北辰テストって受けたほうがいいの?と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?北辰テストは、埼玉県の高校受験生なら受けたほうがいいですね。
こんにちは!たこあんどわさびです。
北辰テストを受けたほうがいいのか?毎回受けるの?何回受けたらいいんだろう?と埼玉県の初めての高校受験生の親ならば思うことがあるのではないでしょうか。北辰テストを受ける意味、北辰テストを受ける回数、北辰テストの合格判定の見方についてお伝えいたします。
- 北辰テストは受けたほうがいいの?
- 確約って何だろう?
- 北辰テストは何回受けたらいいのか?
- 北辰テストはいつから受けるのがいいの?
- 北辰テストは私立受験のためだけのテストなのか?
- 志望校は決まっていますか?
- 北辰テストの合格判定の見方!
- 北辰テストを利用して学力のレベルアップをしよう!
北辰テストは受けたほうがいいの?
北辰テストって何?受けないといけないの?と初めて「北辰テスト」という言葉を聞いたときには思いました。しかも、学校で受けるわけではなく、成績を私立高校に持って行ったら確約がもらえるよ!ってどういうこと?!って感じでした。
埼玉県の中学生で高校受験をする場合にはほとんどの人が受けに行く試験が北辰テストです。1番受験生が多いときには50000人以上の受験生が受けますので、埼玉県内でどれくらいの位置に自分がいるのか?ということを知るにはかなり信頼度が高い試験になります。
でも、それだけでは、ほとんどの受験生が受けるほどではないですよね。埼玉県では、北辰テストの結果が受ける高校の基準を超えていれば、私立高校の合格の約束がもらえます。これを確約と言います。
確約をとっておいて受験をしにいけば、よほど目に余る行動がない限り合格します。
このため、北辰テストは「受けた方がいい!」というよりも「受けに行かないといけない!」テストとなっています。
確約って何だろう?
さて、確約ってどういうこと??と思っているかもしれません。合格の約束と言われてもやっぱりどういうこと?って思いますよね。
埼玉県では昔から北辰テストを高校受験に利用していたようです。昔は学校の先生から高校に打診をしていたようですが、何かと問題があり、高校とのやり取りが親に任されてしまっているのが今の現状です。
そのため、初めての受験であっても、親がそのことを知らずに時間が過ぎてしまうと、確約をとらない私立受験となってしまいます。確約のない私立受験がダメなわけではないですが、確約がない場合には合格が難しくなってしまうのも事実です。
そして、確約の制度はこういうふうにやってますよ!というにはかなりグレーな部分を持ってしまいますので、表向きには確約というのは行っていませんよ!ということになっています。そのため、ホームページなどに書いてあることはありません。
しかし、埼玉県では早稲田大学本庄高等学院・慶應義塾志木高等学校・立教新座高等学校の3校以外の私立高校では確約があると思って大丈夫です。
さらに詳しく知りたい場合にはこちらを参考にしてください。
北辰テストは何回受けたらいいのか?
北辰テストは通常中学3年生では8回行われます。このうち、第8回は、私立高校の入試が終わったころに行われて、県公立高校の志望校判定が目的です。また、第1回・第2回は参考程度になることが多いです。
多くの私立高校では第3回~第7回の5回分が確約に関係してくることが多いです。どの回の北辰テストを利用するのか?というのは学校によって違いますので、志望校の学校説明会などで確認をする必要があります。
目指す志望校の偏差値に届いていれば、第3回・第4回の2回でいいかもしれません。偏差値によって高校のコースが上がる場合もあるので、それを目指してその後何度か受けてもいいですね。
個別相談会で確約をもらうのですが、とりあえず今の偏差値で確約がもらえるかどうかを確認して、さらに上を目指せるかどうかも確認するといいですね。多くの場合には、高い偏差値がとれて上のコースに変更することができる場合には、郵送等で対応してくれます。まずは個別相談会で確約をもらうために、第3回~2回分は最低受けておきましょう。
たくさん受ける分には全く問題ありません。何度も受けることで問題の形式に慣れたり、時間配分に慣れたりするので、点数が上がるといわれています。しかし、1回4730円(税込)の費用がかかりますので、その点を考慮しながらの受験となってしまうのが気になってしまいます。
北辰テストはいつから受けるのがいいの?
少し話は重なってしまいますが、北辰テストはいつから受けるのがいいのでしょうか?必要最低限は中3の第3回第4回の2回ですが、北辰テスト自体は中1からあります。中1では3月に1回、中2では2020年度から9月と3月の2回開催されます。
塾に行っていないなどで自分の実力をはかる機会がないなら、中1から受けてどれくらいの実力があるのかを取り合えず確認するのもいいですね。そこからどれだけ力を伸ばすことができるのかを期待しながら、勉強することができます。モチベーションを維持するにもちょうどよいテストです。
受験生が多いことによる偏差値の信頼度も高いですので、受けることができるなら早めに慣れていくのもいいでしょう。
いつから受けるのがいいのか?は志望校や考え方によっても変わってきますが、実力を知る機会がないなら中1から、そうでなければ中3からでいいでしょう。
北辰テストは私立受験のためだけのテストなのか?
北辰テストは埼玉県私立高校の確約のために非常に大切なテストであることは分かったと思います。私立高校入試を目指す場合、私立高校入試のすべり止めを目指す場合には絶対受けるでしょう。でも、県公立高校しか受けない場合には?
この場合にも北辰テストは受けたほうがいいです。北辰テストのテスト形式は県公立高校の入試問題に準じています。県公立高校入試のテスト形式に慣れるためにも役立つ試験となっています。そして、ほとんどの高校受験生が受けるため、志望校判定の精度もかなり高くなってきます。
県公立高校だけを受ける場合にも北辰テストは受けたほうがいいでしょう。
志望校は決まっていますか?
北辰テストを受けるまでに志望校を決めておきましょう。志望校は必ずしも受ける必要はないのですから、とりあえずこの学校に興味がある!とか、この学校の文化祭よかったなぁというような理由でもいいですので、4校決めましょう。4校まで志望校判定をしてくれますので、気になる4校をピックアップしておきましょう。
北辰テストの合格判定の見方!
北辰テストの個人成績票には志望校判定が10段階で、合格の可能性がパーセントで表されます。それだけではなく、前年度の合格者の偏差値の平均やどの偏差値だった人がどれくらい合格して、どれくらい不合格だったのか?をグラフで表してくれます。また、志望状況として、今回受験した人の偏差値のグラフや何人が志望していてその中で何位だったのか?も分かります。
自分の偏差値でどれくらいの可能性があるのか?合格できそうなのか?を判断するには必ずしも志望校判定だけではありません。志望校判定はわりと厳しめにでます。
だからこそ、志望人数中にの順位も参考にしてみましょう。志望校の定員人数と比べてその順位がどうなのか?を考えることで、可能性について、冷静に判断できる場合もあるでしょう。
また、自分の成績で目指せる学校についても記載してくれるので、自分が気になると思った学校が自分の実力よりも高すぎる場合、逆に低すぎる場合にも、他にどういう高校があるのか?ということが分かります。とりあえず北辰テストを受けてみることで分かってくることも多いでしょう。
こちらも参考にしてください。
北辰テストを利用して学力のレベルアップをしよう!
北辰テストは埼玉県の高校受験生には必須の外部模試です。埼玉県内で自分がどれくらいの位置にいるのか?を知ることができます。志望校を目指すのに、どれくらいの努力が必要なのか?を把握するためにも大切なテストです。また、私立高校の確約はとって、何かあったとしても高校進学の道が閉ざされることがないようにするためにも北辰テストは重要です。
北辰テストを目標としながら少しずつレベルアップして、納得の志望校を目指しましょう。
では!最後まで読んでいただきありがとうございます。