高校受験生にとって英語が得意か不得意かは受験に大きく響くのではないでしょうか?本格的に勉強をし始めたのが中学生になってからの英語は、夏休みにしっかり勉強することで3年分の勉強の総復習をすることが可能です。得意な人はより得意に、不得意な人は得意な科目に変えることができるように夏休みを過ごしましょう。
こんにちは!たこあんどわさびです。
夏休みの英語の勉強は、今のレベルによってやるべき勉強が変わってくるでしょう。全くのお手上げ状態の人から教科書レベルなら問題ない人まで、いろいろなレベルの受験生がいると思います。
ただ、この差は3年間(正しくは2年と1学期分)だけの差です。もちろん、幼少期から習っていて基本ができた上で中学生になった人もたくさんいると思います。しかし、勉強として本格的に習い始めたのは中学1年生ですから、中学1年生からの総復習ができればよいというわけです。
全くのお手上げ状態から勉強しないといけない人は英語の時間をしっかりとってください。英語の時間として1日2時間くらい時間がとれるといいですね。
レベル別にしたほうがよい勉強法と全員がすれば効果のある勉強法についてまとめました。
レベル別勉強法
英語のレベルに合わせて勉強していきましょう。英語は積み重ねの科目ですから中学3年生でも1年生の勉強が分からなければ、そこまで戻って学習をしなおすのが1番の近道です。
中学1年生の問題も難しいレベル
中学1年生は本格的な英語学習の導入部分となります。しかし、アルファベットから始まり、あいさつや自己紹介、基本の文法、長文までかなりのスピードで習っていくことになります。理解する前に次に進んでしまうことで、ここでつまづいてしまっていることもわりとよくあることだと思います。
英語がどういう教科か分かっていますか?
まずは、英語がどういう教科なのかと考えたことがありますか?英語は言葉です。日本語と同じように話す人によって、いろいろな表現がされるコミュニケーションツールです。しかし、中学生にとっては、ピリオドひとつ抜けてはいけない非常に窮屈な科目になっています。
いろいろな国の人と会話をして、交流を図るためにあるのが英語です。実際は意思疎通ができればいいのです。でも、今は受験生なので、得点をとれる英語を学ばなければなりません。得点のとれる英語を学びながら、日常生活への活かし方も考えていくと少しは楽しい教科に思えるのではないでしょうか。
アルファベットは書けますか?
基本中の基本ですね。アルファベットはきちんと書けますか?ここからつまづいていると少し大変ですが、しっかりとやり直すことが大切です。
アルファベットとあいうえおでは、音の点で違うため最初は少し混乱するかもしれません。日本語は発音はあいうえおと表記されたものがどのような順番になっていても、「あ」は「あ」と読みます。
そんな日本語に慣れていますから、「A」は「えい」と読むのに、単語になって「aniversary」となると「あ」と読んだり、「April」だと「えい」と読んだり同じアルファベットなのに読み方が変わってくるというのになれないかもしれませんね。
とりあえずは言われたアルファベットが何も考えなくても書けるようになりましょう。
中学1年生の教科書勉強法
中学1年生の教科書はとにかく音読です。どのレベルにもいえることですが、英語の音読はかなりの効果を発揮します。実際言語を覚える過程は、赤ちゃん時代を考えればいいのですが、聞く→話す→読む→書くという順番で覚えていきます。
赤ちゃんよりも中学生の学習能力は高いですから、中学1年生から「書く」でテストをするわけですが、つまづいている場合には書くことがかなり高度なことであると分かると思います。
そこで音読です。音読は聞く→話す→読むの3段階を一気に学習できるのです。まずはすらすらと英語を読めるようになってから書く学習をしてみてください。
中学2年生からつまづいたレベル
簡単な文章は大丈夫だったんだけれど、文法が複雑になって、単語も増えて・・・中学2年生ぐらいから英語がつまらなくなった人も多いかもしれません。
単語はどれくらい理解できていますか?
単語はどれくらい理解できていますか?やはり単語を知らなければなかなか理解に結びつかないですね。単語はしっかりと復習しましょう。高校入試用の単語帳を1冊しっかりと覚えてしまうのがいいですね。
こちらは音声をダウンロードできたり、アプリで英単語を覚えることができたり、パソコンで単語テストを作ることができたりとなかなかオールマイティな単語帳になっています。有効活用できるといいですね。
文法を理解しようー日本語と英語の違いー
日本語と英語で1番混乱してしまうのが動詞ではないかと思っています。日本語でも「走れる」「走らない」「走ろう」「走るでしょう」など自然と活用させて使っています。
これが、英語になると助動詞を使って文章を作ります。助動詞はいろんな種類があって、それによって動詞も少し形を変えたりしますね。しかも主語の直後が動詞の場所です。日本語では最後にある動詞が文の2番目の位置にいるということで混乱してしまうことが多いのではないかと思っています。
日本語と英語の違いを考えながら、まずは動詞と助動詞をまとめて覚えなおしてみましょう。
中学2年生~3年生1学期の教科書勉強法
はい!こちらもやはり音読です。すらすらと止まることなく読めるようになるまで、何度も何度も読んでみましょう。できれば、読みこんで全部暗誦できるくらいになってみましょう。
さらに、主語と助動詞、動詞にそれぞれ線をひいてみるのもいいですね。教科書全部の文章で、主語と助動詞、動詞が分かるようになれば文法も身についてくるのではないでしょうか。
どのレベルでもしたほうがいい勉強法
英語は言葉です。言葉を習得するときにしたほうがいいのはやはり会話ではないでしょうか。そして避けては通れない受験勉強の英語です。
オンライン英会話
夏休みは授業のあるときに比べて時間をとることができますので、1日25分のオンライン英会話を取り入れてみてください。会話をすることの楽しさが学べるかもしれません。耳から聞いて話すという基本的な学習ができますので、基礎があってもなくてもそのレベルに合った英語の習得に非常に効果があると考えています。
早慶附属を目指す長女も夏休みはオンライン英会話をする予定です。こちらの記事も参考にしてください。
無料体験もいろいろなオンライン英会話でしていますので、体験だけでもしてみてくださいね。
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音読
レベルに合わせてしっかり音読しましょう。毎日5~10分でいいので継続して読みましょう。まずは教科書レベル、それに慣れたら問題集の長文でもいいでしょう。
過去問
受験生ですので、過去問が解けるようになること=入試問題が解けるようになることが最終目標です。夏休み中に1度は志望校の過去問をといてみましょう。今現在の実力が分かって今後の努力の目安にできるといいですね。
問題集
書き込んでいなければ学校のワークでもいいと思います。書き込んでしまっているまたはもっとレベルの高い勉強がしたいなどの場合には1冊自分のレベルに合った問題集を用意しましょう。1冊まるまる全ての問題が解けるようになるのが目標です。1度解いて間違えた問題は2度目を解き、それでも間違えるものは復習リストに書いてくり返し覚えましょう。
復習リストについてはこちらの記事を参考にしてください。
夏休みに英語を得意科目に変えよう
英語は積み重ねの教科ですが、まだ、積み重ねている時間がそんなに長くないのでとりかえすことができます。でも、やっぱり積み重ねが大切ですので、夏休みは毎日英語を頑張ってみてください。本気のやる気で取り組んでみましょう。夏休み明けには英語が得意科目になっているといいですね。
では!最後まで読んでいただきありがとうございます。