学問のオススメ

2023年度:早慶大学1年生の長女と公立中学3年生の次女。2人の子育てから分かってきた効率の良い学習や効果の高い勉強法などについてお伝えしていきます。その他、経験に基づいた記事を心がけながら、勉強に役立つ情報をお伝えいたします。

本サイトのコンテンツにはプロモーションコードを含みます

学校説明会~持ち物・チェックポイント~高校受験は人生最初の重要な選択である

高校受験は誰もが経験する人生最初の重要な選択であると参加した学校説明会で担当の先生が言っていました。学校説明会に参加していろいろな学校を見ることは志望校決定に必要です。ぜひ学校説明会に参加しましょう。

f:id:takoandwasabi:20200103131851j:plain

こんにちは!たこあんどわさびです。

 

学校説明会に参加することが高校受験の第1歩ですね。実際にその場に行って、校舎に入って感じることはとても大切です。

 

学校説明会の担当の先生が言っていました。

「誰もにぴったりの高校というのは存在しません。入ってからこの高校は自分に合っていないと思ってしまうことは本当に悲しいことです。実際合わないという理由で数ヶ月でやめてしまうこともあります。そのようなことにならないように、生徒自身が自分の目で見て感じることが大切です。誰もが経験する人生最初の大きな選択が、高校選びであると思っています。そして、その選択が人生100年を生きていく生徒たちの重要な選択となります。慎重にその選択にあたってください。」

 

パンフレットでは伝わらない学校の雰囲気や先生の雰囲気を感じるには学校説明会は本当に重要だと思います。希望する高校を見学もなく決めてしまうのは、こんなはずじゃなかったと思う原因にもなります。気になる学校説明会には必ず参加して、慎重に志望校を選びましょう。

 

学校説明会の持ち物・服装・調べておくこと

学校までの交通手段や道のりは調べておきましょう。初めていく場所では思ったよりも時間がかかってしまうことがありますので、余裕を持って行動できるといいですね。

 

持ち物:筆記用具、メモ帳、飲み物、資料を入れることができるサイズのバッグ、上履き(必要な場合)模試の結果や学校の成績表(個別相談会がある場合)

 

資料をもらうことが多いと思うので、資料が入るサイズのバッグを持っていったほうがいいです。高校の場合には上履きが必要なことが多いと思います。必ず確認してもっていきましょう。

 

服装はきれいめな感じがよいと思います。シャツにスカートやワンピース、スーツなら問題ありません。あまりカジュアルになりすぎなければ大丈夫だと思います。生徒は制服が無難です。

 

学校説明会では何をするの?

 校長先生のあいさつがあったり、学校についての説明を聞いたり、施設の見学をします。個別相談会がある場合もあります。予約なしの学校説明会が開催されるところもありますし、定員が決まっているため予約が必要な学校もあります。事前に必ず確認しておきましょう。

 

学校説明会でのチェックポイント

 学校説明会でのチェックポイントについてまとめました。

 

先生の雰囲気はどうですか?

説明をしてくれる先生はベテランの先生が多いと思います。その先生の雰囲気が学校の雰囲気となる場合もありますので、話し方や話の内容に注目してみましょう。公立の場合には転任してきてすぐという先生の場合もあると思いますが、特に私立の場合には先生も基本転勤はないので、その先生の雰囲気は非常に重要ではないかと思います。

 

生徒の雰囲気はどうですか?

もし、生徒が学校にいる間の場合には生徒の雰囲気も感じてみましょう。多くの学校を見ているとその学校の生徒の色というのがあることに気づくと思います。生徒の雰囲気が合っていないのは致命的ですよね。学校説明会が休日で生徒がいないようであれば、文化祭や学校公開など生徒がいるときの雰囲気を感じてみましょう。 

 

学校の特色を知りましょう

学校にはそれぞれ前面に押し出したい特色があると思います。それは、その学校のどこが他校と違っているのかという点だと思います。その特色が自分の希望に沿っているのかを確認しましょう。

 

例えば、大学の合格実績が良い学校であれば、勉強に非常に力を入れているかもしれません。交換留学制度があるなど、国際交流にとても積極的な学校かもしれません。行事がとても盛り上がる学校かもしれません。

 

自分が高校時代に何を求めるのか?というのが学校選択の重要な鍵となります。目指す大学があってどうしてもそこにいきたいという希望があれば、勉強に力を入れている学校がいいですし、留学したいという希望があるなら国際交流のある学校のほうが希望は叶いやすいですね。

 

必ずしも偏差値だけではない自分の基準で希望の高校を選びましょう。

 

 部活動の活動実績はどうですか?

   部活動を目的に高校を選ぶ場合もあります。その場合には部活動の実績についても確認しておきましょう。部活を頑張りたいと思っている子にとっては、大きなモチベーションとなります。

 

大学進学実績は?

高校受験はとても大事ですが、1番の学歴となるのは大学ではないでしょうか?大学への進学実績は非常に気になるところですね。どんな大学に進学しているかはチェックしましょう。中高一貫高校の高入となる場合には、中学生からいる生徒と高校から入った生徒で大学実績に違いがあるのかどうかも確認しておくといいですね。

 

校舎の様子はどんな感じ?

 中に入ってみることで外から見たのでは感じなかったことが分かると思います。教室の広さはどんな感じかな?とか、廊下の広さはどうだろう?とか、体育館はどんな感じかな?とか。子どもが3年間通うことになる場所ですから、快適であることは重要です。

 

学校説明会で考えてほしいこと

 学校説明会を受けて、高校3年間そこで成長ができるのか?ということを考えてほしいと思います。

 

その学校の場所まで毎日通うことは問題ありませんか?

学校説明会に行くときには、実際に通うことになる交通手段で行ってみましょう。実際にどれくらいの時間がかかるのか?を感じることが、学校選択に影響を与えることもあります。 

 

通学距離や時間は大切です。1日の時間は決まっているわけですから、通学時間がすごく長い第1希望よりも、通学時間の少ない近所の第2希望のほうが、実際に行ってみるとよく思えることもあるでしょう。毎日通わないといけない場所ですから、無理のない時間で通えるといいですよね。

 

しかし、通学時間だけで学校を決めてしまうことももったいないですね。学校の充実度と通学時間のバランスがとれる学校を考えましょう。

 

受験生本人に校風があっていますか?

 一生懸命勉強を頑張る!という校風のところに、勉強より部活に専念したいと思う子が行ってしまうと結局不満をためてしまうかもしれません。本人の希望と校風が合っていることは本人と一緒に確認しましょう。

 

やりたい部活はありますか?

 高校では勉強も部活動も頑張りたいと思っていても、希望する部活動がなければちょっと寂しいですよね。希望する部活動があるかどうかは確認しておきましょう。

 

受験生本人はどう感じていますか?

その学校に入って、説明を聞いて、本人はどう感じていますか?本人の感じ方と親の感じ方が違うときには本人を優先するのがいいと思います。自分で決めたことに自分で責任がとれる年齢になってきていると思うからです。不本意な学校に通うことになれば何もかもがそのせいに思えてしまうことがあるでしょう。親は良かれと思って意見を言うと思いますが、本人の意思が固いようであれば本人の希望を優先したほうが3年間を有意義に過ごすことができます。

 

かかる費用は大丈夫ですか?

公立はどこも大きく費用が変わることはありませんが、私立の場合は学校によって費用はさまざまです。また自治体によって補助が出る場合もあるのでその点についても確認しておきましょう。

 

費用の面を考えると必ずしも子どもの意見を受け入れることができないかもしれません。それについてはしっかり話し合いを行い、譲れる部分と無理な部分を子どもに分かってもらいましょう。

 

学校説明会には参加するべきである

 学校説明会に参加することで学校をよりよく知ることができ、行きたい高校により行きたくなったり、思っていたのとはずいぶんとイメージが違ったと思ったり、さまざまな感想をもつことができると思います。

 

漠然としたイメージや偏差値だけで学校を選ぶことがないように、忙しい中学3年生ではありますが、志望校の学校説明会には必ず参加しましょう。

 

できれば、中学1年生、中学2年生のうちに少しずつ参加していろいろな学校を知っておくことをおすすめします。今になって昨年行っておけばよかったと何度思ったことか・・・。中学3年生は本当に忙しいです。行きたくても予定がかぶって行けないことも多いです。ぜひ早めの学校説明会参加をしてみてくださいね。

 

では!最後まで読んでいただきありがとうございます。