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2023年度:早慶大学1年生の長女と公立中学3年生の次女。2人の子育てから分かってきた効率の良い学習や効果の高い勉強法などについてお伝えしていきます。その他、経験に基づいた記事を心がけながら、勉強に役立つ情報をお伝えいたします。

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新聞の要約勉強法ー長女の実例⑤-戦争遺跡は語る

 本日分の新聞の特集記事の要約を本日取り組むことができました。今回は終戦記念日直前ということで、戦争遺跡についての特集でした。戦争については二度と繰り返さないためにも勉強をして、悲惨さや残酷さ、愚かさについて理解してほしいと思います。

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こんにちは!たこあんどわさびです。

 

新聞要約勉強法の実例第5回です。新聞をしっかり読むといろいろなことが分かります。知らない言葉を身につけたり、新しい知識を手に入れたり、国語力にも直結します。長女の作文練習として新聞の要約をしています。記事の内容を知らない人にも伝わるように要約することを目指しています。

 

長女要約勉強法実例⑤ 

ーーー8月9日読売中高生新聞ーーー

 

太平洋戦争のときに作られた戦争遺跡が日本にはたくさんある。

 

長野県にある象山地下壕では岩の運搬に使われたトロッコの枕木や、測量に使われた跡などを見ることができる。

 

戦争遺跡の例としては、北海道には建物に空けられた穴から銃を撃って攻撃するトーチカがある。

岩手県には花巻防空監視哨聴音壕席とよばれる飛行機の接近をいち早く察知するための円柱の建物がある。

東京都には重婚の跡がある駅や焼けた跡の残る橋などがある。他にも、京都府の槙山砲台や神奈川県の旧陸軍登戸研究所、日吉台地下壕、沖縄県のアブチラガマなどたくさんの遺跡が存在する。

 

これらの遺跡はそのまま放っておくと劣化し、倒壊の恐れから取り壊されてしまう。そのため後世に残すには地域の人たちが、そこで何が起こったのかを知ることによって遺跡の価値を理解し、伝えていくことが必要となる。

 

ーーー要約時間20分 360文字ーーー

採点・・・?!

今回はただの遺跡の羅列になってしまい、要約できているとはいえないですね。1番紙面で語られていて、重要な話題である「松代大本営」地下壕についての記述が、トロッコの枕木や測量跡だけというのはあまりに内容が薄すぎます。ただ、遺跡の羅列部分についてはなかなか良くまとめられたのではないでしょうか。

 

 「松代大本営」地下壕については下記くらいのまとめを入れてほしいと思います。

 

「松代大本営」地下壕は、1944年11月から本土決戦に備え、東京から離れた長野県松代町に政府の中枢機関の移転先として極秘に工事がすすめられたものだ。約1万人がそこで仕事をすることができるような広さの地下壕を約1万人の人手を使って作ろうとしたそうだ。総延長10kmに渡って掘りぬかれた地下壕では、その工事でダイナマイトの爆発に巻き込まれるなどでして命を落とした人も多い。工事の8割を終えたところで終戦を迎え、この地下壕を使うことはなかった。

 

そして、最後のまとめには「終戦から74年がたち、戦争について語ってくれる体験者は少なくなっている。それだけに戦争遺跡が重要となってくる」という感じで、戦争の愚かさや悲惨さを伝えて、二度と繰り返さないことを後世に伝えていくというようなまとめを入れてほしいところです。

 

戦争遺跡だけの記事として捉えるのではなく、戦争を知って、平和を大切していくという要約にしてほしいと思います。

 

記事を要約して記述力を鍛えよう!

読むだけでなく要約をすることは、記事の内容を自分で理解してから文章にすることで知識を身につけたうえで作文力を鍛えます。また、文字で伝える媒体として非常に優秀な新聞の文章を抜粋しながら書くことで、正しい文章を身につけることもできます。もし、要約するのが大変なら丸写しでもきっと力になるでしょう。

 

新聞を活用して時事問題を攻略し、作文力まで手に入れましょう。大学入試改革を2021年に控え、記述力は非常に重要視されています。作文力を手に入れるのには時間がかかります。ぜひ、新聞を活用して、コツコツと努力を重ね、国語力、作文力のアップを目指してください。

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では!最後まで読んでいただきありがとうございます。