通知表が返ってくると、保護者コメント欄がありますね。保護者コメント欄に何を書けばいいのかしら・・・とお悩みの方も多いのではないでしょうか?保護者コメント欄は、担任の先生宛の手紙と心得て書くと的外れなコメントにならないのでおすすめです。
こんにちは!たこあんどわさびです。
通知表が返ってくると気になる保護者欄。そんなに広くもないし、適当に書いておけばいいかなぁと思いながら休みに突入し、楽しいときでもなんとなく心の片隅で・・・コメント・・・と気になってしまう存在ですね。休みの最終日に、あぁ何書こうかな?!と頭を悩ませてしまうとせっかくのお休み中ずっとコメントに振り回されているような気分になってしまいます。
通知表が返ってきたらコメントはすぐに書く!ということにしておくと、些細なことですが、開放感を味わえます。通知表の保護者コメント欄の書き方についてお伝えいたします。
- 通知表の保護者コメント欄はなぜあるのか?
- 通知表の保護者コメント欄を書く時の注意点
- 通知表の保護者コメント欄には何を書いたらいいのか?
- 通知表の保護者コメント欄の文例3つ
- 通知表には前向きなコメントを書こう!
通知表のコメント欄って何を書いたらいいの?
子どもも見る担任の先生への手紙だととらえて、前向きなコメントを書きましょう!
通知表の保護者コメント欄はなぜあるのか?
通知表の保護者コメント欄は、保護者が通知表を見たのかどうかを確認するためにあるそうです。通知表をもらって親に見せたくない・・と思う場合にも保護者コメント欄を書いて提出しないといけない場合には見せないわけにいかないからです。
そう考えるとなんだか味気ない気持ちになりますが、担任の先生と話ができる機会は個人面談など限られた時だけですし、先生に伝えたいことをピンポイントに手紙形式で伝えられる機会だと考えるといいのではないでしょうか。
担任の先生への手紙だと考えると、相手がはっきりしますし、何を伝えたいかも考えやすいのではないでしょうか。
次女の中学校では、コロナ禍になってから、通知表のコメント欄がなくなってしまいました。通知表を行き来させることに危険性があるという判断のようで、通知表は紙が1枚ペラっと渡されます。なんとなく味気ない感じになってしまっています。
通知表の保護者コメント欄を書く時の注意点
担任の先生が読むだけでなく、子ども自身も読むことになる保護者コメント欄ですから、子どもが読んで前向きになれるようなことを書くようにしましょう。
なおしてほしいところばかりが書いてあると読んだ子どもはがっかりしてしまいます。子どもが通知表のコメント欄を読むのはおそらく新学期が始まって通知表を先生に返す時ではないでしょうか。その時に、読んでうれしいコメントが書いてあれば、新学期はいいスタートがきれるかもしれません。
もし、なおしてほしいところを担任の先生にも知っておいてほしいようであれば、子どもが読んでもがっかりしないように、期待を込めて努力を認めた文章にしましょう。
例えば、遅刻をすることを改善してほしいようであれば、
〇出発時間を決めて遅刻しないよう決意を新たにしています。
というように、今後は頑張りますを伝えられるといいですね。
✖文例のように学校に丸投げするようなコメントは書かないようにしましょう。子どもの気になる点を学校と共有することは構わないですが、それを全部学校に任せてしまうような発言にはならないようにしましょう。
担任の先生には子どもの1日の時間のうちの1/3程度、お世話になっています。学校に子どもが行ってくれることで助かることも多いですよね。いろいろな場合があるとは思いますが、感謝の気持ちは伝えましょう。
何か伝えたいことがあるときでも、挨拶としての感謝を伝えるほうが、担任の先生のとらえ方が変わってくることもあります。話をスムーズにすすめるためには、大人としての配慮も必要です。
ただし、学校によって謝辞は不要という場合には省略してくださいね。
通知表の保護者コメント欄には何を書いたらいいのか?
具体的にどんなことを書いたらいいのかをお伝えいたします。
先生への感謝
まずは、これですね。「いつもありがとうございます。」というのは、もはやあいさつです。できれば、何に感謝しているのか具体的に伝えることができるとさらに上級のありがとうございます!になりますね。
「休み時間に遊んでいただきありがとうございます」
「楽しく授業をしていただきありがとうございます。」
「進路の相談にのっていただきありがとうございます。」
など、ちょっとした具体例をつけることができると、先生も嬉しくなるし、親子間のコミュニケーションがとれていることも伝えられて一石二鳥です。
先生の所見への返事
先生の所見にある内容への返事をするのもいいでしょう。
「友達と楽しく遊べているようで安心しました。」
「学校ではしっかりと発言できていることを知り、うれしく思います。」
「忘れ物をなくすために連絡帳を確認しながら準備をします。」
所見に対して、どのように思ったのか?ネガティブな内容であれば、どのように改善するのか?を書けるといいですね。
休み中の予定
休み前にコメントを書いてしまいたいですから、休み中の予定を伝えるのがいいでしょう。
「夏休みは、初めて海に行く予定です。」
「お正月はいとこたちと遊ぶ予定です。」
「受験勉強に専念する予定です。」
休み明けに子どもと先生のコミュニケーションがとれるような予定を書くといいですね。
休み前に書き忘れたという場合には、休み中に頑張ったことや楽しい経験などを伝えましょう。
家庭での様子
家庭での様子で、頑張っているな!と思うことを書きましょう。
「ゲームの時間を決めて、宿題をきちんとできるようになりました。」
「お手伝いをたくさんしてくれます。」
「寝る前の読書が習慣になっています。」
先生に伝わることで、子どもがちょっとうれしくなるような家庭の様子を書けるといいですね。
子どもの直してほしいことばかりを書いてしまうのはやめましょう。通知表はずっと残しておくことも多いです。今見ても、大人になった子どもがみても「うれしいな!」とか「今の調子で頑張ろう!」「私結構頑張ってたね!」と思える前向きな言葉を使いましょう。子どもがうれしくなって、先生にも好印象になるような言葉を探しましょう。
進路のこと
中学生・高校生になると進路のことは先生と共有しておくほうがいいですね。
「第一志望の〇〇高校の学校説明会に行きました。」
「〇〇高校ではなく✖✖高校を第一志望に変えました。」
「法学部ではなく、経済学部に興味がうつっているようです。」
進路のことは先生と相談することも多いですから、変化や決定事項があるなら伝えておくといいですね。
ただ、この点でも子どもの意見を尊重しましょう。本人と担任の先生との関係性もありますので、子どもが伝えてほしくない!という場合は書く必要ありません。
部活の様子
中高生であれば、部活の様子を伝えるのもいいですね。
「朝練に毎日参加しています。」
「新しい曲を吹けるようになったようです。」
「県大会を目指して頑張っているようです。」
部活に真剣に取り組んでいる様子はほめてあげたいですね。直してほしいところではなく、ほめてあげたいところだけを書きましょう。
直してほしいところを認識してほしいという思いはあると思いますが、否定的な意見をみるとやる気は確実にしぼみます。自分に否定的な親のコメントを見て直してやるぞ!と燃える子がいるなら、かなりの少数派です。
短いコメント欄ですから、頑張っているところ、よくできているところをコメントしましょう。そうすることで、新学期からちょっと子どもの気持ちがほんわかして頑張るぞ!と思えるはずです。
勉強の様子
学校での勉強の様子は先生がよくご存じだと思いますが、家庭での様子はイメージが違うかもしれません。しっかり勉強を頑張っているようであれば、そういう様子を伝えてあげたいですね。
「数学の苦手を克服するため、問題集1冊全て解きました。」
「定期テストではワークが完璧に解けるまで繰り返して勉強しました。」
「以前に比べて、勉強時間をしっかりととれるようになりました。」
「あなたが頑張っているのを認めているよ!」という気持ちのあるなしにかかわらず、「がんばっているね。」を伝えてあげることで、今後頑張っていける場合があります。今後、さらに努力を重ねられるように言葉を選んであげたいですね。
来学期もよろしくお願いいたします!
最後は、今後もよろしくお願いいたします!でまとめるといいでしょう。
通知表の保護者コメント欄の文例3つ
上記で示した中から書きやすい言葉を選んでまとめるといいですね。保護者コメント欄の文例として3つずつ示しますので、参考にしてくださいね。
小学生なら・・・
中学生・高校生なら・・
通知表には前向きなコメントを書こう!
あとに回すとなんとなく心に引っかかってしまう通知表の保護者コメント欄。もらった直後に書いてしまいましょう。
先生への感謝と前向きなコメントを書けるといいですね。担任の先生宛の手紙だと心得ていると「〇〇ちゃん宿題頑張ったね!」というような本人に向けたコメントになってしまうのを避けることもできます。
担任の先生にむけて大人として配慮したコメントを書き、それを読んだ子どもが前向きに頑張れる!というところまで想定して保護者コメント欄を書いてみてくださいね。
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では!最後まで読んでいただきありがとうございます。