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2023年度:早慶大学1年生の長女と公立中学3年生の次女。2人の子育てから分かってきた効率の良い学習や効果の高い勉強法などについてお伝えしていきます。その他、経験に基づいた記事を心がけながら、勉強に役立つ情報をお伝えいたします。

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新聞の要約勉強法ー長女の実例②ーAYA世代

新聞記事の要約練習をはじめて第2回目です。新聞記事の要約は、その記事について深く考えることができて、小論文、作文、面接においてきっと役立つでしょう。

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こんにちは!たこあんどわさびです。

 

今日は長女の要約練習の2回目をアップします。ブログアップはやる気の維持にとてもいいようで嫌がらずに取り組んでくれました。

 

長女の要約練習の入力方法は?

 私は携帯の入力方法の現在主流である上下左右の文字を選んで登録していく・・という方法に慣れる前に挫折しまして、キーボード方式で入力しています。携帯は小さいのでミスタッチも多いのですが、慣れているという安心感でずっとキーボード方式です。

 

それを子どもが使うタブレットにも設定しています。そのため、長女はLINEなどを使っているときにキーボード配列で入力しています。私がそのほうが使いやすいという理由だけでそうしていたのですが、タイピングは異常に速く、ブラインドタッチの私よりもすごいスピードで入力することができます。ただ、ブラインドタッチではないんです。今後ブラインドタッチをマスターできればさらに速くなるんだろうなと思っています。

 

そういうわけで要約練習は直接ブログに入力してもらったものを全く手を加えずに公開しています。要約終了時間は長女がブログ入力を始めてから終わるまでの時間となります。文字数も簡単にカウントできて、長女としても自分で字を書くよりも入力するほうが楽なのでこの方法はいいと気に入っているようです。

 

長女要約練習実例

 読売中高生新聞のトップ記事がトップと見開きの3ページで展開されているのですが、それを1000字以内、記事を知らない人が読んでも分かるように要約することを目的としています。

 

ーーー長女要約 6/7読売中高生新聞ーーー

この記事は15~39歳でがんと戦う、AYA世代と呼ばれる人々が抱えるさまざまな思いや悩みについて書かれている。統計上、AYA世代で1年間にがんを発症する人は約2万1400人いる。19歳までは白血病が多く、20~29歳は胚細胞腫瘍、30~39歳は乳がんが一番多いことが分かった。

 

白血病を克服したタレントの友寄蓮さんもAYA世代の1人として多くの悩みに直面してきた。彼女が異変を感じ始めたのは高校2年生の秋だった。微熱やせき、だるさ、息切れがひどく病院に行ったがいつも診断は風邪だった。しかし鼻血が止まらなくなったことがきっかけで別の病院に行ったところ、急性リンパ性白血病と判明。すぐに抗がん剤の投与が行われたが、副作用で髪は抜け、顔は腫れ、手足は筋力が落ちてやせ細り、日に日に変わり果てていく自分に対して、充実した悩みを持つ友達に攻撃的な態度をとったこともあった。しかしそんな中でも友達との約束は心の支えとなった。その後退院したけれど日常生活すらままならない日が続いたという。彼女は今、「病気になって日常の小さなことが幸せだと気づくことができた。同じように悩むAYA世代の力となりたい。」と話している。

 

世の中にはAYA世代専用病棟というものがある。病棟内には学習室や談話室のほか、ゲームや漫画、ピアノなどが置かれたプレールームもある。以前ここに入院していた人々は「ここにきて助けてもらうことも大切だと知った。」「居心地がいい」「意見を出し合ってもっとよりよい場所にしていきたい」と話す。

 

このようなAYA世代のがん患者は実際どんな課題に直面しているのだろうか。原純一副院長によると、同世代と同じことができないこと、副作用による見た目の変化、今後の就職や進学、結婚、出産についての悩みが多いようだ。小児と成人のはざまで感じるAYA世代の患者の孤立を防ぐために、悩みを相談しやすい環境を作り、学習支援や就職先の紹介を積極的に行うことが大事である。

 

先日白血病を公表した競泳の池江瑠花子選手は、3月13日にはツイッターで「まだまだ諦めないぞー!」とつづるなど、五輪への前向きな気持ちをのぞかせている。池江選手の指導コーチによると治療は順調にすすんでいて、3週間前から無理のない範囲で自転車型のマシンを使った運動をしているようだ。

 

ーー要約終了までの時間およそ35分 958文字ーー

 添削・・・?!

 

今回は最後がなんかちょっともったいないなと思いました。タレント友寄蓮さんのあとに池江選手の話を挟めばよかったかなという感じです。そうすればまとめを最後にもってこれて要約が締まるのではないかと思いました。

 

長女の感想

 上記の添削・・・?!を長女に伝えたところ

長女「え?でも池江選手のことを伝えたかったんでしょ?」

母「いやいや、池江選手のことがあったから、そういうがん患者さんが世の中にはたくさんいて、いろいろなことに悩んだりしているということを伝えたいんだよ。」

長女「んーー、でも、結局池江選手の現在を伝えたいのかと思った。あと、前回は別枠記事が変なところにあるって言ってたから、別枠記事を別でもってきたんだよ。」

ということでした。

 

別枠記事の要約への取り入れ方をちゃんと学んでいたのだと思いました。今回はその取り入れ方がその時々で違うということを学んだのではないかと思います。

 

そして新聞記者のことも考えたようです。長女の主張では、記者は結局、池江選手の近況を1番伝えたかったのだということでした。確かに池江選手の近況を伝える情報はそれほど多くないでしょうから、それを伝えたいために今回の記事ができたのかもしれません。長女に言われて私も少し考えてしまいました。

 

今回2人で、AYA世代ってなんだ?と疑問に思いました。しっかりと読むことでよく知らなかった言葉を知る機会になります。ぜひ、新聞の要約練習を取り入れてみて下さいね。

読売中高生新聞のホームページはこちらから 

 

では!最後まで読んでいただきありがとうございます。