学問のオススメ

2023年度:早慶大学1年生の長女と公立中学3年生の次女。2人の子育てから分かってきた効率の良い学習や効果の高い勉強法などについてお伝えしていきます。その他、経験に基づいた記事を心がけながら、勉強に役立つ情報をお伝えいたします。

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幼児期に運動をすることの効果~経験からの考察~

長女は高校受験で早慶附属高校に進学し、次女は中学生で定期テストではトップ10に入るくらいに勉強を頑張っています。幼いころから絵本の読み聞かせをしたり、自分から勉強するようになるにはどうしたらいいのか?を考えながら試行錯誤で子育てをしてきました。

 

幼児期が過ぎ去り、今振り返ってみてもっとさせておけばよかったなと思っていることが運動です。幼児期に運動をしておけば、体のバランスがよくなり、さまざまな体育活動に役立っただろうなぁと思っています。本人たちも運動は苦手・・・と思わなくてすんだかもしれません。今から時を戻れるならばもう少し外遊びに連れて行ってやればよかったと後悔しています。そんな後悔をしないためにも、日々の生活に運動をとりいれてみて下さいね。

こんにちは!たこあんどわさびです。

 

幼児期に運動をすることの効果について経験から考察いたしました。私は基本的にはインドアでできれば家で過ごすのが好きなため、子どもたちも家にいるときは外遊びに行くよりも家の中で遊ぶことが多かったです。その当時は子どもたちも特に外遊びを希望しなかったので、家で楽しめればいいかと思っていたのですが、振り返ればもう少し外遊びをしておけばよかったなぁと思っています。

 

6歳までの幼児期における運動習慣が与える影響

6歳までに神経機能は大人の8割にまで発達すると言われています。そのため、幼児期の運動がその後の運動能力に大きな差を生むことが分かってきています。運動することで、体力がつく、けがをしにくくなる、骨折しにくい体になるなど身体的影響と脳の発達を促したり、心を育てたり、性格形成にも役立つ精神的影響の両方に効果があると言われています。

 

では、どれくらい運動すればいいのか?ですが、1日60分以上を目指すのがいいそうです。1日60分以上となるとなかなか大変な時間のように思いますが、幼児にとっては歩くことも、遊ぶことも全て運動になります。

 

運動の基本的な動作としては、立つ、座る、転がる、渡る、ぶら下がるなど体のバランスをとる動きや、歩く、走る、跳ぶ、登る、よける、這う、すべるなど体を移動するときの動き、運ぶ、投げる、捕る、蹴る、掘る、押すなど用具などを操作する動きがあります。これらの動きをいろいろと取り入れて楽しく体を動かすことが大切です。

 

幼児期の運動とその後の成長における経験

幼児期の運動の様子

運動能力は持って生まれたものだと私は思っていました。なぜなら、私の母は走るのが得意で、私も走るのが得意だったからです。だからと言って、何か特別に訓練をしたというわけではなかったので、遺伝かなぁと漠然と思っていたわけです。

 

私の経験談となってしまうのですが、今となっては幼児期にもっと運動をさせてやれば、運動能力は変わってきたんだろうなと感じています。そして、実際、統計としても運動能力は幼児期の運動に関係があることが分かってきています。

 

私の場合

 私は幼児期に幼稚園が遠く、歩いて片道30分の道のりを通っていました。幼児期の運動と言えばこれだけです。もちろん、外で遊ぶのも大好きだったので、1日60分以上は自然に運動していたと考えられます。幼児期は外で活発に遊び、運動で誰かに劣っているとは思っていませんでした。

 

 娘たちの場合

 私が引きこもり要素を持っているため、なるべく外に出たくないからとバス通園で、遊びも公園よりは自宅という幼児期を送った長女と次女。幼稚園では少しは外遊びをしていたと思いますが、基本的にはそれくらいで、時々友達と外遊びをするくらいの感じでした。2人とも運動会ではとにかく最後まで走れば、頑張ったね!という感じで、他の子と比べてだいぶんゆったりした走りを見せていました。 

 

小学生以降の運動成績~走力~

 運動能力は、その時期がくれば少しは開花するのかなとまだ遺伝子説を信じている私はのん気に構えていました。小学生になって体育をしていくうちに変わっていくだろうとも思っていました。

 

私の場合

 特に運動を習い事としてはしていませんでした。しかし、やはり、学校が遠く毎日往復40分以上歩いて通っていました。そのおかげなのか、足が速かった母の遺伝なのかは分かりませんが、小学生時代は男子を含めてもほぼ敵なしの脚力で、リレーではアンカーでゴボウ抜きして4位から1位になるくらいのスピードで走っていました。

 

中学までは同学年の女子の中では1番速く走っていました。高校生になると速い人が増えて、1番とはいきませんが、陸上部で頑張っていました。

 

娘たちの場合

家は学校から徒歩1分。ほとんど歩かずに学校に到着してしまいます。 6人でかけっこをして5位が定位置の娘たち。

 

この頃になってやっと遺伝だけではどうにもならないのか?と感じるようになりました。そのうち遺伝子でどうにかなるかと思っていたのですが、体の使い方はどうやら小さい頃からの積み重ねが非常に重要なのだということにようやく気づきました。

 

ただ、運動能力において遺伝子の力も少しはあるのかなと感じられる出来事もありました。6人かけっこ万年5位の長女が5年生の終わり頃から「最近は少し走るの速いんだよ。」と言い始めて、「ふーん。」程度に聞いていたのですが、6年生の時には代表リレーに選ばれるという珍事がありました。その後も走ることだけは女子の中でクラスで5番目(やはり万年5位!!)くらいの少し速い地位にいられるようになったのです。

 

その当時調べたことによると、やはり遺伝はある程度あって、ふくらはぎの筋肉のつき方などで速く走れる体型という人たちがいるらしいということが分かりました。ただ、運動全般ではなくて走ることに限定されるようです。

 

小学生以降の運動成績~球技等~

球技など技術の必要な運動はどうだったのか?ということですが、それについては、訓練が必要としか言えません。 やはり、運動も経験が必要で、遺伝子の力も少しはあるかもしれないけれど、経験のほうがより重要なのだと感じています。

 

私の場合

まさに訓練不足です。何か道具をもつと全く上手に操れませんでした。振り返ってみると歩くことは日々積み重ねていましたが、道具を使うようなスポーツをしていたわけではありません。

 

かけっこ、水泳、縄跳びのような走る!泳ぐ!飛ぶ!と身ひとつでできる競技は得意だったのですが、道具が何か入るだけでうまく扱えず、基本走る!飛ぶ!でごまかしていました。小学生時代はごまかされていた先生も、中学高校となるにしたがい、基本運動能力だけでは評価してくれなくなったなと思っていました。

 

娘たちの場合

当然のことながら、基本運動能力ももう一歩ですから、道具を操れるはずもなく・・・。道具を操るような運動もしていませんでしたし。今からでもやればできると思うのですが、本人たちができない認定をしてしまっているので、やる気で取り組むことが難しいと感じています。

 

やはり幼児期にしっかり経験をさせてやれば、もう少し上手にできるようになっていただろうなと思うと当時の私の怠慢を後悔してしまいます。

 

 

怪我の頻度

 運動能力と怪我の頻度に関係があるのかどうかは分かりませんが、体の使い方の面において全く無関係ではないのではないかと思っています。小さな怪我を繰り返すことも、体の使い方を学ぶには大切なのかも・・・と思います。やはり、経験が大切なんだと思ってしまいます。

 

私の場合

 大きな怪我は一度もしたことがありません。もちろん、走るのが好きだったので、転んで擦り傷などはよくありました。でも、捻挫など包帯を巻くような怪我は全くありませんでした。大人になってから、一度娘のキックボードで調子にのって転んでしまったことがあるのですが、この時も華麗な受け身で事なきを得ています。

 

娘たちの場合

 2人ともかなりの慎重派です。そのため、日常で転んで擦り傷などはほとんど見たことがありませんでした。しかし、転んだだけで手をつき忘れて歯を床に突き刺したり、階段から落ちて亀裂骨折をしたり、捻挫をしたり、頭からドアに突っ込んでいったりとやらかしてしまうと大きな怪我をしています。慎重派なのでそんなに高頻度であるわけではありませんが、その割には大きな怪我は多いように感じます。運動能力の問題かどうかは不明ですが、疑ってしまいます。

 

幼児期に運動することの効果

 幼児期に運動することは、運動能力を高めると同時に体の使い方をしっかり学んでいくという点において非常に重要ではないかと感じています。また、幼児期にはまだ自分と他者を比べませんから、運動を取り入れることに抵抗が少ないのが良い点です。

 

長女にとっては体育は鬼門で、どう頑張っても評定で5はつきません。オール5にあと1歩だけれど、その1歩はかなり遠いです。

 

私がもっと運動に連れ出してやっていれば、もっと運動を一緒にしていれば、と今さら幼児期に戻って運動することはできないだけに後悔してしまいます。

 

何かの運動ができるという思いは必ず子どもの自信となります。何かの運動ができることで、自分に自信がつきます。自分はできると感じている子は、運動面だけではなく勉強面でも伸びていく可能性が高いです。できる!と思っている子は挑戦することを怖がりませんから、やっているうちにできるようになるのです

 

つまり、運動の効果は、体の使い方を習得したり、けがをしにくくなるというだけでなく、勉強面でもよい効果があるということです。勉強ができる子が運動もできるというのはよく耳にすることではないでしょうか?いろいろなことを経験している子は、そこからいろいろなことを学び、発展させていくことができるでしょう。勉強ができる子になってほしいと思った場合にも、運動は効果的なのです。

 

どんな運動をしたらいいの?

毎日60分以上運動をしようと思うと、運動することが大変だなと感じてしまいます。でも、毎日外で運動しなければならないというわけではありません。歩くだけでも子どもにとっては大切な運動になりますから、近くに買い物に行くときに車でなくては歩いていこうとか、幼稚園は徒歩で行くことにしようなどの選択をするだけでも子どもの運動時間を確保することができます。

 

また、公園で遊んだり、友達とかけっこしたり、遊んでいる時間も大切な運動時間です。違う遊具のある公園に行くだけで、体の使い方の違う遊具に触れることができるかもしれません。

 

雨の日なら家の中で運動遊びをするのもいいですね。幼児用であれば、家の中に滑り台や鉄棒を設置することもできますし、トランポリンもいいですね。必ずしもそういう道具がなくても、タオルをボールにして遊んだり、ハイハイ競争をしてみたり、You Tubeの運動動画で一緒に運動したり、アイデア次第でいろいろな運動をすることができるでしょう。

 

毎日一緒に運動をするのは大変だという場合には習い事をするのもいいのではないでしょうか。

 

習い事であれば、1回60分が基本ですから、簡単に1日60分以上を確保できますね。毎日の生活に運動遊びを取り入れて、プラス習い事でちょっと人にお任せする時間も作りながら、楽しく運動時間を作ってくださいね。運動だってできないよりはできるほうが、絶対に子どもは楽に生きていけるはずですから。

 

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ポイントは1日60分以上!楽しく!いろいろな動きの運動をすること!です。幼児期はあっという間に過ぎていきますので、後悔しないようにできることを楽しく取り入れて、運動してみてくださいね。

 

では!最後まで読んでいただきありがとうございます。