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2023年度:早慶大学1年生の長女と公立中学3年生の次女。2人の子育てから分かってきた効率の良い学習や効果の高い勉強法などについてお伝えしていきます。その他、経験に基づいた記事を心がけながら、勉強に役立つ情報をお伝えいたします。

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中学生の国語勉強法!知識を深めて読解力を身につける!

全ての教科の成績に関わってくる重要な教科が国語になります。日本語で勉強を学ぶ以上、国語ができることですべての教科の理解力があがり、成績の底上げができます。中学生にとって、国語を学ぶことはとても大切です。

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こんにちは!たこあんどわさびです。

 

国語の成績を上げることに注目して、他の教科の成績もあげてしまいましょう。知識を深めて読解力を身につけるための国語の勉強法についてお伝えいたします。

 

知識を深めるにはどうしたらいいのか?

国語の知識分野は、暗記が中心になります。努力しただけ結果がついてくる分野ですね。コツコツと学習していきましょう。

 

漢字

漢字は定期テストでも、高校入試でも比較的配点の高い分野です。しっかり覚えているのとそうでないのとでは10点~20点の違いがでてきますので、定着するまで学習しましょう。

 

中学生が漢字の学習をするのにおすすめなのは漢検です。漢検に取り組むことで、集中して漢字の勉強をすることができる上に、資格が取れれば内申点にプラスとなる場合があります。

 

中学卒業レベルは漢検3級になります。漢字を集中的に勉強するならば、中学在学レベルの漢検4級からはじめて、漢検3級が取れればいいですね。漢検の勉強法についてはこちらを参考にしてください。

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漢検を内申点で加点対象とするために何級を受ければいいのか?というのは目指す学校によって変わってきますので、それぞれに確認が必要です。

 

漢検で集中的に勉強して、定期テストのタイミングで復習し、高校受験時には時折復習すればいいというぐらいに漢字を定着させておけるといいですね。

 

語句

語句は、定期テスト時、読解時など、他の勉強をしながら分からない点を確認していくのがいいですね。語句だけを集中的に勉強するのもいいですが、結局は文章の中でどのように使われているのか?というのが大切になります。語句は文章の中でその都度分からないことをなくしていくように勉強していきましょう。

 

文法

文法は、苦手意識を持っている人が多いかもしれません。しかし、中学生の文法の範囲はそんなに広くありません。学校ワークの文法を中心的に分かるまで練習しましょう。

 

高校受験のためには漢字・語句・文法を一度に見直せる参考書が1冊あると役立ちます。

 

古文・漢文

古文と漢文は、きちんと勉強すれば得点源にしやすい分野です。古文・漢文を音読してすらすら読めるようになって、読みながら現代文訳ができるくらい勉強しておくと古文・漢文で困ることはないでしょう。現代文とは違う意味を持つ言葉などはテストに出やすい言葉ですから、意識して覚えていけるといいですね。

 

古文の勉強法はこちらを参考にしてください。漢文の勉強法は基本的には古文とあまり変わりませんので、同じように勉強してみてくださいね。

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読解力を身につけて、文章を正しく読もう!

国語の分野で一番問題となるのは読解問題ではないでしょうか。どうやって勉強したらいいのか?が非常に難しい分野ですね。筆者がどのようなことを伝えたいのか?出題者はどのような意図でこのような問題を出しているのか?という点を考えながら、読んでいきましょう。

 

読解力を身につけるためには、知識を身につけて、文章をすばやく読み、正しい内容をとらえることが大切になります。そして、書く力をつけることで、読解力の向上を目指せます。

 

読書

読書量が多いほど、高学歴になりやすいという研究結果が出ているそうです。読書がすべてではありませんが、読書をする習慣があることで、自分が知らない世界に触れられたり、知らない言葉に出会ったりすることができるでしょう。手の届くところに本や新聞があるという環境が読書習慣を育て、国語力の基礎を築いていきます。

 

読書の習慣がないならば、少しずつでも活字に触れていくことを意識しましょう。まずは、1ヶ月に1冊を目指して興味のある分野から開始してみるのがいいですね。

 

音読

小学校時代には、毎日のように音読の宿題が出ていたという人も多いかもしれません。中学生になると音読の宿題はないことが多いかもしれませんね。しかし、音読することで文章をすばやく読むこと、耳と口とで文章を理解すること、読めると思っていた漢字が読めなかったと認識することなどさまざまな効果があります。

 

高速で音読することで文章を読むのが速くなります。決められた時間内に長文を読んで問題を解かなければならない高校受験において、文章を早く読む力は非常に大切です。積み重ねることで徐々に早く読めるようになっていきますので、1回2回であきらめることなく継続して取り組んでいってほしい勉強法です。

 

文章を書く力

文章を書く力は高校受験でも重要視されています。埼玉県の公立高校の入試では配点16点の作文が出題されます。短い時間内で、資料を読み取り、自分の体験等を盛り込んで書く必要があります。文章を書く力はすぐに身につきませんので、やはり積み重ねが大切です。

 

文章を書く力を身につけるためには、実際に書いていくのがいいですね。おすすめは、天声人語等の新聞コラムの書き写しです。中学生が毎日書くのは大変かもしれませんので、週に1回でも取り組むといいのではないでしょうか。

 

読書習慣を身につけたり、新聞コラムの書き写しをするのに、中高生新聞がおすすめです。中高生新聞は週に1回届くので、忙しい中学生にもピッタリです。時事問題の攻略や要約、英語の記事など勉強にも息抜きにもなるので、ぜひ中高生新聞を活用してください。

 

中高生新聞には、朝日中高生新聞と読売中高生新聞があります。こちらにそれぞれの新聞の比較と高校受験への活用法をまとめた記事がありますので、参考にしてください。

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作文を上手に書くためにどうしたらいいのか?についてはこちらを参考にしてください。

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長文読解

長文読解には出題者の意図をくみ取ったり、文章内に根拠を見つけてとくという技術も必要になります。問題を解いていくという練習が必要なので教科書の文章ではない長文読解の問題を時々解いておくことは大切です。国語の場合には学年で文章が難しくなったりするわけではありませんので、最初から過去問で演習していくことも可能です。

 

長文読解の解き方を解説してくれたうえで、問題にも取り組めるためこちらの問題集がおすすめです。解き方が全く分からない・・・という場合にひとつひとつ理解していってくださいね。

 

定期テスト対策は?

国語の定期テスト対策は、勉強法がよく分からないという理由から、英語や数学に比べてどうしても後手後手に回ってしまう傾向にあると思います。しかし、定期テストは範囲が決まっていて、出る問題文も決まっているわけですから、対策することで高得点をとることが可能です。

 

定期テストの対策としては、国語の範囲の課題文を音読します。目標はすらすら読めるまでです。

 

そして、学校ワークは書き込み前を3部コピーします。漢字の部分は覚えられるまで確認できるように多めにコピーすることをおすすめします。音読はインプットです。学校ワークはアウトプットの勉強です。アウトプットをしっかりと繰り返して、自分の力で「解ける」ようになりましょう。

 

学校ワークを完璧にできるようになってまだ余力があるならば、他の問題集の問題を解いてみましょう。学校ワークとは違う切り口で問題が出ていることがあり、さらに理解を深めることができるでしょう。

 

おすすめは教科書ワークです。定期テストで点数を取るためには教科書の問題をしっかり解きましょう。それぞれの学校で採用になっている出版社を確認して購入してくださいね。

 

コツコツと国語を勉強して、大人になっても役立つ日本語力を身につけよう!

 国語は勉強の仕方が分かりづらいため、勉強に取り組みづらい教科だと思います。だからこそ、コツコツと積み重ねることができれば、他の教科にも役立つ国語力を身につけることができるでしょう。

 

国語の定期テストは、問題文が決まっていて漢字の範囲や語句の範囲も決まっていて、ほとんど暗記科目のようになっています。だから、定期テストだけを頑張っている場合には実力テストを受けると全く点数にならないということが起こってしまうのです。

 

高校受験では、初めて読む文章の内容を理解し、的確に問題に答えていく必要があります。そのためには、日頃からさまざまな文章に触れる機会をもち、国語力を鍛えていく必要があるでしょう。

 

漢字や語句などの知識を定着させて、文章を正しく理解する読解力を身につけましょう。

 

では!最後まで読んでいただきありがとうございます。