休校が継続中で、小学校の映像授業がはじまりました。午前中に3時間、宿題を午後に1時間という時間割です。
こんにちは!たこあんどわさびです。
小学6年生の次女の小学校では映像授業が始まりました。コロナウイルスの影響により急にこのような対策をする必要がでてきて教育現場は大変なのではないでしょうか。映像授業をきちんと受けられるのかどうか心配していたのですが、一応やる気は見せています。
ただ、小学生を対象にしている映像授業としてはもう一つ面白みに欠ける点と時間割の組み方には疑問が残ります。
映像授業の様子!
映像授業初日には、私は仕事があったため、様子をみることができませんでした。しかし、帰ってきて様子を確認するとノートもとりながら、それなりにがんばって授業を受けたようでした。
わりといい感じなのかな?というのが最初の印象でした。本人は思ったより早く時間が終わったよ!と言っていました。
次女は、「時間割通りにやるのは面倒だから、今日やる分が終わればいい?」というので、今日やる分ができればそれでよい!ということで映像授業を開始して、30分程度ですべてを終えていました。
さて、3日目の今日。「この国語おんなじ映像3回目だからもう飛ばしていい?」3回目!!もう分かっているなら3回も見る必要はないか・・・と思ってしまいます。
そして、3日目は3時間とも見たことある映像だったため、「全部見たわー。」と全部短縮して、あっという間に終了してしまいました。
勉強も効率が大切です。ただ、だらだらと時間をかければいいというものではないと思っています。
見たかどうかはその子次第!
「これ見たわ~」という授業はあっという間に飛ばしていく次女。確かに分かっているならば2回も3回も見る必要はないでしょう。そして、この制度が見なければいけないものまで見なくしてしまうのではないかと危惧してしまいます。
見たことのある授業は見なくてもよい→見たことない授業もみなくてもいいか!に変わっていくのは目に見えているからです。見るかどうか、見たかどうかはその子次第で、親がつきっきりで一緒に見るなら別ですが、なかなか最初から最後まで見られないのではないかと感じます。
時間割がだるい。
映像授業は1回が10分~15分程度。3回分をしっかり見ても1時間は絶対にかかりません。でも、時間割は1回の映像授業に対して40分が割り当てられていて、授業を見た後に作文を書く課題があるものもあったのですが、あとは特に何もないようで、30分もある残り時間にすることがありません。
結局時間割を全うすることは難しく、さっさと終わらせてしまえば、3時間分の授業は1時間かかりません。映像が同じならば、30分で全て終わってしまいます。午後1時間の宿題もそんなに時間がかかるほどの課題は出ていません。結局、やりたいようにやり、課題はクリアしているという感じです。
先生の努力は分からなくもないが・・
いろいろと努力をしていただいている教育現場の先生に対しては申し訳ないとは思うのですが、もう少しなんとかならなかったのかな?と思ってしまいます。映像授業はいつでも見られるのですから、必ず1回は見て、復習は本人に任せるのでいいのではないかと感じます。
同じ単元を見せたいのであれば、先生を変えて違う角度でつくられたものや深い理解を促すために課題を工夫するなどして少し変化を加える必要があるのではないでしょうか。全く同じ映像を2回も3回も見せようとしても、子どもは面白くないと思うだけです。
それよりは、その単元の復習ができるプリントなどを準備して、その内容が分からなければ、もう1度映像授業を見たりするような形で進めていくほうが実質的だと思うのです。
映像授業は6年生の範囲を基本見るだけで、宿題のワークシートは全く授業に関係なく5年生の3月にするはずだった学習範囲のプリントだったりするのですが、これは授業を受けているわけではないので、子ども一人では絶対にできないようになっています。
ワークシートに合わせた映像授業があれば、それを見てワークシートをしたり、分からなければ映像授業を見直したりもできるのではないかと感じます。
また、映像授業の取り扱いについても分からないので、どの程度の熱量で取り組むべきなのかが不明です。この範囲をもう学校でする気がないのか?結局ぜんぶまた学校でするのか?その方向性によってもかなり違ってくると思うのですが。
すみません。愚痴ばかりになってしまいました。せっかく一生懸命先生たちがつくってくれた映像授業なので、なんとか上手に活用できるようにしていきたいと思います。学校で毎日6時間違う授業を受けられていた時の素晴らしさがよくわかります。
5月末まではこの状況が続くので、無駄な時間にならないように工夫していきたいと思います。
では!最後まで読んでいただきありがとうございます。