北辰テストで偏差値60を目指したい!あと少しで60なんだけど・・・北辰テストで偏差値60をとるにはどれくらいの点数をとればいいのかが分かっていると目的が明確になります。北辰テストで偏差値60を目指しましょう。
こんにちは!たこあんどわさびです。
北辰テストで偏差値60をとることができれば、志望する私立高校にいけるのに・・・というのであれば、真剣に北辰テストに取り組むべきです。北辰テストの偏差値60はどれくらいの点数をとればいいのかな?偏差値60をとるためにはどうすればいいのか?についてまとめました。
- 北辰テストは埼玉県の中学生の9割が受けるテスト!
- 偏差値60は上位何%か?偏差値60を理解する
- 偏差値60をとるための各教科の点数の目安
- 偏差値60をとるための心得
- 偏差値60をとるための2つのテクニック
- 北辰テストで偏差値60をめざせ!
北辰テストは埼玉県の中学生の9割が受けるテスト!
北辰テストは埼玉県の中学生の約9割が受けるテストになります。つまり、あらゆるレベルの受験生が北辰テストを受けるわけです。ということは、あらゆるレベルの受験生をそのレベルごとに振り分けることができるテストでなければなりません。そういうわけで、北辰テストは非常に簡単な基礎的な問題から解ける人は少数しかいないような難問までを段階的にちりばめたテストになります。
あらゆるレベルの受験生を確実に振り分けていくことができる北辰テストだからこそ、埼玉県私立入試で非常に重要視されているのです。
偏差値60は上位何%か?偏差値60を理解する
偏差値60について考えてみましょう。偏差値60は上位15%の位置になります。つまり、1000人いれば、上位150位までが偏差値60以上ということです。
2018年度の埼玉県の国公立中学校に通う中3生60,530人のうち1回でも北辰テストを受験したことのある人は55,848人だったそうです。埼玉県で北辰テストを受けた55,848人で、偏差値60以上の人は8377人くらいになります。偏差値60以上をとることは思ったよりも難しいということが分かるのではないでしょうか。
ただ、これは1回だけ北辰テストを受けたと仮定した場合ですから、何度か受けることで実際に偏差値60以上を取ることができる人数は増えるはずですね。
でも、偏差値に振り回されすぎないようにしましょう。偏差値を正しく理解するためにこちらの記事を参考にしてくださいね。
偏差値60をとるための各教科の点数の目安
では、偏差値60をとるための各教科の点数の目安を考えてみましょう。2018年度の過去問の第1回~第7回の偏差値60の点数の平均は次の表のようになっています。第8回は選択検査と学力検査に分かれるため今回は計算に入れていません。
国語 | 数学 | 英語 | 社会 | 理科 | 3科 | 5科 | |
点数分布 | 70~76 | 60~67 | 65~72 | 68~76 | 59~74 | 195~208 | 324~344 |
平均点 | 73.6 | 62.9 | 67.9 | 70.7 | 67.4 | 201.2 | 337.3 |
各科目で偏差値60をとるためにはだいたいどれも70点程度をとらなければならないことが分かります。科目によってとらなければならない点数がずいぶん違いますね。私立入試には3教科か5教科の偏差値が必要です。3教科と5教科はどちらの偏差値でもいいことが多いです。各教科で偏差値60の点数をクリアできれば、3教科、5教科でも偏差値60を超えてくるでしょう。
5教科の平均点337.3点を5で割ると67.5点です。3教科の平均点201.2点を3で割ると67点です。つまり、1科目68点とることができれば偏差値60を超えてきそうですね。
偏差値60の平均点では数学が低いですね。数学をしっかり解くことができれば、3教科、5教科の偏差値を大きく上げることができそうです。
また、理科の点数分布が非常に広いです。理科は問題によって点数がとれる、とれないの差が大きいということです。理科で苦手をなくせば、安定して偏差値60を狙えそうです。
偏差値60をとるための心得
簡単な問題でミスしない
まずこの点は非常に大切ですね。北辰テストには基礎的な簡単な問題が必ず含まれています。偏差値60をとるためには簡単な問題でのミスは致命的です。結果には各科目の問題の正答率が記載されていますので、正答率が高い問題がきちんと答えられているかを確認しましょう。
少し難しい問題を解けるようにする
1科目68点をとるためには難問まで解けるようになる必要はありません。そのかわり、苦手をなくして、基本問題はきちんと解けるようにしましょう。ただ、基本問題だけでは偏差値60には届きません。少し難しい問題を解けるくらいに応用力を鍛えましょう。
偏差値60をとるための2つのテクニック
時間配分を考える
まずは時間配分を考えることです。できる問題を最期まで解けずに終わってしまうのは本当にもったいないですよね。時間配分はそのときの問題によっても変わってきますが、偏差値60をとるためには時間内に超難問をのぞく他の問題を解いて、見直しをして、解ける問題のケアレスミスをなくしましょう。
北辰テストの時間が足りない!と思うようであればこちらの記事を参考にしてみてください。
問題が解けるかどうかを判断する
偏差値60をとるためには100点である必要はありません。各科目68点取れればいいのですから、32点は間違えてしまっても大丈夫です。解けない問題に時間をかけるよりも、解ける問題を確実にとっていくことが大切です。自分が解ける問題なのか、時間がかかる問題なのかをすぐに判断することができると、解ける問題を確実に得点につなげていけるでしょう。
解けない問題を後回しに、解ける問題をひとつひとつ積み重ねることが、特に理数系科目では必要です。数学では50000人中100人くらいしか解けないような難問が混じっていますので、そういう問題に時間をとられるよりはきちんとした見直しができるほうがいいでしょう。
過去問にはしっかりと取り組んでから北辰テストを受けるようにしましょう。過去問を繰り返すことで問題の傾向が分かり、少しずつ点数は上がっていきます。間違えた問題を次は間違えないというところに主眼を置いて勉強をすすめていきましょう。
北辰テストで偏差値60をめざせ!
北辰テストはしっかり対策をして、常に自己ベストを更新していけるといいですね。 過去問を解いて、問題の傾向をつかんで、自分に合った問題の解き方や解く順番を考えておきましょう。解ける問題を絶対に落とさないと言う心構えが必要です。
偏差値60を取るためにひとつひとつの問題を大切に積み重ねましょう。健闘を祈ります。
では!最後まで読んでいただきありがとうございます。