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2023年度:早慶大学1年生の長女と公立中学3年生の次女。2人の子育てから分かってきた効率の良い学習や効果の高い勉強法などについてお伝えしていきます。その他、経験に基づいた記事を心がけながら、勉強に役立つ情報をお伝えいたします。

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中学生の塾での勉強時間の質は?インプット?アウトプット?

塾での勉強時間を受験生はどのように過ごしていますか?塾で勉強しているけど成績が伸びない...とお悩みの方は勉強時間の内容について考えてみましょう。塾でできる勉強にプラスして自分で勉強をしていくことで成績が上がっていくでしょう。

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こんにちは!たこあんどわさび です。

 

塾での勉強時間を受験生はどのように過ごしているのでしょうか?塾に行ってるけど、なかなか成績が上がらないという場合にはインプットとアウトプットのバランスが悪いのかもしれません。

 

塾での勉強時間の質を考えて、それに足りない家庭学習をプラスして知識を定着させていきましょう。

 

 

勉強のインプットとアウトプット

インプット学習

 インプットというと「入力」のことです。勉強でインプットというのは授業を受ける、教科書を読む、漢字を覚える、英単語を覚える、など情報を外部から知識として学ぶことです。

 

この知識がないのに演習をしても分からないことだらけになってしまいます。知識が全くない時点では必ずインプット学習が必要になります。

 

アウトプット学習

アウトプットとは「出力」のことですね。つまり、勉強でのアウトプットは誰かに説明する、問題集を解く、ノートをまとめるなどインプットされた知識を使ったり、応用したりすることです。

 

受験勉強では問題演習がアウトプットのメインになるでしょう。何度もアウトプットすることで知識を定着させたり、さらに深めたりすることができます。

 

中学生の塾の勉強時間の考え方

インプット学習とアウトプット学習の側面から中学生の塾の勉強時間について考えてみましょう。集団指導塾、少人数指導塾、個別指導塾などいろいろな塾があって、それぞれに特徴も変わってきます。塾の時間をどのように過ごすのか?を把握しておくことで、自分で何を補って勉強していくのがいいのか?が分かってきます。

 

塾の時間だけでは成績は伸びていきません。それ以外にどれだけ勉強できるのか?何を勉強するのか?を考えていく必要があります。

 

「授業メイン」の塾

集団指導塾では多くの場合、この授業メインの塾になるのではないでしょうか。授業メインの塾は学校の授業と似たタイプの勉強をすることになりますので、基本的には学校の授業についていけている場合、学校の授業でも十分に学んでこれる子が向いています。

 

学校の授業についていけていない場合には、授業中に話を理解していない可能性が高いので、授業メインの塾では同じように効果をあげられない可能性が高いので選ぶときに気をつけたほうがいいでしょう。

 

授業を受けることがメインの塾の場合にはインプット学習がメインとなります。そのため、塾でしか勉強しないという場合にはアウトプットが足りなくなってしまいます。インプットしてもアウトプットしなければ知識は定着していきません。

 

家庭学習ではアウトプットのための演習問題にしっかりと取り組んでいくことで知識が定着し、成績が伸びていくでしょう。

 

「問題を解く→授業の繰り返し」の塾

問題を解いて解説授業をするという塾ではインプットとアウトプットの両方ができますね。少人数指導塾では、全員の理解を確認しながら授業をすすめることができるでしょう。

 

しかし、1問1問に時間をとられすぎてしまうので、家庭学習では似た問題で演習問題を追加してアウトプットをさらに付け加えるといいですね。

 

「問題を解くがメイン」の塾

家庭教師や個別指導ではその時間で問題をとくことも多いでしょう。インプットは学校の授業で、アウトプットして分からないところを解説してもらうというタイプになります。アウトプットで知識の定着ははかれますが、その時間だけでは演習量が少ないので家庭学習で補う必要があるでしょう。

 

また、インプットにおいては分からない点の理解がメインになりますので、学校の授業を超える受験テクニックのようなインプット学習はなかなかできないかもしれません。

 

アウトプットの時間をしっかりとろう!

塾の授業だけではなかなか成績が伸びて行かない理由としてインプットとアウトプットのバランスが悪い可能性が考えられます。インプット学習とアウトプット学習どちらもとても大切な勉強の過程です。インプットなくアウトプットはできませんが、アウトプットをしなければ知識はなかなか定着しません。しかし、どちらかの学習に偏ってしまってはいけません。

 

インプットとアウトプットは勉強のし始めには5:5、受験期には3:7、受験直前期には1:9の割合が良いそうです。早めにインプット学習を終えてから、問題演習などのアウトプット学習でインプットした知識を取り出して応用する経験を積み重ねていくことで知識が深くなり、定着していくのです。

 

つまり、塾は受験生に合った場所を選ぶことが大切です。塾以外ではなかなか勉強できない...という場合に、授業メインで勉強しているとアウトプットが足りなくなってしまうかもしれません。

 

やる気があって問題演習はしっかり自分でできる場合には、集団指導塾の授業で新しいテクニックなどの知識を手に入れればさらに成績が伸びるかもしれません。

 

自分でしっかり問題演習などのアウトプット学習をすることが成績を伸ばしていくためには必要です。塾で学習する時間はやはり限られていますので、それ以外をどれだけ頑張れるのか?が重要になります。

 

それでも自分だけではできない...というのであればインプット学習は学校に任せて、なるべくアウトプットがたくさんできる家庭教師や個別指導塾の方がいいかもしれません。

 

家庭では塾の様子は分からないことが多いですが、どのように学習しているのか?成績は良くなっているのか?を把握して、その塾が合っているのかどうかを判断しましょう。実りある受験期が過ごせると良いですね!

 

こちらも参考にしてください。

www.takoandwasabi.blog

 

 

 

では!最後まで読んでいただきありがとうございます!