部活も引退したし、受験に備えて夏期講習から塾に行く!という人も多いのではないでしょうか?長女は集団指導塾に通っていますので、その様子についてお伝えします。塾に頼るのではなく、塾を利用して自分の学習を充実させていけるといいと思います。
こんにちは!たこあんどわさびです。
集団指導塾の夏期講習の様子についてお伝えします。塾ってどんな感じなのかな?ちゃんと学力が上がるかな?とお悩みの方に参考にしてもらえたらと思っています。こちらの記事は長女が行っている塾の様子になりますので、全ての塾についてあてはまるわけではないことをご了承ください。
集団指導塾のクラスは成績順になっている
集団指導塾の夏期講習に行く場合には、成績順でクラスが分けられることが多いので、まずはテストを受けて成績にあったクラスに入ることになると思います。これは、成績順でやる気を引き出そうというわけではなく、成績にあわせて勉強するほうが効率がいいからということです。
クラスがあがればモチベーションもアップするので、そういう面も少しはあると思います。しかし、1番の理由は成績にあわせた勉強をしてその子の成績を少しでもあげていくためにクラスを分けるのです。子どもにとって難しすぎる問題や簡単すぎる問題では力がつきにくいからです。
クラスを分けることでちょうどいい勉強の難易度で成績アップを狙っていくのです。
夏期講習は勉強内容があらかじめ決まっている
集団指導塾では、夏期講習の勉強内容はあらかじめ発表されています。何をどれだけ勉強するのかが分かるので、必要な単元だけをとることも可能だと思います。子どもが苦手としている単元だけ受けてみるのもいいかもしれません。
やみくもに参加するのではなく、何を勉強するのかを考えて選ぶことも大切だと思います。
夏期講習は夏期講習用のテキストを使う
夏期講習では、夏期講習用に作られたテキストを使って行われます。普段その塾に通っていてもいなくても夏期講習に参加できるためにそうなっているのだと思います。だから、夏期講習にだけ参加する場合に必要のないテキストを購入する必要がないように配慮されているということです。
夏期講習用のテキストは全てを授業でできないことが多い
夏期講習用のテキストで授業は進められるのですが、最初に見たときにはこれだけの量を1時間でできるの?と思っていましたが、やっぱりできていませんでした。授業として教えてもらえる量はそんなに多くはないです。学校の授業を考えてもらったら分かると思います。
もともと全てを授業でするようにできていません。その上、成績順でクラスが分かれているので、ハイペースですすめることができるクラスとゆっくり確実に教えたいクラスといろいろなクラスに対応するために多くの問題数が載っているのだと思います。
テキストの一部は宿題になる
テキストのうち一部は宿題になります。宿題になることを考慮された問題数がのっているということです。1冊で授業も宿題もこなしていくためのテキストとなっています。
夏期講習は毎日のようにあるのに宿題もかなりの量!
夏期講習は毎日のようにあることが多いと思います。そして、1日で国数英の3教科だったり、国数英理社の5教科を受けたりと1日の教科数が多いのも特徴になると思います。そういうわけで、毎日3教科、5教科の授業を受けた上に、3教科分、5教科分の宿題が出るわけです。
宿題をするだけでも大変になるのがこのことから分かると思います。中学3年生で部活がなければ、講習時間以外で勉強をすればいいと思うのですが、まだ部活をしている場合には宿題をする時間がないという悩みを抱えてしまうかもしれません。
それでもテキストの一部は勉強しなかったりする
講習をして、宿題が出ても、テキストの全ての問題を解いていないという教科もあります。残った問題をどれだけ自分で解くことができるかで、定着が変わってくるのではないかと感じています。
勉強内容が理解できているかのテストがある
講習を受けて、宿題をして、そして、その勉強が定着しているのかのテストがあります。このテストは3~5日で習ったことの復習テストですから、100点を目指す必要がありますね。100点がとれないようであれば、間違えた部分を見直して、どこを集中的に復習するのかを考えます。夏期講習を有意義な時間にするためには、100点が狙えるような勉強をするといいです。
集団指導塾に向いている子向いていない子がいる
ここまでで分かるかもしれませんが、集団指導塾の夏期講習には向いている子と向いていない子がいます。まず、大人数で話を聞いてある程度理解できる理解力と宿題からテストまでを遂行できる実行力は必要です。
闘争心が高い場合や人数が多くても気後れなく質問できる場合には向いているかもしれません。
やる気をもって勉強に向かっていく姿勢がないのであれば、集団指導塾の夏期講習はよく理解できないうちに時間が過ぎてしまってあまり効果を感じることができないかもしれません。
一方的に教えられるよりも、自分で立てた計画を遂行したい場合にも夏期講習の時間があることで逆に自分でしたい勉強をすることができないので向いていないかもしれません。
ただ参加しているだけでは無駄になる
ただ参加しているだけではせっかくの時間が無駄になってしまうかもしれません。積極的に参加する意欲を持って、宿題をきちんとこなして、テストの対策もしましょう。そこまですれば、夏期講習に参加して勉強することで、確実にレベルアップできるような課程になっています。
復習をしっかりして1日1日をきちんと身につけよう!
つまり、夏期講習は1日1日が勝負です。毎日を積み重ねるので勉強を貯めてしまったら復習をすることがかなり難しくなります。復習も1日1日を大切に、その日の勉強をその日のうちに身につけることを意識しましょう。
夏期講習の時間以外にどれだけ勉強できるか?が夏休みの質を高める
夏期講習で習うことを1日で身につけるためには、講習時間以外の時間が非常に大切です。宿題をして分からないところを確認し、さらにその分野を定着させるための勉強をすることで夏休みの1日は充実したものになると思います。
夏休みにしたい勉強をはっきりさせて夏期講習を利用するかどうか考えよう
夏期講習は1日1日をがっつり勉強してレベルアップするには非常に有効だと思います。何を勉強したらいいのか分からない時にもカリキュラムが練られているので、それにそって勉強することで満遍なく復習することができます。
ただし、この学校ワークを全て解けるようにしたいとか、1日1教科を集中して勉強したいとか、1問1問自分で解けるようになるまでじっくり教えてほしいというような場合には集団指導塾の夏期講習は向いていないと思います。
子どもによって向き不向きがあります。集団指導塾の夏期講習を知って、参加することで効果があるかどうかを考えてから利用する必要があると思います。
高校受験生として過ごす夏休みは自分にあった勉強をして充実した日々にしてくださいね!
では!最後まで読んでいただきありがとうございます。