1週間でチャレンジするようなものではないんですが・・・漢検3級をCBT受験で受けてきました。勉強期間は1週間ぴったりです。集中して勉強することで1週間でも合格することができます!漢検3級の勉強法についてお伝えいたします。
こんにちは!たこあんどわさびです。
中学1年生の次女が漢検3級にチャレンジしてきました。漢検3級の受験はだいぶん前に決めていたのですが、その試験日の設定を間違えてしまいました。定期テストの間は定期テストの勉強に集中することは分かっているのに、定期テスト終了後1週間しか期間のない試験日となってしまいました。
漢検3級は中学卒業程度の漢字であり、書くことは難しくても読むことは大体できる漢字です。そして、漢検3級の合格基準は7割ですから、200点満点で140点取れれば合格です。資格試験としては合格しやすい試験と言えます。
【次女】1週間漢検3級勉強法
定期テストのときに受験するのは難しいからと考えて設定した受験日でしたが、定期テスト終了後1週間しか勉強時間が残されていない受験日となってしまいました。本来なら定期テスト前に少し勉強する予定だったのですが・・・。漢検はCBT受験だったので、日程を変えることもできたのですが、日程を変えるとまた1ヶ月先とかになるのでとりあえず挑戦することにしました。
定期テスト終了後すぐだったので、勉強の習慣はちょうどついていたところでした。しかし、せっかく定期テストが終わって息抜きタイムになったのにすぐに漢検の勉強をしなければならなかったので、その気持ちの切り替えが少し大変でした。
しかし、本人にもやらないと・・という気持ちはあったので、1週間思った以上に頑張っていました。
さて、1週間の漢検3級勉強法です。
過去問集はこちらを使用しました。漢検3級の対策としてはこれだけを使用します。13回分の過去問が収録されています。
- 解答用紙を26部印刷して、13部ずつホッチキスでとめる
- 1部が1回目用、もう1部が2回目用
- 1回目用の解答用紙を使って過去問を解く
- 丸つけをして点数をつける
- 間違えた問題をしっかりと覚える
- 2回目用の解答用紙を使ってもう1度過去問を解く
1回目は現状での実力をはかり、2回目は200点満点を目指します。1回目の点数がかなりいい感じに現状をとらえてくれます。140点を連続して超えてくることができれば、だいたい合格に届いていると判断できます。
1回分の過去問は試験時間と同じ60分で解きますが、漢字は知っているか知らないかが問題なので、そんなに時間はかかりません。1回分を解くのに次女の場合には30分程度でした。最初の方は、間違いが多いので見直しに時間がかかります。30分~1時間程度です。そして、2回目のテストが30分程度です。1回の過去問に1時間半~2時間程度かかります。
2時間かかったとして13回分で26時間程度。今回次女は結局13回分まで解き切らずに終わってしまいました。次女が解けたのは9回分だったので、だいたい18時間程度は勉強したことになります。1週間なので、1日2~3時間程度です。実際には、だらだらと時間を過ごしているときもあったので、もう少し時間だけはとっている日もありました。
できるようになるまでの心構え!
どの資格試験にも言えることですが、勉強のし始めが一番苦しいときです。全く分からないことを勉強するのはつまらないですし、先が見えにくいのでダメかな・・・と思ってしまうからです。絶対できるようになる!と信じて続けることが大切です。
そういう意味で次女の9回分の1回目、2回目の成績を見てもらえるといいと思います。2回目はほとんど200点満点に近い点数がとれているので、しっかりと復習したことがうかがえます。
1回目 | 2回目 | |
---|---|---|
第1回 | 77 | 196 |
第2回 | 76 | 198 |
第3回 | 117 | 196 |
第4回 | 120 | 200 |
第5回 | 113 | 194 |
第6回 | 129 | 198 |
第7回 | 146 | 196 |
第8回 | 135 | 200 |
第9回 | 133 | 198 |
合格点は140点です。1回~2回では合格点の半分くらいしか取れていませんね。仕方ありません。全く何もしていませんでしたから。
できないことをできるようにすることはだれにとっても難しいことです。大人にとっては先を見据えて頑張れることでも、中学生にとってはこんなにできないのに合格なんて絶対無理・・と思い込んでしまうこともあります。勉強し始めはこれをすればできるようになると思わせることも大切です。
取り組んだことをしっかりと認めて、やれば必ずできるようになることを伝えてくださいね。
次女の場合には、3回~6回で120点程度になり、第7回~合格点くらいがとれるようになっています。回を重ねることで確実に覚えた漢字が増えていっています。そして、過去問しかしていませんから、繰り返し出題されている漢字がたくさんあることも分かります。
できるようになるのには個人差があります。1回目に間違えた問題をきちんと覚えることを徹底して2回の過去問演習を続けることで必ずできるようになりますので、あきらめずに取り組みましょう。
収録されている13回分の過去問を2回転させることができれば、確実に合格に近づくことができるでしょう。
CBT試験で漢検3級受験の様子
CBT試験で漢検3級を受けました。ネットで申し込みをして、あとは受験会場に行くだけです。
最初に簡単に荷物の置き場やテスト終了後にする作業の説明があり、あとはパソコンの部屋で本人だけで受験することになります。読み仮名などはキーボード入力になるので、キーボードに慣れていない場合にはCBT受験はあまりおすすめできません。
次女の場合にはキーボード配列は分かっていて、自分の手で書くよりは早く入力ができるようになっています。ブラインドタッチはできません。これくらいのレベルでキーボードを扱えるならば、困ることなく受験できます。
はっきり言って勉強時間は足りていなかったので、60分の試験時間をめいっぱいつかって粘って受験してきた次女でした。長女が漢検3級を受験したときは、勉強がしっかりできていたので、30分程度でさくっと終わらせていたと思います。自分の試験が終われば出てこられる試験のようです。
漢検3級合格発表!
CBT試験の合格発表は受験8日後です。ネット上で合否の発表があります。ここでは、「合格」か「不合格」かだけしか分かりません。朝の10:00~ネットで検索できるようになり、次女は無事合格していました。
本人はできる限り頑張ったけど空白が結構あった・・・と言っていたのですが、書けた漢字は合っていたのでしょう。1週間しか勉強時間がなかった中で、よく頑張ったと思います。ただ、できればもっと前から計画的に勉強をすすめていき、漢字が定着するくらい勉強できれば理想的だったのですが、それは次の機会にとっておこうと思います。
後日、合格証と結果が送られてきました。こちらです。
合格点が140点ですから、ぎりぎりですね。資格試験合格としては非常に効率がいいとも言えますが、次女の場合には当面の目標としての高校受験を目指すという意味ではもう少ししっかりと学習したかったところです。
書けていない問題がいくつもあります。ただ、全問正解の単元もあって、ここで点数がとれたから合格に届いたようです。
時間を確保して勉強しよう!
漢検3級は、中学卒業程度の漢字の知識を問われる資格試験です。漢字自体はいつ習うというのは関係なく環境にあるため、習っていなくても挑戦しやすい資格です。
高校受験では受験する高校によってそれぞれに書ける級に違いはありますが、調査書の内容として漢検を書くことができる場合は多いです。そして、高校受験では必ず問われるのが漢字の知識ですから、時間のある中1中2の時期に挑戦してみてはいかがでしょうか。
1週間では知識の定着までは難しくなってしまうので、もう少し時間に余裕をもって勉強していけるといいかもしれません。次女は、定期テスト明けの疲れている時期にしてはよく頑張って勉強していましたが、13回分を全てクリアすることは難しかったです。それが、書きの問題ができていないというところにあらわれているようです。13回まで終わらせられていれば余裕での合格ができたのではないかと思っています。
ぜひ、時間を確保して漢検3級を勉強してみてくださいね。
漢検についてはこちらも参考にしてくださいね。
長女の漢検2級勉強法はこちらです。
では!最後まで読んでいただきありがとうございます。