小学6年生の次女は、5年生のときには文理の「教科書ワーク」を使っていました。小学6年生になるので、教科書準拠のワークを買いに行って、今回は新興出版社の「教科書ぴったりトレーニング」を使ってみることにしました。教科書ワークに問題があったというわけではありません。少し雰囲気が変わるほうがいいかなと思ったためです。
こんにちは!たこあんどわさびです。
小学5年生では文理の「教科書ワーク」を使っていましたが、小学6年生で新興出版社の「教科書ぴったりトレーニング」を使うことにしました。どちらも教科書完全対応の市販ワークです。両方を使ってみて違いやそれぞれの良い点についてお伝えいたします。
教科書ワークは自分が使っている教科書に合わせて購入する必要がありますので、その点には注意してください。また、情報は次女が使用しているタイプの出版社のものになりますので、必ずしもすべてが同じになるとは限りません。
文理「教科書ワーク」
国語
巻頭とじ込み付録として5年生の漢字練習ノートとわくわくシールと5年生で習う漢字などのポスターがついています。内容は基本のワーク→練習のワーク→まとめのテストを基本形として展開します。
基本のワークでは新しい漢字を練習し、漢字の読み、漢字の書き、言葉の意味や単元の内容を大まかにとらえます。練習のワークで読解力を問われ、まとめのテストは学校のテストと同じような形式になっています。
巻末には「夏休みの実力判定テスト」「冬休みの実力判定テスト」「学年末の実力判定テスト」がついています。答えは取り外して使うこともできます。
問題部分は120ページでした。(←2019年5年生の情報です。)
算数
巻頭とじ込み付録として5年生の計算練習ノート、わくわくシール、面積の求め方・倍数と約数のポスターがついています。内容は基本のワーク→練習のワーク→まとめのテストを基本形として展開します。
基本のワークで、解説付きで単元の説明があり、練習のワークで問題をこなし、まとめのテストで定着を確認します。
巻末には「夏休みの実力判定テスト」「冬休みの実力判定テスト」「学年末の実力判定テスト」がついています。答えは取り外して使うことができます。
問題部分は136ページでした。 (←2019年5年生の情報です。)
理科
巻頭とじ込み付録として、重要ポイント確認カード、わくわくシール、いろいろな花と実のポスターがついています。内容は基本のワーク→練習のワーク→まとめのテストを基本形として展開します。
基本のワークで、まとめノート方式で単元の説明があり、練習のワークで選択問題や穴埋め問題などを解き、まとめのテストで知識を定着させていきます。
巻末には「夏休みの実力判定テスト」「冬休みの実力判定テスト」「学年末の実力判定テスト」がついています。答えは取り外して使うことができます。
問題部分は104ページでした。 (←2019年5年生の情報です。)
社会
巻頭とじ込み付録として、世界の国々カード、わくわくシール、世界の国々ポスターがついています。内容は基本のワーク→練習のワーク→まとめのテストを基本形として展開します。
基本のワークで、まとめノート方式で単元の説明があり、練習のワークで選択問題や穴埋め問題などを解き、まとめのテストで知識を定着させていきます。
巻末には「夏休みの実力判定テスト」「冬休みの実力判定テスト」「学年末の実力判定テスト」がついています。答えは取り外して使うことができます。
問題部分は120ページでした。(←2019年5年生の情報です。)
新興出版社「教科書ぴったりトレーニング」
国語
巻頭とじ込み付録で、5年生の漢字おさらいドリル、「がんばり表」とそれに貼るシール、6年生の漢字ポスターになります。内容は準備→練習→確かめのテストを基本形として展開します。
準備で新しい漢字の読みや書き、言葉の意味、内容の把握をします。練習で読解を問われ、確かめのテストでは、学校のテストと同じような出題形式を解いていきます。
巻末とじ込み付録で、「夏のチャレンジテスト」「冬のチャレンジテスト」「春のチャレンジテスト」「6年の学力診断テスト」がついています。答えは取り外して使うこともできます。
問題部分は104ページです。
算数
巻頭とじ込み付録として、6年生の計算せんもんドリル、「がんばり表」とそれにはるぴったりシールがついています。内容は準備→練習→確かめのテストを基本形として展開します。
準備で単元の解説をし、練習で問題数をこなし、確かめのテストで知識を定着させていきます。
巻末とじ込み付録で、「夏のチャレンジテスト」「冬のチャレンジテスト」「春のチャレンジテスト」「6年の学力診断テスト」がついています。答えは取り外して使うこともできます。
内容部分は112ページです。
理科
巻頭とじ込み付録として、「がんばり表」とそれに貼るぴったりシール、「植物の葉のつき方」を自由研究する場合のまとめ方がついています。内容は準備→練習→確かめのテストを基本形として展開します。
準備で単元をまとめノートタイプで説明をし、練習で選択問題や穴埋め問題などを解き、確かめのテストで知識を定着させていきます。
巻末とじ込み付録で、「夏のチャレンジテスト」「冬のチャレンジテスト」「春のチャレンジテスト」「6年の学力診断テスト」がついています。答えは取り外して使うこともできます。
問題部分は88ページです。
社会
巻頭とじ込み付録として、「がんばり表」とそれに貼るぴったりシール、歴史年表ポスターがついています。内容は準備→練習→確かめのテストを基本形として展開します。
準備で単元をまとめノートタイプで説明をし、練習で選択問題や穴埋め問題などを解き、確かめのテストで知識を定着させていきます。
巻末とじ込み付録で、「夏のチャレンジテスト」「冬のチャレンジテスト」「春のチャレンジテスト」「6年の学力診断テスト」がついています。答えは取り外して使うこともできます。
問題部分は112ページです。
「教科書ワーク」と「教科書ぴったりトレーニング」の違いは?
「教科書ワーク」=2019年5年生と「教科書ぴったりトレーニング」=2020年6年生なので、完全な比較ではない点はご了承ください。
その点を考慮したとしても、内容的に詰め込んであるのは「教科書ワーク」です。1ページに記載されている問題数が多く、ページ数も多いです。きちんと取り組むことができて、問題を解き切ることができるのであれば、「教科書ワーク」のほうが多くの知識を身につけることができるでしょう。
1ページの問題数が多いので、計算問題で埋め尽くされたようなページは見るだけでやる気をそいでいく・・・とも言えます。
小学生にとっては網羅的な細かい情報よりも重要な情報をポイントをとらえて覚えるほうがいいという場合もあります。その点でいえば、「教科書ぴったりトレーニング」のほうが、余白が多く、1ページの問題数が頑張ってみようかなと思える量で、小学生にとってハードルが低くなるかもしれません。
きちんとやりきることを目的に、ポイントをおさえて使うのならば「教科書ぴったりとレーニング」がいいかもしれません。
巻末のテストが、「教科書ワーク」は冊子の中に組み込まれていて、「教科書ぴったりトレーニング」はテスト形式の1枚ごと切り離せるようになっています。使い方によっては好みがわかれる点かもしれません。
どちらのワークも教科書のポイントをおさえてまとめてありますので、きちんと使うことで1年を通して教科書の問題の理解に役立ちます。教科書を理解するためには十分な内容となっています。
4教科セットの購入で!
「教科書ワーク」の文理も、「教科書ぴったりトレーニング」の進行出版社も4教科のセット販売をしています。4教科のセット購入で、ふろくとして、漢字・計算ドリルなどがついてきます。
「教科書ワーク」と「教科書ぴったりトレーニング」の4教科セットは同じ価格ですので、好みで選んでくださいね。新学期の時期には4教科セットが本屋さんで山積みになっています。自治体や学校によって教科書が違いますので、習う教科書のセットで選んでくださいね。
教科書に合わせて予習復習に活用しよう!
「教科書ワーク」も「教科書ぴったりトレーニング」も教科書に合わせて、予習や復習に使えます。通信教育1ヶ月分程度の値段で、1年分の勉強ができます。1年を通して授業に合わせて使うことができます。
小学生が教科書レベルをきちんと理解していくために、毎日少しずつ継続して取り組んでくださいね。
デスクライトで勉強の光環境をよくすることができます。良いデスクライトは、目にも優しく、勉強への集中力をあげることができるでしょう。こちらを参考にしてくださいね。
こちらも参考にしてください。
では!最後まで読んでいただきありがとうございます。