こんにちは!たこあんどわさびです。
今日は中学生の反抗期をいかに見守るかを考えていきたいと思います。
中学生の反抗期
親の目線から考えるとついこの前生まれたような感覚になってしまうのですが、いつの間にか月日は大きくながれていますね。すでに13~15年がたっているのです。親からすればあっという間でも、子どもにとってはとても長い時間を過ごしているのです。
自分の小学生、中学生時代を思い出してみてください。小学高学年にもなると自分は大人と同じように世の中を分かっていると思っていませんでしたか?中学生の頃には大人扱いしたり、子ども扱いされたりして不快な思いを抱いたことはありませんでしたか?大人の矛盾がとても気になることはありませんでしたか?
中学生にもなるとかなりいろいろな面で気を使うことができるようになっています。いろんなトラブルはもちろんありますが、それでも中学生なりにお互いを気遣って中学校という社会の中でうまく生活しているのだと思います。大人と一緒です。お互いの気遣いで社会は成り立っている。でも、やっぱりちょっと前まで小学生の中学生にとっては自分をおさえこんでしまうことが辛くなることもあるでしょう。
そんなときに「部屋を片付けなさい!」とか「脱いだ靴下洗濯機に入れなさい!」とか自分にとってあまりうれしくない言葉をかけられると「家でのんびりしようとしてたのに!!」と反抗してしまうこともあるでしょう。
勉強しようと思っていたのに「勉強しなさい」と頭ごなしに言われたら、「分かってるよ!!」と言ってしまうでしょう。
反抗するのもちょっと分かるなとも思いますよね。
また、いわゆる愛情不足といわれるような状態では、反抗が通常より大きく出てしまうことが多いようです。親が常に忙しくていないことなどが今までは普通で全てだと思っていたのに、それが普通ではないということを知ってしまいます。どうして自分だけこんなに我慢しないといけないのか?と気づいてしまうのが、少し周りを冷静に見られるようになってくる中学生時代なのです。
そんなときには「仕方ないでしょ!」と怒るのではなく、理由を説明し、できることを示してあげられるといいでしょう。「できること」は今できていることではなく、少し努力すればできることというのを何かプラスで提案できるといいですね。中学生は親の努力をちゃんと分かる年齢です。すぐには変わらなくても、自分のために努力してくれる親を必ずみています。一緒に買い物に行くとか、同じテレビ番組を楽しむなどでもいいと思います。
反抗期を見守ろう
反抗期は時間がたてばいずれおさまります。分かっていてもその真っ只中にいるときは何かと大変ですよね。おそらく、「余計なこと言っちゃったかな?」とか「言わなければよかったかも」とか思うようなときに反抗されるのではないでしょうか?もしくは、いまだに小さい子ども時代を親が抜け出せずに言わなくてもいいような細かい注意をしているときではないでしょうか?
子どもは十分大きく育っています。少し距離を置くことを意識してみてください。大人の仲間入りをし始めている子どもを新入社員とみなしてみるのもいいでしょう。新入社員に優しく(優しく!ですよ~。厳しい指導者になる必要はありません。)指導するような距離感で接してみてください。
新入社員なら、その友人関係に口出ししたりはしませんよね。「ここは言わないと!」と思うことは伝えますが、多少のことには目をつむりますよね。そんな感じで子どもを見守っていくのが大事ではないでしょうか?
ただ、愛情不足の場合における反抗の場合には距離をおくよりも距離を詰めて見守ってあげましょう。親が自分を気にしてくれているということが十分に伝われば、また自分の世界で頑張れるようになるでしょう。
人としてお互いに成長しよう
お互いに親離れ、子離れを意識し始めるのが中学生時代でしょう。まだ、完全には親離れ、子離れはできないけれども、ちょっと離れてみたいと思う時期です。親は子どもの意思を尊重しましょう。離れていくのは本当に寂しいけれど、それは十分に親としての役目を果たしているということなんだと思います。
反抗期を乗り越えることで、親も子も互いを思いやり、互いに成長できるでしょう。反抗期でもなるべく波風が高くならないように過ごしていけるといいですね。
では!最後まで読んでいただきありがとうございます。