小学生が絵を上手に描くにはどうしたらいいでしょうか?やはり、何度も絵を描くことでどんどん上手になっていきます。でも、なるべく効率よく上手になれるといいですし、できればコンクールで認められるとなおいいですよね。上手に絵が描けるようになるには親の対応も大切です。
こんにちは!たこあんどわさびです。
小学生はちょっとしたポイントをおさえることで、ぐんと上手に絵が描けるようになります。上手に絵が描けるようになるためのポイントと声かけについてお伝えいたします。
絵が上手な子の特徴は?
絵が上手な子は、いつも絵を描いている子ではないでしょうか?つまり、経験によって、絵は上手になるのです。絵が上手になってくるともっと上手に描きたくてさらに絵を描くようになるので、絵が上手な子はどんどん上手になっていきますね。
つまり、絵が上手な子は、絵を描くことが好きな子です。
絵が上手になるためにはどうしたらいいの?
絵が上手になるには、描きたいものを観察して、自分が思ったように描けるようになるといいですね。最初は真似をして描くことも大切です。小学生の場合にはいろいろと細かいことを描き込んでしまいたくなる場合もあるので、その場合にはポイントを絞って大きく描くとメリハリのある絵になるでしょう。目的をもって絵を描くために、コンクールに応募するのもいいですね。
観察力を養う
上手に絵を描くためには、観察力を養うことは大切です。実際には隠れていて見えないものだったり、同じものでも見る角度によって違っていたり、じっくりと見ることでいろいろと気付くことがあります。しっかりと観察してから描くという経験をつみ重ねるとだんだんとどこを見て描けばいいのか?がわかるようになるでしょう。
自分が思ったような線を描けるようにする
描きたい!と思った絵を描くためには、自分が思い描くものを表現する技術が必要です。〇△▢などの単純な形がきちんと描けるように練習してみましょう。丸いものを丸く、四角いものを四角く描けるようになることは、上手に絵を描く第一歩ですね。ゆがみのない線が描けるようになるとぐんと絵はうまくなるでしょう。毎日少しずつ描いてみましょう。
まずは模写から!
最初から素敵な絵が描けるわけではありません。自分が描きたいと思う絵を真似して描くことは、絵が上手になるための近道です。描きたいと思う絵は、好きな絵なので、集中して取り組むこともできます。上手な絵を模写することで、いろいろな技法を学ぶこともできますし、1人では描かないような絵にも挑戦できるので、おススメです。
毎日絵を描く
上手になるためには、何でもいいので、毎日絵を描いていきましょう。毎日少しずつでも積み重ねでぐんぐん上手になるので、1年後には体の成長とともにものすごく上手になった絵をみることができるでしょう。
大きくのびのびと描く
細かいところまで描きたいとき、それはそれでもいい絵です。ただ、何か目的をもって絵を描くときにはポイントをしぼって大きく描くことで、同じ画力であっても上手に見えます。構図を考えて描けるようになるといいですね。
コンクールに挑戦する!
コンクールに挑戦するのもいいですね。絵は必ずしも上手だからいい!というわけではありませんが、小学生の場合には上手に描けている子が評価されやすいです。いつも描いている絵とは違って、目的をもって絵を描くことで、ポイントを絞ったり、何が評価されるのか?を考えて取り組むことで、上達していきます。
コンクールに挑戦する場合には、できれば入賞できるとさらにやる気になりますよね。こちらを参考にしてコンクールに合わせた絵を描いてみてくださいね。
絵で伝えたいことは何か?を考える
絵を描くときに伝えたいことは何なのか?を考えて描くことが、構図を決めるときには大切です。コンクールならば題材が決まっているので、それを考えてから描くといいですね。普段の落書きであっても、女の子の顔がかわいいこと!や男女の体つきの違いを表現した!とか、何か伝えたいことがあるでしょう。伝えたいことを伝えられる絵が描けるようになれるともう一人前ですね。
絵が上手になるための親の関わり方は?
絵を描くことは楽しいことですが、上手に描くのは難しいことです。そして、思ったように描けないもどかしさから絵を描きたくない気持ちになることもあります。無理強いして描く必要はありませんが、できれば楽しく継続していくことが絵が上手になるためには必要です。親はそれをサポートしていけるといいですね。
子どもの絵を否定しない
一生懸命描いた絵ですから、否定しないようにしましょう。どんな絵でも素敵に描けているはずです。まず一言目から否定の言葉が聞こえてきたら、子どものできた!という達成感がしぼんでしまいます。小学生はみんな天才で大丈夫です。絵を否定せずに素敵なところを認めていきましょう。
子どもの絵のいいところを伝える
特にいいところは具体的に伝えましょう。「いいね!」だけではなく、「女の子の表情がいいね。」「構図の取り方がいいね。」「筋肉ムキムキな感じがよくかけてるね!」など、いいところを具体的に伝えられるといいいですね。
子どもの絵の話を聞く
一生懸命描いた絵には子どもが伝えたいことがたくさんあります。話を聞くの面倒くさいな・・・と思うこともあるかもしれませんが、子どもの気持ちを汲んでしっかりと話を聞きましょう。
聞いてみると、「え?この馬みたいなの牛だったの?」となかなか興味深いこともあります。ぜひ、ゆっくりと絵の話を聞いてみてください。
改善したらよくなるところを1つだけ伝える
子どもの絵は発展途上ですから、いろいろなところに難もあります。いろいろと言いたいところですが、そこはぐっと我慢して、改善したらいいところを1つだけ伝えられるといいですね。1つだけなら子どももなるほど!と聞いてくれるかもしれません。
これがあまりたくさんあるとせっかくの絵の価値が下がったような気がして、結局は1つも改善を受け入れられないかもしれません。だから、1つだけ。
特に何も伝えなくていいと思うならほめるだけでも大丈夫です。ただ、何か言いたいことがあるならば、1つだけにしておきましょう。
いろいろな画材があることを伝える
小学生は、まだ、知識が足りません。だから、いろいろな画材があることも知りません。学校で使うだけではない画材があることを伝えることで、興味の持てるものがあるかもしれません。コピックやパステルなど使ったことのない画材を実際に手に持つことで、新しい絵が描けることもあるでしょう。
また、最近は、デジタルでも絵を描くことができます。パソコンやタブレットとペンがあれば描くことができるので、画材で部屋が汚れることもありません。
その子にあった画材が見つかるといいですね。
いろいろな技法があることを伝える
絵を描くときには上手に描くためにいろいろな技法があります。こんな描き方もあるよと伝えることで、子どもはすぐに吸収して面白い絵を描いてくれるでしょう。どうしたら、簡単に上手に描けるかな?を親が考えて伝えることも、絵の上達には役立ちます。
親は絵について全然分からないという場合には、プロの力を借りるのもいいですね。こちらはデジタル画を教えてくれるオンライン絵画教室です。次女が受講中で、毎月変わるカリキュラムを楽しんでいます。
素敵な絵を鑑賞する
世の中にはいろいろな絵があることが伝えられるといいですね。写真みたいに素敵な絵、色がきれいな素敵な絵、自分でもかけそうだけど素敵な絵、世の中にはうまいだけではなく、味のある絵がいろいろとあります。どんな絵でも素敵なことを伝えながら、絵の知識を増やしていけるといいですね。
絵に集中しているときに邪魔しない
子どもにはやってほしいことがいろいろありますよね。絵も描いてほしいけど、絵だけじゃダメというような。でも、絵に集中しているときには邪魔せずにそっとしておいてあげましょう。きっとしばらくしたら、うれしそうに絵を見せてくれるでしょう。
絵を集中して描く能力が、中学生になった時に、勉強に集中して取り組む能力になるかもしれません。勉強がよくできる子は、器用にいろいろなことをこなすことが多いです。いろいろな才能が、別の才能も伸ばしていくのです。
絵が好きな子の才能を伸ばしていこう!
絵を描くのが好きな子の才能を伸ばしていくためは、楽しく集中して毎日絵を描いていくことが必要です。絵が上手になるためにはある程度訓練が必要で、繰り返し描くことで必ず絵は上達していきます。
親の関わり方で子どもの絵への興味をさらに深めることができます。上手に関わって絵が大好きなままでいられるといいですね。そして、毎日のように描いているうちに、できなかったことがいつの間にかできるようになっているはずです。
絵が好きな子の絵の才能を伸ばしていきましょう!
では!最後まで読んでいただきありがとうございます。