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2023年度:早慶大学1年生の長女と公立中学3年生の次女。2人の子育てから分かってきた効率の良い学習や効果の高い勉強法などについてお伝えしていきます。その他、経験に基づいた記事を心がけながら、勉強に役立つ情報をお伝えいたします。

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【小学生】将来の夢がなくても大丈夫?

小学生の将来の夢は、聞いているといろいろと面白いですよね。小学生はまだまだ世界が小さいため、どんな将来があるのか?を想像することは難しいです。小学生の子に将来の夢がなくても何の問題もありません。中学生、高校生、大学生と進んでいくうちに、自分のしたいことや興味のあることが分かってくることもあります。

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こんにちは!たこあんどわさびです。

 

将来の夢ってよく聞かれますが、小学生にとっては遠い将来のことで、あまり身近なこととしてとらえられることができないかもしれません。もちろん、しっかりとした夢があるなら応援してあげられるといいですね。でも、もし、将来の夢がなかったとしても、何とかなるから大丈夫だよ!と背中を押してあげましょう。

 

小学生に将来の夢がないのは普通です!

小学生にとっては、将来は本当に遠い未来で、現実的に考えるのはもう不可能と言ってもいいほど難しいことかもしれません。もちろん、なんとなくこういう大人がかっこいいなとか、こういう仕事をしてみたいなとか、親がこういう職業がいいって言っているとかで、将来の夢が決まっている子もいます。

 

ただ、小学生にとって具体的に将来の夢がないのは普通のことです。その前提に立っておくことができれば、親は小学生の子に夢がないことを不安に思わなくてもすむかもしれませんね。

 

将来の夢を考えるときに必要なこと!生きていくとはどういうことか?を親子で話し合ってみる

でも、将来の夢がないからと言って、成長してからも何もせずに家にいられるようになっても困ってしまいますよね。親はもしかすると夢のない小学生の未来にそういう意味で不安を抱いてしまうのかもしれません。

 

将来の夢は必ずしも具体的である必要はありません。ただし、どんな大人になってほしいのか?という点では親子で話し合いが持てるといいでしょう。大人になったら、自分で稼いで、自分の稼ぎで暮らせるようになってね!というのは大切なことです。生きていくとはどういうことなのか?を親子で話し合ってみる機会は必要です。

 

いずれ自分でお金を稼がなければならないということを分かっているうえで、じゃあどうやって働いていくのか?を中学生、高校生、大学生、社会人という節目節目で考えていくことができれば、いずれ何らかの選択を自分でして、自分で納得して働くことができるようになっていくのではないでしょうか。親はいつまでも生きていられませんし、いつまで元気なのか分かりません。子どもが自分で稼いで自分で食べていけるように成長していけることは、親から子どもへの贈り物でもあります。

 

そのためにも、子どもが納得できる道に進んでいけるように子ども自身の選択を大切にしていきましょう。もちろん、若さゆえに思わぬ道を選択することもあるでしょう。それでも、大丈夫だと背中を押してあげられる度量を親は持ちたいものです。そして、もしも失敗したとしても、立ち直れるだけの計画性や第2の道を持っておくという周到さも教えてあげられるといいですね。

 

将来の夢がないという小学生に対する親の関わり方

将来の夢がないという小学生と関わる場合には、夢がないことを否定しないようにしましょう。夢がなくても普通ですから。

 

ただ、普通だからと言ってそのまま放置するのがいいわけではありません。小学生は知らないことがたくさんあります。知らないままでいいわけではなく、知っているということは生きていくうえでとても大切です。知識がなければ選択を間違えてしまうこともあるからです。そういう意味で、夢がないことを放置するのではなく、いずれ将来を選択する日がくることや、どんな選択肢があるのか?を伝えていけるといいでしょう。

 

夢がないのであれば、どういう仕事があるのか?を伝えられるといいですね。世の中にはいろいろな仕事があって、大人になってからでもそんな仕事があるんだ!と驚くようなことがよくあります。

 

だから、いつもの生活の中で見つけた仕事があれば、こんな仕事があるんだね!楽しそうだね!とか、こういう仕事に就くにはどうしたらいいんだろうね?など興味の方向を広げていけるといいですね。

 

また、お金の話は大切です。子どもにお金の話はタブーと思われがちですが、選ぶ職業によって報酬が違ってくるのは当たり前の事であり、残念ながら高い報酬がもらえる仕事、そうでない仕事があります。自分で選択した仕事であれば、その報酬もひっくるめて納得できるかもしれませんが、報酬には違いがあることを知っておくことは必要です。お金がなくても何とかなることも多いですが、お金があれば余裕が出ることも確かです。そういう点を話しておくことが、職業選択の1つの目安となるかもしれないため大切なことだと思うのです。

 

高い報酬を得るために、一番簡単なのは勉強することかもしれません。それを知っているのと知らないのとでは人生が違ってくる可能性もありますよね。

 

将来の夢がないという小学生には今すぐ夢を作りなさいというのではなく、今は夢がなくても大丈夫だと太鼓判を押してあげましょう。そのうえで、どんな職業があるのか?どれくらいお金は儲かるのか?などの話もできるといつか本気で考えないといけなくなったときの目安にすることができます。

 

将来の夢が大きすぎる小学生に対する親の関わり方

将来の夢はサッカー選手!(地元のサッカーチームで補欠だけど・・)とか、内閣総理大臣!とか、石油王!など将来の夢が大きすぎる小学生もいますね。こういうときも親の関わり方が大切です。

 

「そんなの無理に決まっているじゃん!」と一笑に伏すのは簡単ですが、それでは、せっかくの素敵な夢が台無しです。無理かもしれないと悟るのは本人で十分です。親はいつでも最大の応援団として味方の立場にたちましょう。そして、大切なのは、その夢を実現するためにどうしたらいいのか?を一緒に考えることです。

 

例えばサッカー選手なら、体力が必要だね!一流の技術も必要だね!そうすると明日から朝走ってみようか?とか、夕方に練習時間を作ってみよう!など夢を実現するために今の自分がどうしたらいいのか?を示してあげられるといいですね。

 

内閣総理大臣になりたいなら、一緒に歴代の内閣総理大臣の経歴を調べてみるといいですね。内閣総理大臣になるためにどのような道を歩んだのか?を確認して、自分が今できることは何なのか?を考えてみましょう。

 

石油王!であったとしても同じです。石油王は海外にいるから、英語ができるようにならないといけないね!など夢に向かって今できることはいろいろとあるはずです。

 

せっかくの素敵な夢ですから、否定するのではなく、実現への道を一緒に考えるのが親にできることではないでしょうか。

 

小学生はいろいろなことに挑戦しよう!いずれ来る将来に備えて!

小学生のうちは、いろいろなことに挑戦して、いろいろなことを経験しましょう。それが夢につながるとは限りませんが、いろいろな経験が学びとなっていきます。勉強を頑張ってほしいならば、余計にいろいろなことを頑張るようにしてみましょう。

 

勉強ができる子は、他のことも器用にこなすことが多いですよね。勉強だけをするよりも、いろいろなことに挑戦していくほうが、効率よく頭脳を育てていくことができるかもしれません。

 

それが、ゲームや漫画だったとしても、小学生にとっては全てが学びとなりますので、認めながら親子で楽しめるといいですね。

 

そして、大きな夢を持てたなら、夢に向かって小さな努力を積み重ねていきましょう。

 

もし、夢を持てなかったとしても日々は続いていき、いずれは生きる糧を得る仕事の選択をする日がくるので、その選択がよりよくなるような知識を身につけたり、夢がないことに負い目を感じる必要がないように親として対応していけるといいですね。

 

では!最後まで読んでいただきありがとうございます。