればいいのではないでしょうか。
受験生の夏休みの勉強時間を考える
上記のグラフは中学生が対象ですから、受験生も含まれていますがその割合は3分の1ということです。単純に受験生がしっかり勉強しているだろうと考えると上位60%以上の時間を見たほうがいいですね。つまり、最低でも2時間の勉強時間を確保しないとだめだということです。
しかし、2時間は最低ラインと考えられるので、現状を維持していくためには、3時間以上の勉強時間が必要だと思います。時間がとれる夏休みは、どんなに時間がなくても、3時間は勉強するようにしましょう。頑張れるならばさらに頑張ってみましょう。
3時間30分以上勉強しているという人の割合は休日で5%です。2699人のうち134人は3時間30分以上勉強しているということです。これが、全県の人数になるとかなり多くの人がしっかりと努力しているということがわかると思います。
埼玉県では5万人前後の人が県立高校を受検します。そうなると5%でも2500人の人が3時間30分以上勉強していることになりますね。公立上位校を志望しているならば多くが勉強時間を確保している人たちだといえます。
自分が目指す学校によっても勉強時間を考える必要があるでしょう。逆を考えるとこれだけの時間をしっかり確保して勉強すれば、高い志望校を目指せるということではないでしょうか。
勉強時間の量と質
勉強時間の質は量をこなすことによってあがっていくものです。勉強時間の質を最初からいいものにすることは難しいです。試行錯誤をするうちに必要な勉強や効率のよい勉強の仕方が分かってくるものです。まずは勉強時間を確保して、長時間勉強してみましょう。そうしているうちに、勉強の質が向上していくでしょう。
質を考えるより先に勉強時間の量を確保することが大切です。
ただ、今まで全く勉強していなかった場合には最初から3時間はかなり難しい時間だと思います。1日頑張ったけど次の日はもう無理で結局勉強していない・・・というのであれば、まずは15分~30分程度から始めてみましょう。。ただし、毎日続けること。
少しでも必ず毎日取り組むことでそれが習慣となっていきます。毎日勉強することが習慣となれば、その時間を伸ばしていくことが簡単にできるようになります。まずは、毎日勉強する習慣をつけましょう。
こちらも参考にしてください。
早慶附属を目指す長女の夏休みの勉強時間
早慶附属を目指す長女の夏休みの勉強時間ですが、塾の開いている時間は塾で勉強します。8:00~22:00の14時間を塾で過ごします。食事などの休憩時間もありますので、1日12時間程度勉強することができます。昼と夜の塾弁を作って届けるのが私の仕事です。
塾弁についてはお弁当箱のレパートリーを増やすとメニューも増えますので、おすすめです。こちらの記事も参考にしてくださいね。
おそらく早慶附属を目指している子の多くは、かなりの長時間を勉強に使っているはずです。長時間勉強することにあまり抵抗がないかもしれません。目指す学校によって勉強時間の目安は変わってくることは間違いありません。
夏休みであれば、まだまだ受験まで時間があります。目指す学校を定めてそれに向けて努力することができれば成績はどんどん上がります。
志望校が決まっていれば、そこを目指すだけですから、目的がはっきりとします。どれくらいの成績を目指せばいいのかもわかります。なるべく早く志望校は決めておくのが勉強時間を考えるときにも役立ちます。
こちらを参考にしてくださいね。
後悔しない夏休みにするために
高校受験生が夏休みを後悔なく過ごすためには、しっかり勉強するしかありません。
●ほとんど勉強していない人は、まず毎日15分~はじめて、毎日2時間勉強できるまでになろう
●夏休みに受験生は志望校を決めて学校に合わせた勉強時間を確保しよう!
●志望校はまだ・・ならば、受験生は毎日3時間以上勉強しよう!
●まずは勉強時間の量を確保してから、質の向上を目指そう!
●勉強時間はたくさん確保できるほうがいいよ!
中学生の平均の勉強時間は長いと感じたでしょうか?短いと感じたでしょうか?平均を知ることで、勉強時間の目安を知ることができたと思います。でも、みんなと同じだけ勉強していたのでは伸びしろはそんなに大きくないですよね。自分で納得できる勉強時間を確保して、人生に1度の高校受験の夏を充実したものにしてくださいね。
では!最後まで読んでいただきありがとうございます。