小学生時代にしておいてよかったと思えることは、学習習慣を身につけることです。中学受験をする予定のない方なら、学習内容は教科書レベルが理解できるのであればいいでしょう。早慶附属に合格した長女は、進研ゼミを活用していました。
こんにちは!たこあんどわさびです。
小学生のときに学習習慣を身につけることができれば、家で学習することのハードルが下り、中学生になってしっかりとした学習が必要となったときに自分から頑張れるようになるでしょう。
学習時間はそんなに多くなくてよい
長女は小学校5年生まで寝る時間は8時半でした。小学校6年生で寝る時間は9時になりました。寝る時間は変える気がなかったので、それまでにやることを済ますというのが日々の目標です。
小学生の時には学校から帰ってきたら遊ぶ時間です。宿題をしてからでないと遊びに行ってはだめ!というのは子どもにとってはかなりハードルが高いでしょう。その上、早く遊びたいからとにかく終わらせればいい!と雑になってしまうのもあまりよいこととは思えなかったので、宿題は必ずすればよいということにしていました。
長女は食事のあとお風呂に入ってから宿題と日々の課題を頑張っていました。だいたい、宿題に15分程度その他の課題に15分程度だったので、学習時間は30分程度でした。小学校6年生の時には英会話をしていたので30分プラス25分のだいたい1時間くらいが勉強時間でした。
教科書レベルをきちんと理解できる力を目指す!
中学受験をする予定はなかったので、教科書レベルの勉強が分からなくならなければそれでよいと思っていました。1回授業でやっただけの学習はすぐに忘れてしまうけれど、それをもう1回することでしっかりと記憶することができます。
今日学校でした勉強を思い出すだけでも、小学生にとってはよい復習になります。「今日の授業でやったことを教えて!」と子どもに話してもらうことで、子どもは今日の授業のことを思い出すので、その過程が復習になるでしょう。
進研ゼミを活用!
長女は進研ゼミ小学講座を活用していました。教科書に合わせて教材が届き、締め切りが設定されているのがよかったです。長女は、紙に書いて1冊終わらせるというのが達成感があったのと、ダウンロードの待ち時間やフリーズにいらいらするという理由で、ずっと紙媒体のオリジナルコースでした。
進研ゼミの良いところは、完全教科書準拠というところです。教科書で習わないことはでてこないので、これ分からないという問題はありません。いつもだいたい100点満点で解けてしまうのは、なんとなく気分がいいですよね。
そして、赤ペン先生の締め切りがありますので、少し課題が遅れていればまとめて学習して、締め切りまでに赤ペン先生の問題をしてしまいます。それもモチベーションの維持には役立ちました。やはり締め切りのない学習だとどうしても先延ばしをしてしまい、結局やらずに終わってしまったということも起こり得るのでそういう点で進研ゼミはとても優秀でした。
毎日することを紙に書いて貼っておく
子どもはすぐに忘れてしまいますから、いつもすることは紙に書いて貼っておきましょう。何をするのかが目で見てわかれば、自分で計画を立てることもできるようになります。
長女の場合には、「宿題」「英語」「硬筆」「ちゃれんじ」と書いて貼っておきました。「英語」はDMM英会話で25分のオンライン英会話、「硬筆」は課題を1枚、「ちゃれんじ」は課題1回分です。たったこれだけしかないと子どもに思わせるように量は少なくしていました。
できたことを褒める!
それでもできるときとできないときがあります。できたことは認めてあげましょう。できないからといって、寝る時間がくればもうそこで終了です。寝るほうが大事だからです。全てを必ずしなくてもだいたいできていればいいでしょう。全てを学習することよりも毎日必ず学習時間をとって学習するという習慣が大事です。
せっかく一生懸命取り組んでも、それに親が「ほら、これできてないよ!」とか「ノートの字が汚いよ!」という一言をかけることで、子どものやる気は急速にしぼんでいきます。親の言葉は子どものやる気を育てることもできるし、やる気をつぶしてしまうこともできることを念頭において、日々言葉の選び方には注意しましょう。
積み重ねが力になることを実感させよう!
積み重ねた学習が自分の力になっているということを子ども自身が気づくことが、小学生時代の学習習慣を身につけるという目標のゴールかもしれないと感じています。毎日の学習は少しずつであっても、テストで特に困らなかったり、硬筆でよい賞がとれたりすれば、積み重ねが大切なことを分かってもらえるでしょう。
小学生時代に全く学習習慣がないのに、中学生になった途端に勉強時間をとれるかといえばそれは難しいと言わざるをえません。当たり前に学習習慣があるように毎日を積み重ねていけるといいですね。
では!最後まで読んでいただきありがとうございます。