夏休みをどう過ごすのか?はとても大切です。1ヶ月以上ある長期休暇を計画的に過ごすのとだらだらとやる気なく過ごすのでは大きく変わってきますよね。
こんにちは!たこあんどわさびです。
中学2年生の夏休みは人生に一度きり。宿題を早く終わらせて、1、2年生の復習をして、できれば予習まで・・・と親は張り切ってしまうかもしれませんが、なかなか子どもはついてきてくれませんよね。子ども気持ちに寄り添いながら、毎日の継続を目指した学習計画を立てて、遊ぶ時間も大切にしましょう!中学3年生の夏休みは受験生ですから、中学2年生は遊びも勉強も充実させたいですね。
中学2年生の夏休みの過ごし方についてお伝えいたします。
夏休みにすることを把握しよう!
夏休みには時間があるから・・・と思っているとあっという間に過ぎ去ってしまうかもしれません。1日1日を大切に過ごしてほしいですよね。
まずは、夏休みにすることを把握しましょう。夏休みの宿題は必ずしなければならないですし、1学期の復習はしたいですし、時間があるなら資格試験にも挑戦したいですよね。
ただ、中学2年生はまだそんなに勉強へのモチベーションを持っていません。詰め込みすぎたら、やる気がなくなるだけかもしれません。時間があるからと言ってそんなに勉強ばかりできませんよね。それでも、いろいろとしないといけないことはあります。だから、本人とも納得の上で何をするのか?をまず把握していきましょう。
次女の場合には、宿題と英語の音読、新聞コラムの書き写し、数学のワーク、英検の勉強というのを夏休みにすることにしました。また、塾の夏期講習を受けてきたらその日のうちにその日の講義を思い出すという時間を作ることにしました。これらは、毎日少しずつ継続してするものと、出来上がったら完成!というものに分けておきます。
夏休みにすることを可視化する!スケジュール表をつくろう!
夏休みにすることが決まったら、スケジュール表を作りましょう。縦に項目、横に夏休みの日付を入れてスケジュール表を作りました。毎日することは着色して分かりやすくしました。
こんなふうにスケジュールを作ることで、毎日することは色のついたところを確認し、夏休みの宿題などのやってしまえば終了!なものも忘れないように確認することができます。
実行したらマスを塗りつぶし、白い部分の課題は終了してしまえば横線で消してしまいます。1枚で夏休みの課題全てを可視化することができて、あとから思い返して自分の頑張りを感じることもできます。
毎日何をすればいいのか?をすぐに忘れてしまう中学生ですから、ひとつひとつチェックをつけて、毎日継続してやりたいことを忘れずに達成することにも役立ちます。
計画→実行に向けて親ができること
ここまで準備ができれば、やるのを忘れていた!ということはなくなるので、あとは実行するだけですね。
親ができることは継続を促すことです。中学生ですので、ある程度やらないといけないなぁというのは分かっています。でも、なかなか決意通りにできないのが中学生。これは大人だって同じですよね。
計画を立てる時点からきちんと話をして自分でできると思うことを選んでおくことは必要です。親の思いだけで無理な計画を立てたり、子どもが絶対にやりたくないということは計画に入れないようにしましょう。
そして、継続を促す時にも言い方には気をつけましょう。また、完璧を目指さないことも大切です。今日できたことを認めて、明日はこれもできるといいね!くらいで毎日を過ごしていきましょう。毎日実行することを全てできたときには何かご褒美があってもいいくらいです。それくらい計画を完璧に実行することは難しいことだと思っています。だから、全部できなくてもできたことを認めていきましょう。
何も言わずに放置することは簡単ですが、それでは結局1日何もしなかったということになりかねません。何もしていないな・・・・と思った場合にも、「どうして何にもしていないの?」「早くしなさい!」「1日中時間があったんでしょ?」というような非難する言葉をかけるのはぐっと我慢です。
おススメは、「今日は何ができたの?」「とりあえずこれからやってみようか!」「今日やることは終わったの?」と明るく前向きな声かけを目指しましょう。同じ言葉でも、声のトーンを穏やかに変えるだけ素直に受け入れられることがあります。
やるべきこととやりたいこと
中学2年生の場合には、まだ、受験は先の話だと本人は思っていますし、夏休みは、やりたいこととやるべきことのバランスを取る必要があります。やるべきことはしないといけないので、仕方ないですが、そのためにやりたいことを制限しすぎないようにしましょう。やりたいことは、その子の能力アップにつながっているかもしれません。
たとえ、それがゲームだとしても好きなことをしている時間はとても楽しい時間ですよね。それを制限ばかりされると余計にその時間を欲してしまったり、やるべきことを放棄してしまう可能性もあります。
やるべきことはやる必要がある!を前提に、やりたいことの時間も大切な時間として認めていきましょう。やりたいことをする時間が能力を伸ばしているかもしれません。
せっかくの夏休みですから、いつもはできないことにも挑戦して、さまざまな能力を伸ばしていきましょう。勉強ができる子は他にもいろいろなことができる場合が多いのは脳のいろんな部分を使っているからではないでしょうか。勉強だけが子どもを伸ばすわけではなく、生きていくためのいろいろな知恵をつけることも大切です。
中学2年生の夏休みを有意義に過ごそう!
中学2年生の夏休みは本人にとっては、受験までは少し余裕があって、まだ現実的には考えられない時期です。親にとっては受験までなんてすぐだから、今から頑張れ!今も大事だぞ!とは思うのですが、それは人生1度目を生きている中学2年生には分かりません。
ただ、本人たちもやらないといけないなぁとは思っているはずです。できるかどうかが別問題なだけで。1日の負担は軽くして、毎日継続することを目標にしましょう。すごく頑張った日が1日だけあるよりも、ちょっとずつ30日続けたほうが必ず力になります。
何を達成するのか?を考えて毎日の課題を決めて、それを可視化するためにスケジュール表を作りましょう!そして、やるべきこととやりたいことのバランスを取りながら、楽しい夏休みにしてくださいね。
親の対応のポイントは、過ぎたことは気にしない!嫌味にならない明るい言い方を心がける!です。いろいろ言いたいこともありますが、なるべく本人に任せつつ、継続をサポートしていきましょう。
では!最後まで読んでいただきありがとうございます。