夏休みをどう過ごすのか?というのは高校受験生にとってとても大切なことです。理科は夏休みに総復習をしましょう。復習リストとまとめノートを活用して、外部模試や実力テストのたびに見直してどんどん知識は定着させていきましょう。理科は勉強すれば点数が取りやすい科目です。ぜひ夏休みを有効活用しましょう。
こんにちは!たこあんどわさびです。
夏休みの長い自由時間を有効活用して高校受験のために理科の基礎を固めましょう。しっかり勉強すれば必ず点数が上がっていくのが理科です。理科にスポットをあてて勉強法についてまとめました。
理科の勉強時間はどれくらい?
理科の勉強時間は夏休みなら1日1時間程度はとりたいところですね。理科の場合には毎日必ずでなくても、1日おきに2時間など取り組む日、取り組まない日があってもきちんと継続さえすればどんどん伸びていく科目です。高校受験本番までに、これくらいでいいだろうではなく、ひとつも穴はないという状況を目指して取り組んでいってほしいですね。
まずは総復習!1年生~3年生の教科書ワークを活用しよう!
まずは総復習です。定期テストに出たときには勉強したけれど、終わってしまえばもうみることもないという中学生がほとんどではないでしょうか?高校受験は中学1年生~の範囲が入試の範囲となり、理科は単元ごとに勉強内容がガラッと変わるので、1年生の範囲からきちんと見直していくことが大切ですね。
1年生~3年生の学校配布のワークを全て解いていきます。もしも学校ワークに書きこみをしているなど使いにくいようであれば、教科書に準拠したワークを用意しましょう。公立高校であれば教科書を超えた問題はでません。まずは基本の教科書問題を全て解けるようになるのが目標です。
ほとんど解けない単元があれば教科書をしっかり読もう!
ワークをみてほとんど解けないと思うようであれば、その単元について教科書をしっかり読みましょう。実験は目的、実験方法、道具や試薬、結果について全てをセットにして覚えましょう。
暗記が必要な単元
教科書の音読が効果的です。とにかく音読してみてください。1度ではなく、3度、4度と回数を重ねると頭に入ってくると思います。全く分からない単元で試してみてください。
最初から覚えようとして音読する必要はありません。最初の1、2回はさらっとどんなことが書いてあるのか?が分かればいいくらいで、ざっくりと読みます。3回目、4回目と回数を重ねるうちに分かることが増えてくるはずです。人間の脳は何度も入ってくる情報は大切な情報だから覚えよう!とします。だから、1日1回音読を何日か続けることでかなり多くの情報を覚えることができるでしょう。
計算が必要な単元
計算が必要な単元が苦手・・・と思っている受験生が多いかもしれません。しかし、中学生の理科の計算問題はそれほど難しいものではありません。何度も問題を解くことが1番の近道です。
公式を理解してもそれを実際に使えなければ意味がありません。教科書の問題を解いて、ワークの問題を解いて、自分で答えにたどりつけるようになるまで、同じような問題を見つけて何度も解いてみましょう。
丸つけのたびに復習リストに書きこもう!
ワークに丸つけをしたら、復習リストのノートに間違えた問題を書きましょう。復習リストの書き方は次の記事を参考にしてみてください。
復習リストにどんどん書き込んで、覚えたらどんどん消していって、定着を確認しながら覚えましょう。
単元ごとに自分だけのまとめノートを作ろう!
理科では図や表、実験を理解する必要があります。問題を解いてよく分からなかったものはまとめノートに書いてみましょう。特に図、表、実験についてはノート1面を使って大きくまとめ、覚えるべき点を書いておくといいですね。
理科のまとめノートは単元ごとにまとめたいので、ルーズリーフを使うと便利かもしれません。あとからページをつけたしても単元ごとに整理できますね。単元ごとに自分にとって必要なことだけをまとめていきましょう。知っていることをわざわざ書く必要はありません。復習リストでなかなか覚えられないところを書いていくノートにしましょう。
問題を解いては復習リストを作り、復習をして、復習リストから消していきます。そして、なかなか覚えられないこと、どうしても忘れてしまう公式などをまとめノートにまとめていくのです。まとめノートの内容は本当に自分に必要なことだけをピックアップすることが大切です。
全体的に全てをまとめたいのであれば、市販にプロがまとめてあるものがありますのでそれを活用しましょう。全体的に分からないのであれば、まとめてあるものを使って覚えて、何度も演習を重ねたほうがいいでしょう。その努力をしたうえで、本当に覚えられないことをまとめノートに書き留めるといいです。
分かっていることまで、まとめようとすると膨大な時間がかかります。高校受験の勉強は分からないことを分かるに変える!ということを繰り返していくのが1番の近道です。分からないを見つけたら、それをどうやったら分かるに変えられるのか?を常に考えましょう。
夏休みの終わりには何度も見直せるまとめノートを完成させておこう
各単元ごとに、ワーク演習→復習リスト作成→ワーク演習→復習リスト作成&復習→ワーク演習→復習リスト作成&復習&復習リスト削除→まとめノート作成のように勉強をすすめていきましょう。夏休みの終わりには、テスト前にはこれだけ見直せばいい!というまとめノートが完成しているといいですね。
夏休みまでの単元はこれで完全に見直しができていて、今後の見直しはまとめノートだけという状況になっていれば、あとは新しい単元を追加していくだけでいいので、2学期以降、理科にとられる時間は少なくなるのではないかと思います。まとめノートを時々見直すことでそこにいたった勉強についても思い出せるので、どんどん記憶は定着していくでしょう。
まとめノートを作ったら、1週間~2週間に1回ざっと見るだけでもいいので、復習をしましょう。夏休みの勉強を忘れる前にまとめノートを見直すことが大切です。
夏休み中に1度は過去問を解いてみよう
理科に限ったことではありませんが、夏休み中に1度は志望校の過去問を解いてみましょう。入試問題は中学3年生までの全ての範囲がテスト範囲になるので、知らない問題もあると思います。ですが、意外に習った問題が多いと感じるかもしれません。
今の実力でどれくらいの問題が解けるのかを知ることで、どれだけの努力が必要なのか、どんな努力が必要なのかを知ることができるでしょう。1度でいいので過去問を解いてみてくださいね。
その時気をつけてほしいのは、全然解けないからと言ってあきらめない!ということです。過去問は受験直前まで勉強をしていくことで、どんどん分からない⇒分かるになっていきます。1番最初にできないのは当たり前です。自分の現状を自分で冷静にとらえるために活用しましょう。
基礎ワークと発展ワークで完璧に!
教科書レベルのワークが完璧に解けるようであれば、ぜひ、夏休みの長い時間を使って発展ワークを解いてみてください。発展ワークについても同じように間違えた問題→復習リスト→まとめノートでまとめてみてください。
おすすめ基礎ワーク
とにかく基本を徹底的に復習しましょう。
それぞれの教科書に準拠したワークになりますので、教科書のふりかえりにはぴったりです。自分が使っている教科書がどの出版社のものなのかを確認して間違えないように購入してくださいね。1年~3年まで各1冊ずつあります。
おすすめ発展ワーク
難関私立や国立の高校を目指す場合にはこちらの発展ワークがおすすめです。問題は難関校の入試問題となりますので、かなり難しいです。自分のレベルに合わせて使ってくださいね。
公立高校を目指している場合にはこちらの全国の公立高校の入試問題を集めた問題集はいかがでしょうか。実際に出された問題ばかりが集められていますので、演習としてぴったりで
まずは基本をしっかりと勉強して、復習リストからまとめノートを作成し、高校受験に備えた夏休みを送ることができるといいですね。
では!最後まで読んでいただきありがとうございます。