高校受験で志望校を変えようと思うのはどんな時でしょうか?成績が思ったほど伸びない・・・成績がぐんぐん伸びている!学校説明会に行ったら、その学校の雰囲気や教育課程が気に入った!など理由はいろいろとあるでしょう。志望校を変えるときはどんな理由で変えるのか?をしっかり見つめて検討しましょう。
こんにちは!たこあんどわさびです。
高校受験で志望校を変えよう!と思うことはよくあると思います。そんな時は、どうして変えるのか?という理由を考えてみましょう。大切なことは振り返って後悔しない選択をするということです。
- 志望校を変えようと思うときどうしてそう思っているのか?を考える
- 成績が理由で志望校を変えようかと悩んでいるときは?
- ただ偏差値だけで志望校を変更すればいいわけではない!
- いろんな学校の気に入ったところを探してみよう!
- 第一志望校を絶対変えたくない!と思うならば!
- 志望校を変えるときは必ず前向きに!
志望校を変えようと思うときどうしてそう思っているのか?を考える
志望校を変えようと思うとき、どうしてそう思っているのか?を考えましょう。
成績が上がっているからさらにレベルの高い学校を目指そう!とか、学校説明会に行ったらとても気に入って絶対ここに入りたい!とか、前向きな理由で志望校を変えようと思うとき、ほとんどの人は迷わないのではないでしょうか。絶対ここにしたい!という思いで志望校を変えるときは、今の志望校には何の未練も感じないでしょう。
しかし、行きたい学校があるけれど成績が伸びていかない・・・という場合には、変えようかやめようか・・・と悩みに悩んでしまうことになるかもしれません。
成績が理由で志望校を変えようかと悩んでいるときは?
成績が理由で志望校を変えようか・・・という場合には変えたくない・・・という思いがあるから悩んでしまうのだと思います。そういう時にはまず自分の成績をきちんと確認してみましょう。
合格判定というのは、少し厳しい基準ででます。合格判定ではなく、その学校の募集人数はどれくらいでその中で自分は何位くらいにいるのか?というのを確認してみましょう。400人の定員の385位なら合格範囲に入っています。この場合、きっと合格判定はかなり厳しく出ていると思いますが、実際に入試であれば合格ですよね。不安な成績だとは思いますが、ほんの少し点数を伸ばすことで合格には十分手が届くでしょう。
それにプラスして、公立の場合には内申点と当日点の比率についても確認しましょう。内申点がどれくらいとれているのか?その内申点で志望校に合格するには当日何点取らなければいけないのか?を考えてみましょう。内申点がとれていれば、少し余裕ができますね。当日点を計算してみて、こんな点数とったこともない・・・30点近く足りない・・・となると少し考える必要があるかもしれません。
つまり、まずは、本当に変更しなければいけないのか?ということを検討するということです。
ただ偏差値だけで志望校を変更すればいいわけではない!
冷静に点数や順位や内申点を確認したけれど、大幅に点数が足りない・・という場合に志望校の変更は検討する必要があるでしょう。しかし、ただ偏差値だけで志望校を変更してしまうと、こんな学校には来たくなかったのに・・・と後悔してしまうかもしれません。
不本意に志望校を変更することは
- 変更した志望校に合格したとき・・自分が行きたかった志望校にも合格できたかもしれない。やっぱり変えなければよかったな。
- 変更した志望校に不合格だったとき・・行きたい学校じゃないから、やる気にならなかった。どうせ不合格なら変えなければよかったな。
合格であっても不合格であっても結局後悔してしまうことになるかもしれません。
成績が足りないから、偏差値の低いこっちの学校にする・・・というような決め方では合格したとしてもずっと後悔を抱えてしまうことになるかもしれません。自分でそうしよう!と思ったとしても後悔してしまうかもしれないのに、親や先生が強制的に決めてしまえばより後悔は大きくなってしまいます。
どうしても志望校を変更しなければならないという場合には、必ず本人の意思を大切にしましょう。
また、本人が、成績のことを考えてレベルの高いこの学校よりも余裕をもって勉強できるこっちの学校がいい!という希望を持つ場合もあるでしょう。親は偏差値の高い高校に行ってほしいと思っているかもしれません。この場合には話し合いは必要ですが、本人の意思が固い場合には本人の希望に沿うようにしましょう。
自分で責任をもって志望校を選ぶことが、どんな結果になったとしても前向きに進んでいける秘訣です。
いろんな学校の気に入ったところを探してみよう!
偏差値だけで選んだ高校ではその学校のいい点が見えてきません。なぜなら、元の志望校より偏差値が低いというマイナスな理由だけで選んでいるからです。
変更を検討した場合には、学校の雰囲気や行事の様子、教育課程、部活動などいろいろと調べてみましょう。調べているうちに、この学校の文化祭は楽しそうだな!とか自分のやりたい部活が県内でも上位校として頑張っているのか!とかこの教科面白そう!など気に入った学校が出てくるかもしれません。
志望校が決まらない時に考えてほしいことをまとめてありますが、変更が必要な場合にも参考にしてください。
第一志望校を絶対変えたくない!と思うならば!
第一志望を絶対に変えたくない!という思いがあるならば、直前まで真剣に勉強して、目指すべきでしょう。絶対に変えたくない!と思っているのに志望校を変えてしまえば、もうその時点でやる気はゼロです。偏差値の低い学校に変えたんだからもう勉強なんかしなくてもいいでしょ・・と思ってしまうでしょう。
そうなると学力の伸びは確実にストップしてしまいます。高い目標に向かうから学力は伸びるのであり、これくらいでいいか!と思えばそこまでです。
第一志望校を絶対に変えたくないのであれば、第二志望校も納得のところを選んでおきましょう。第二志望校もここに行ったらこういうことをしたい!と思える学校を選んでおくことで、少し難しいかもしれない第一志望校に思い切ってチャレンジできるのではないでしょうか。
志望校を変えるときは必ず前向きに!
埼玉県の公立高校では最初の出願をして、競争率等がでてから出願変更をすることができます。つまり、ぎりぎりまで志望校を悩むことができるのです。受験はみんな不安です。どんなにいい成績をとっていたとしても当日に点数がとれないことはあります。逆にいつになくいい点が取れることもあるのです。
だれにも結果が分からないから悩みも大きくなってしまいます。
しかし、どうしても受けたい第一志望をあきらめて、長い人生の間ずっと後悔を抱えてしまうのと、思い切って受けたい第一志望をきちんと受けて結果を受け止めるのと、どちらがいいのかは明白ではないでしょうか。
だから、志望校を変える場合には必ず本人がこっちの学校に変えたいんだ!という意思を持っていることが大切です。どうしても迷ってしまう志望校の選択ですが、冷静に成績を分析し、本人の気持ちがどうなのか?を確認して、前向きな変更になるようにしましょう。
受験直前まで成績は伸びていきます。できる限りの努力をしましょう。
では!最後まで読んでいただきありがとうございます。