新聞を読んで記事要約することで、時事問題に強くなり、要点をとらえてまとめることで作文の勉強になります。伝えることに特化した新聞の言葉の選び方を身につけることができれば作文、小論文、面接の強い武器になると思っています。
こんにちは!たこあんどわさび です。
5月31日の読売中高生新聞のトップ記事の要約勉強法の実践記事です。ブログアップでモチベーションを維持していきたいと思っていますので、温かい目でおつきあいいただければと思います。
時事問題に強くなるために新聞活用の記事はこちらになります。
長女の要約練習実践編
ーーー長女要約 5/31読売中高生新聞ーーー
近畿大学では今、マンモスを復活させるための研究が行われている。先日、この大学の研究チームが発表した論文には、2万8000年前のアジアゾウの細胞核をマウスの子宮に移植し、そこに卵子を戻すことで細胞分裂寸前まで動いていたと書かれていた。しかしマウスをアジアゾウにかえて行った実際の実験ではDNAの損傷が激しく、細胞分裂にはいたらなかった。これに対して加藤教授はマンモスの遺伝子の情報をできる限り蓄積することでマンモスの細胞を作り出すことは可能であると述べた。このような研究はハーバード大学などでも行われている。
一方、DNAを安定的に保存できるのは10万年程度が限界のため、恐竜の再生は今のところ不可能のようだが恐竜の子孫の特徴的な塩基配列を特定してその情報を蓄積すれば、遠い未来、恐竜復活はありうるかもしれない。
また、一口にマンモスといってもステップマンモスやコロンビアマンモス、ケナガマンモスなど種類は様々である。しかしわれわれがマンモスと聞いて一番に想像するのはアジアゾウより少し大きいぐらいのケナガマンモスだ。氷河期は日本とシベリアが陸地でつながっていたためケナガマンモスは北海道にも進出していた。そのため永久凍土からたくさんの化石が発見され、われわれがイメージしやすくなっているのである。ちなみに永久凍土にねむるマンモスの化石を掘り出そうとしているハンターもいるようだ。
寒冷地に進出したマンモスはその環境に適応するように姿を変え、生息範囲を広げて頭数を増やした。しかしなぜマンモスは絶滅してしまったのか。その原因は人間にあると考えられている。かつてのウクライナではマンモスの牙や骨を使って住居を作っていた。人間による乱獲、ウイルスの流行も原因であった、など諸説ある。
また、マンモス復活が技術的に可能になったとしても、議論しなければならない問題はたくさんある。福祉、生態系、論理の問題だ。このような問題についてすでに国際自然保護連合が、「保全のための絶滅種の代用種作成に関する基本理念」を策定しているが、われわれは、技術の発展には論理をはじめとするさまざまな問題が伴うことを忘れてはならない。
ーー要約完了までの時間およそ50分。895文字ーー
何を目指して要約したか?
見開きの新聞記事を1000字以内でまとめてみようと頑張りました。全く記事を知らない人が見て分かるように書くことを目的としました。
添削...!?
恐竜記事とハンターの件は別枠展開されていたのですが、それを本文に組み込んでしまっていまいち流れが良くないかなというのが気になるところです。しかし、最初にしてはわりとよくできているのではないかと思っています。
私もブログを書き始めて1ヶ月半が過ぎ、ずいぶんと文章を書くことに慣れたなぁと感じています。誰かに添削されるわけでもなく、ただ書き続けるだけでも文章力はあがると分かりました。
長女の感想
最初の記事要約後の感想は「なんかすごい立派な文章書いた気分!!結構楽しい!」でした。このまま受験勉強の息抜きくらいの立ち位置で続けていけるといいなと思っています。
では!最後まで読んでいただきありがとうございます。