作文の受験対策として新聞の要約練習をしています。今回は6回目。要約することにはだんだん慣れてきているようです。
こんにちは!たこあんどわさび です。
長女の新聞要約実例6回目です。1000字以内で読んでいない人にも内容が伝わるように要約することが目標です。長女が直接パソコンに入力したものをそのまま公開しています。
長女実例
ーーーー読売中高生新聞8/16 色彩のチカラーーーー
「色」とは光が目に入って神経を刺激し、その刺激が脳に送られることで認識されるものである。人間の目が認識できる光、可視光線はさまざまな波長で構成されており、光の色は波長の長さによって異なる。
そのなかでも黒は光を吸収する色として知られている。黒は目に見える可視光線だけでなく、赤外線や紫外線といった目に見えない波長のエネルギーも吸収する。よって、さまざまなエネルギーを得て、暖かく感じるのだ。黒が光を吸収して暖かくなることは実験の結果でも明らかになっている。
また、色は人間の心理状態にも影響を与えている。これは色が脳に伝わる際に、記憶をつかさどる海馬や、感情をつかさどる扁桃体に伝わるためである。これを利用して色を使って自分をコントロールすることもできる。例えば、心を落ち着けたいときや集中したいときは寒色系、テンションを高めたいときは暖色系、といったものである。
このように人間の感情をも左右する色には好き嫌いも存在する。日本、中国、韓国、アメリカ、オーストラリア、南アフリカの6カ国で色の好き嫌いの調査を行った。これによると、性別、年代、地域を問わず世界的に好かれる色は青であることが分かった。逆に嫌われていたのは濃い黄土色だ。
国によって異なったのが白に対する評価で、日本、中国、韓国のアジア3カ国では白が上位3位以内に入っていたが、アメリカ、オーストラリア、南アフリカには入っていなかった。このような差には扱ってきた宗教などこれまでの歴史も関係している。
ーーーー要約時間20分 627文字ーーーー
採点...!?
おおむねまとまっていると思いますが、サブタイトルは少し気にしてほしいかな!と思いました。大きなサブタイトルに[「夏服は白」のワケは?]がありますので、黒の部分で白についても触れてあると良いかなと思います。サブタイトルは、筆者が重要だと思ったり、興味を引いたりするのに使われていますから、要約するときには気にしてほしい場所だと思います。
錯覚、安全色、流行色については別枠で説明がされていました。これらについても少し触れてあると良いですね。
要約すると身につくこと
新聞を要約することで、知識を深め、人に伝える文章を書く力が身につきます。新聞自体が伝えることを目的とした媒体ですから、文章を読み込むことで自然と正しい文章を身につけることができるでしょう。続けることで必ず力になります!
忙しい受験生には週1回届く中高生新聞がおすすめです。こちらの記事を参考にしてくださいね。
では!最後まで読んでいただきありがとうございます。