学問のオススメ

2023年度:早慶大学1年生の長女と公立中学3年生の次女。2人の子育てから分かってきた効率の良い学習や効果の高い勉強法などについてお伝えしていきます。その他、経験に基づいた記事を心がけながら、勉強に役立つ情報をお伝えいたします。

本サイトのコンテンツにはプロモーションコードを含みます

高校受験と欠席日数の関係!欠席日数が多いとどうなるの?

高校受験に欠席日数が関わってくるのはなんとなく分かっているけれど、どれくらいの欠席が影響するのでしょうか。高校受験と欠席日数の関係を早慶附属高校の推薦入試の出願資格からひも解いてみましょう。

f:id:takoandwasabi:20200102144113j:plain

こんにちは!たこあんどわさびです。

 

高校受験の内申書には欠席日数の項目があります。高校受験と欠席日数は切り離せない関係にありますね。では、どれくらいの欠席が影響してくるのでしょうか?早慶附属高校の推薦入試の出願資格から、欠席日数の影響を考えてみました。

欠席日数が多くて・・・高校行けるかな・・

欠席日数の扱いは高校によって違います!どの高校を受けるのか?推薦入試なのか?一般入試なのか?まずは、志望校について確認してみましょう。

早慶附属高校の推薦入試における欠席日数の出願資格まとめ

早慶附属高校の推薦入試での出願資格についてまとめました。

早稲田大学高等学院 3年間の欠席合計が30日以内
早稲田大学本庄高等学院 3年間の欠席合計が30日未満
早稲田実業学校高等部 各学年における欠席日数が原則として7日以内の者で、欠席理由の明確な者
慶応義塾高等学校 欠席基準はなし
慶応義塾女子高等学校 中学校入学から2019年12月末日までの欠席・遅刻・早退の合計数が5日以内である者
慶応義塾志木高等学校 中学入学後の欠席日数合計が30日以内の者

 こちらの表にない早慶附属高校は推薦入試がないか、出願資格が確認できなかった学校です。

 

同じ系列の附属校であっても、条件がさまざまであることがわかりますね。

 

慶應義塾高等学校のように全く欠席日数の基準のない学校もあれば、慶應義塾女子高等学校のように遅刻・早退まで含めて5日以内という厳しい条件の場合もあります。希望する志望校で、欠席日数についての条件を調べてみる必要があることが分かると思います。

 

出願資格の1つに欠席日数があるということを知っておくことも必要ですね。推薦入試をねらっているのに、いざ出願しようとしたら欠席日数が条件を満たせなかった・・・というのは悲しいですよね。

 

志望校を考えたときに推薦も視野に入れるならば、なるべく早めに欠席日数の扱いについては調べておくほうがいいかもしれません。知っていればよかった・・・とあとから思わないためには大切です。

 

ただ、そればかりにとらわれて、発熱しているのに学校にいくようなことはやめましょう。インフルエンザなど出席停止の感染症では、欠席日数にはなりませんので無理しないでくださいね。

 

欠席日数が多いと高校受験には不利なのか?

欠席日数が多いと高校受験に不利なのか?といわれれば不利だといわざるを得ないでしょう。しかし、推薦入試の出願資格から考えると、3年間で30日以内の欠席であれば大きな不利にはならないのではないでしょうか。

 

それ以上に休んでしまうと授業を受けられないので、各教科で授業で習っていないところが増えて定期テストで点数がとれないという理由で内申点に響く可能性が大きくなりますね。また、定期テスト自体が受けられなければ、成績に大きく響きます。

 

欠席日数が多くなると、単純に欠席日数が増えるというだけでなく、それのために内申点がとれないというのが問題かもしれません。高校受験では、調査書=内申点が評価されますので、ここで点数をとれないと選択の幅が狭くなります。

 

調査書の扱いについても調査書と当日点の評価割合が7:3、6:4、5:5など高校ごとに変わってきます。調査書の評価割合が低い高校であれば、当日点をとることで問題なく合格できることもあるでしょう。

 

早慶附属高校に関していえば、推薦入試には欠席日数の基準がありますが、一般入試では特に基準はありません。普通にテストを受けて入学するということにおいては3年間の欠席日数が30日程度であれば問題になることは少ないのではないかと感じました。

 

調査書の評価については、公立高校のほうが合否に影響することが多く、私立高校ではあまり評価の対象とならないことが多いでしょう。公立高校での欠席日数の扱いについては自治体によって変わってきますので、自分が住んでいる自治体での扱いについて、特例等も含めて調べておきましょう。

 

どんな理由なら良いのか?

一般的に体調不良や部活動、実績としての課外活動などは理由として問題ないはずです。体調不良があまり長く続く場合には、診断書などの必要があります。

 

理由によっては、欠席日数を合格不合格の判断の基準に入れないという高校もありますので、どうして休んだのか?という点も大切です。

 

何日なら大丈夫なのか?

公立高校であれば、1年間に30日休んでしまうと審議の対象になることがあります。

 

1年365日のうち学校に行く日数が多くの学校では200日程度です。そのうちの30日となるとだいたい1週間に1日休むかどうかという感じです。1週間に1日休んでいると40日くらいの欠席日数になってしまいますから、高校受験では不利になってくるといえるでしょう。

 

ただ、1年間に30日、3年間で90日休んでしまうとかなりの欠席日数になってしまいます。1年間に30日までなら休んでもいいというわけではないように感じます。病気の場合をのぞいて、3年間で30日程度の欠席ならあまり目立たなさそうですね。

 

発熱で動けないという場合を除いて若干の体調不良であれば出席しておいたほうがよさそうですね。

 

志望校の欠席日数の扱いについて調べておこう

学校によって欠席日数の扱いはだいぶん違ってきます。欠席日数が多くて気になる場合には、志望校の欠席日数の扱いについて個別に調べておくことが大切です。

 

また、一般入試と推薦入試では、推薦入試の方が欠席日数の条件が厳しいことが多いようです。どの学校をどの入試形態で受験するのかによって欠席日数の扱いは違ってきます。

 

どうしても学校に行きたくない・・・という理由はいろいろあって、学校に行かないといけないと思っていても難しいという場合もあるでしょう。欠席日数については、場合によっては通信教育などで補える場合もあります。こちらも参考にしてください。

www.takoandwasabi.blog

  

欠席日数が気になっている場合には個別相談で確認しておくと安心につながります。先生と直接話してその雰囲気を感じるのにも個別相談会は役立ちます。こちらの記事を参考にして個別相談会にも参加してみてくださいね。

www.takoandwasabi.blog

 

では!最後まで読んでいただきありがとうございます。