リビング学習が成績を上げる!東大生はリビング学習をしていた人が多い!という話を聞くことはよくあるのではないでしょうか。実際にリビング学習をしている人もたくさんいるでしょう。
こんにちは!たこあんどわさびです。
実際にリビング学習をしているけれど、あんまり効果を感じない・・・という場合や、リビング学習っていつまでするのかしら・・・とうんざりしてしまっている場合にはこちらの記事を読んでみてくださいね。リビング学習はうまく進めていければ効果が高いですが、反面、子どものやる気を失わせてしまう場合もあります。
リビング学習が向いている家庭、そうでない家庭があります。リビング学習のメリット・デメリットから、我が家の子どもにとってリビング学習がいいのか?わるいのか?を1度考えてみてください。
効果的なリビング学習とリビング学習はいつまでするのか?についてお伝えいたします。
- リビング学習のメリット・デメリット
- リビング学習に必要な環境は?
- 効果的なリビング学習は?
- 子どもの気持ちを大切にしよう!
- リビング学習はいつまでするのか?
- 効果的なリビング学習で成績を上げていこう!
リビング学習のメリット・デメリット
リビング学習ってメリットばかりじゃないの?
リビング学習のデメリットを知って、効果的なリビング学習をしましょう!
リビング学習のメリット
環境がざわつく中で集中力を養うことができる!
テレビがついていたり、家族が話をしていたりするリビング。そこで勉強するわけですから、環境は静か~というわけにはいきません。
しかし、実際に高校受験や大学受験などのテスト環境を考えてみると、多くの人が同じ教室で、テスト問題に向き合うわけですからいろいろなところから鉛筆が走る音が聞こえてきますし、だれかが、くしゃみをしたり、咳をしたりということも考えられます。少しくらいざわつく中でも集中力を発揮する必要があります。
そういう点から考えて、ざわつく環境でもいつでも集中できる練習ができるという点はメリットです。
子どもの質問にすぐに答えることができる
リビングで学習していれば、子どもの分からない問題にすぐ答えることができます。分からない問題をすぐになくしていけることは、成績を伸ばしていくためにはとても大事なことですね。
子どもの得意・不得意を把握することができる
子どもの学習の様子を常に見ることができるので、得意や不得意を把握することができます。得意や不得意を把握できることで、得意をのばし、不得意をカバーしていくことができるでしょう。
親の目があるため、休憩から復帰することができる
ちょっと休憩・・・と思ったときに、自室など一人で勉強に取り組んでいるといつの間にか1時間漫画を読んでしまった・・・など結局だらだらと時間が過ぎてしまったということが起こりえます。リビング学習なら、親がいる環境なので、そろそろ勉強しないと!と休憩から復帰しやすいですね。
リビング学習のデメリット
リビングが片付かない
1番の問題点は、リビングに勉強道具が散乱して片付かないということではないでしょうか。勉強道具はわりと量もありますので、リビングに収納してしまうと何となく雰囲気が気になる場合があるかもしれません。机をいくつも置くことができないこともあるので、ダイニングテーブルで勉強していると机の上が消しゴムのカスだらけ・・・なんてことも。
リビングが片付かないことは仕方ないと思えるかどうか・・・これはリビング学習が成功するかどうかの分かれ目かもしれません。
勉強の環境を整えることが難しい
リビングの広さにもよりますが、勉強に適した机、それに合わせた椅子、照明などを完璧にそろえることが難しいかもしれません。目や姿勢のことを考えるときちんと揃えたいところですね。
テレビや話し声で、子どもが勉強に集中できない
テレビや話し声に集中してしまうタイプの子どもの場合には、勉強をする環境にならないかもしれません。テレビを消して、話をしないようにして、子どもの勉強時間がリビングで自由にくつろげない時間になってしまうと家族のストレスになってしまうかもしれません。
子どもの様子にイライラしてしまう
いつでも、質問に答えられたり、常に様子をみていられるということは、頑張っていない時の子どもの様子も常に見ていることになります。頑張っている様子ならいいのですが、頑張っていない様子も常に見ていることによって、イライラしてしまうかもしれません。
リビング学習に必要な環境は?
メリット・デメリットを考えてきましたが、では、そんな中でリビング学習に必要な環境は何でしょうか?
リビング学習では、長時間勉強することも想定して、姿勢のためには机やいすの高さにはこだわりたいところです。しかし、そこは環境が許さない場合もあるでしょう。
だからまずは、デスクライトをぜひ用意してほしいですね。リビング自体は明るいと思いますが、位置によっては手元が自分の影になってしまうこともあります。
いいライトがあれば、目の疲れは軽減されますし、ライトをつけることで勉強をはじめるぞ!という区切りにすることもできるのでおすすめです。
スタイリッシュで高性能なデスクライトはこちらを参考にしてください。
効果的なリビング学習は?
効果的なリビング学習は、メリットをそのままにデメリットをなくしていく、もしくはデメリットを気にしないということを考えましょう。
1番大切なことはリビング学習をする子どもを否定しないことです。「字を上手に書いて!」「また計算間違えてるよ!」「早く宿題しなさい!」「どうしてできないの?」など様子をみているからこそ言いたくなる言葉ですが、なるべく言わないようにしていきましょう。
そういう言葉の代わりに「いつもがんばってるね!」「この問題できてるよ!」と子どもを認める言葉をかけてあげられるといいですね。一緒に勉強内容を考えたり、丸付けをしてあげるのも効果的です。
もちろん、時間を知らせるくらいはせっかくのリビング学習ですから伝えられるといいのですが、常に「勉強しなさい!」という圧力はリビング学習の良さをなくしてしまいます。リビングはリラックスする場所でもありますから、メリハリをつけて勉強に取り組めるようにしていけるといいですね。
子どもがリビングで学習するうちは、親が子どもの勉強に興味を持つことも大切です。この時も過干渉ではなく、ちょうどよい程度というのを模索することが大切ですね。子どもの行動を認めながら、足りないところをフォローしていくことができるといいですね。
そして、リビングが片付かないことは仕方ないとあきらめることです。少しでも快適になるようにうまく片づけられる環境つくりは大切ですが、子どもに完璧な片づけは無理です。リビングで勉強する限り、散乱する勉強道具とうまく付き合っていくしかありません。
子どもの気持ちを大切にしよう!
つまり、効果的なリビング学習というのは、子どもが気持ちよく勉強できるように配慮するということです。子どもの気持ちを大切にしましょう。
分からないから質問したのに「今、忙しいのが分からないの?」と言われてしまったら、分からない問題をそのままにしてしまうでしょう。リビングでリラックスするたびに「勉強は??」と言われたら、リビングにいたくなくなるでしょう。勉強道具を出すたびに、「片付けて!」と言われたら・・・
リビング学習を成功に導くためには、子どもの気持ちを考えて、うまく勉強に集中できるように声かけをしていきましょう。
リビング学習はいつまでするのか?
そんなリビング学習をいつまでするのか?いつまでしたほうがいいのか?ということですが、結局は子どもの気持ちを優先していくことが大切だということです。
子どもがリビングで学習したいと思うのならば、大学生でもリビングで勉強すればいいでしょうし、リビングでするより、部屋で勉強したいと思うなら小学生でも自室で勉強すればいいのです。
リビング学習のメリットだけを取り上げて、「ざわつく環境で集中できるようになるから!」と無理やりリビング学習をさせるようなことはないようにしましょう。
勉強はリビングでしなければいけないというわけではありません。もし、リビングで学習する子どもの様子にイライラしてしまうのならば、子どもが自室で勉強するほうがいいかもしれません。片づけができていない!と怒ってしまうのならば、勉強は自室でいいのではないでしょうか。
子どもに否定的な言葉をかけてしまうならば、無理にリビング学習とせずに、自室での勉強時間を「がんばったね。」と認めてあげられるほうがいいです。
子どもにとって快適ならばいつまでもリビング学習をするでしょうし、自室のほうが気楽だと気付いて自室で勉強するようならばそれでもいいですね。子どもがリビングで勉強したいと思う時までが、リビング学習をする時期です。
効果的なリビング学習で成績を上げていこう!
リビング学習は必ずしも万能の勉強法ではありません。デメリットを克服できず子どもが快適にリビングで勉強できないようであれば、子どものやる気をつぶしてしまうかもしれません。
そんなふうになるくらいなら、リビング学習をやめて、リビングはリラックスするところ、勉強は自室でするとして、イライラを解消してしまうほうが、親子にとって有益です。
子どもがリビングで快適に勉強できるようであれば、リビング学習は効果を発揮します。どこで勉強するか?というよりもどれだけ子どもの気持ちに寄り添えるか?が大切だということを忘れないようにしましょう。
効果的なリビング学習で成績をあげていきましょう!
では!最後まで読んでいただきありがとうございます。