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2023年度:早慶大学1年生の長女と公立中学3年生の次女。2人の子育てから分かってきた効率の良い学習や効果の高い勉強法などについてお伝えしていきます。その他、経験に基づいた記事を心がけながら、勉強に役立つ情報をお伝えいたします。

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中学生女子の人間関係・・自分で解決する力

中学生の社会でも人間関係は大きな悩みの種になることが多いです。陰口や仲間はずれで大きく傷つく年代です。かといって安易に、そういう問題から遠ざかってしまうのもよくありません。なぜなら、人間関係は一生つきまとう問題でもありますし、うまく対処する力を身につけてほしいからです。

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こんにちは!たこあんどわさびです。

 

中学生たちも大人と同じようにコミュニティを形成して生活していますので、さまざまな人間関係の悩みがありますね。まだ、大人になりきれない年代ですから、上手に対処できないことも多いのではないでしょうか。高校受験を迎えるときに、人間関係で時間をとられるのはもったいないと大人は思ってしまいます。でも、当事者としては割り切れない気持ちがあることでしょう。

 

人間関係の悩みを抱えたとしても、うまく時を過ごすことができるように親としてできることがあれば、してあげたいですね。

 

みんな仲良く!の呪縛

小学生でも中学生でも学校では「みんな仲良くしましょう!」と教えてもらっているでしょう。大事なことですね。お互い助け合って仲良くしていくことはもちろん大切です。しかし、この「みんな」が少しくせ者なのではないでしょうか。

 

大人は、「みんな」と仲良くすることは不可能だと知っています。しかし、子どもは普通に「みんな」と仲良くしなければと信じている場合があります。

 

「みんな」と仲良くするために自分の気持ちを押し殺して我慢することが必要だと思ってしまいます。しかし、まだ幼い中学生ですから、押し殺した自分の気持ちのやり場に困ってしまって、陰口や仲間はずれという行動にでてしまうことがあるのかもしれません。

 

また、「みんな」と仲良くできないのは自分が悪いんじゃないだろうかと思ってしまう子もいるのではないでしょうか。「みんな」と仲良くできなくても問題ないことを知っておくことは必要です。

 

 では、どうすればいいのか・・?

 

自分が好きな人とだけ仲良くすればいい

子どもたちには「人と人には相性があるから、自分が好きな人とだけ仲良くすればいい。嫌いな人と無理してつき合う必要はないよ。でも、うまく距離をとって、対立しないようにできるといいね。」と何か友達関係に問題があった場合には伝えています。

 

 「自分が好きな人」というところがポイントです。「相手が」好きで一緒にいたいと思ってくれる場合もあると思いますが、「自分が」好きでないのならばそれは苦痛になるからです。

 

子どもたちもいろいろと友達関係の悩みを抱えて帰ってきますが、わりとドライに対処しているようです。「よく考えたら別に好きな人じゃなかった」という結論に至れば、「じゃあ、仲良くしなくてもいいか!」と思えるようです。でも、対立はしないように少しずつ距離をとって接していけるようになってきています。

 

家庭を安心の地としようー親ができることー

友達関係がうまくいかなくても家庭が安心して過ごせる場所であれば、時期が過ぎればまたうまくいくようになることが多いでしょう。

 

しっかり話を聞く

もし、子どもの様子がおかしいようで、本人が話したいのであればしっかり話を聞いてあげることは気持ちを整理するためにも大切な時間になります。ただ、話を聞くだけで大丈夫です。言ってしまえばすっきりするということもあるからです。

 

まずは子どもの解決力を信じよう

話を聞いたからといって、すぐに親が解決のために動き出すのは得策とは思えません。まずは子どもの解決力を信じてみましょう。大人になっても人間関係の悩みはなかなかなくなりません。そのたびに親が出て行って解決するわけにはいきませんから、子どもたちが自分で解決していくことも中学校で学ぶべき大切なことではないでしょうか。

 

  中学生の人間関係は、3年間という期限付きのつきあいです。渦中にいるときには、永遠に続くように感じるかもしれませんが、少し風向きが変わるだけでどんどん変わっていきます。喧嘩して、仲直りしてを繰り返すことも経験です。そして、その経験は中学生くらいまでにしていないと人間関係の問題を解決するためのハードルがどんどん高くなってしまいます。

 

子どもが嫌がることはしない

先生に伝えることは場合によっては必要です。子どもの性格や深刻さによっては、先生に伝えておくことで解決に向かうこともあるでしょう。しかし、子どもが真剣に嫌がる場合にはしばらく様子をみましょう。子どもの問題は子どもが解決するしかありません。

 

家庭は安心してほっとできる場所にする

話を聞いたあとにそのことについて子どもが口にしないのに、根掘り葉掘り聞くことはやめましょう。子どもの様子には気をつけながら、家庭では安心してほっとした時間が過ごせるようにしてあげられるといいですね。

 

いざとなったら逃げればいい

いざとなったら逃げましょう。何が大切なのかを常に見極めて行動することが必要です。

 

少しだけ広い視野を持って周りを見てみよう!

さて、多くの人間関係は少しだけ広い視野を持って周りを見てみることで解決することが多いのではないでしょうか。嫌だな・・と思っている人間関係をずっと続けていくことはとても苦痛を伴います。本当に続けたい人間関係なのか・・を真剣に考えてみましょう。

 

中学生にとって、友達関係を変えることはとても難しい選択ですが、相性の合う人が周りにいるはずです。

 

そして、グループになっていてもうどうしようもないと思っていても、意外と簡単に受け入れてくれる人がいたりするものです。1歩踏み出して声をかけてみることが解決につながることもあるでしょう。

 

人間関係の問題はいろいろな場合があるので、臨機応変な対応が必要ですね。

 

では!最後まで読んでいただきありがとうございます。