高校受験の英語は、受ける学校によってどれだけの勉強をしたらいいのか?が変わってきます。そのため、志望校を決めて、勉強していくことがとても大切です。英語は勉強してきている時間が短いため、勉強すれば成績が伸びやすい教科です。高校受験に向けて英語を勉強していきましょう。
こんにちは!たこあんどわさびです。
高校受験の英語は志望校に合わせて勉強していきましょう。高校受験の英語勉強法についてお伝えいたします。
- 目指す志望校は?
- 定期テスト対策
- 文法の勉強法
- 単語・熟語の暗記法
- 長文読解の勉強法
- リスニングの対策をするには?
- 英作文ができるようになるために
- 過去問でしっかり対策しよう!
- 英語を得意にして高校受験を攻略していこう
目指す志望校は?
目指す志望校によって英語の勉強内容や時間は変わってきます。大きく分けて、県公立高校なのか?それとも国私立高校を目指すのか?で到達するレベルや内容が変わってきますので、早めに志望校を決めることは大切です。
県公立高校
県公立高校を目指す場合には、基本的に教科書を超えるレベルの問題はでません。教科書の内容をきちんと理解し、その知識で問題を解いていくことが大切になってきます。
多くの場合、さまざまなレベルの高校を受ける受験生たちが同じ問題を解くことになりますので、簡単な問題から難しい問題までさまざまなレベルの問題が出題されます。
偏差値の高い学校では、高得点での勝負となりますので、簡単な問題を絶対にミスしないという方向性での努力が必要になってきます。県公立高校を目指す場合には、どの学校であっても過去問は同じになりますので、直前まで受ける学校を変更することが可能です。
国私立高校
国私立高校では、その学校によって独自に問題を作っています。そのため、目指す学校によって必要な勉強レベルは大きく変わってきます。
難関校では、教科書レベルを超えて、大学受験レベルの問題が出ることも多くあります。そして、その学校のレベルに合わせて問題を作ることができるので、全員が解けるような問題を出題する必要がなく、その学校が求める問題を解ける力が必要となってきます。
逆に偏差値があまり高くない学校であれば、基本的な理解を確認したいという問題が多くみられるかもしれません。
志望校によってどのレベルの英語力を求められているのか?によって英語にかける時間は変わってくるでしょう。また、志望校によって重視する問題が変わってくるので、その学校の対策ができていないと、直前に偏差値だけで志望校を変更するのは難しいでしょう。
定期テスト対策
定期テスト対策は、高校受験ではとても大切です。特に県公立入試では内申点が大きく関わってくるので、定期テスト対策を怠ってしまうと、テストで点数がとれても内申点が足りずに断念しなければならないということになってしまいます。
内申点は、9教科全ての点数が必要なので、どの教科でも頑張っていく必要があります。私立高校でも内申点の提出はもちろんありますが、公立高校ほど大きく影響しないことが多いでしょう。
内申点をとるためには、テストの点数はもちろんですが、授業態度や提出物にも気を配る必要があります。こちらを参考にしてください。
英語の定期テスト対策は、教科書と学校ワークです。教科書の文章を暗記して、学校ワークを最低3周してすべての問題が解けるようにしましょう。これだけでもかなり点数がとれます。そして、教科書の暗記は高校受験でもとても役立ちますので、定期テストのたびにその範囲をきちんと理解しておきましょう。
文法の勉強法
文法は英語を理解するときにとても大切ですね。主語・述語を理解し、疑問文や否定文の作り方を知る・・全て文法ですね。中学1年生から順番に習っていく文法をその時々できちんと理解していくことが大切です。
少しずつ積み重ねながら、少しずつ難しく細かくなっていく文法は分からない部分があると次に習う文法も分からなくなってしまい、分からないことが積み重なってしまうという場合があります。
文法に分からない部分があるならば、高校受験に向けて中学1年生からの文法を再確認していくといいですね。中学1年生からの学校ワークを復習していくのがいいですね。
文法説明の中で分からないところだけを復習していくうちに、忘れていたところやあやふやだったところが分かってくるでしょう。特に苦手な分野は演習しながら身につけていくといいですね。
単語・熟語の暗記法
単語や熟語は、暗記をしていくしかありません。目指す学校に合わせた単語・熟語の本を1冊準備しましょう。志望校によって必要な知識の量は変わってきます。単語・熟語を知っているだけで、英語の理解は大きく違います。単語・熟語はすぐに覚えられるわけではないので、計画的に繰り返し覚えていきましょう。
単語・熟語の暗記はこちらを参考にしてください。
長文読解の勉強法
長文読解は高校受験の英語を攻略していくために1番大切な勉強になります。英語のテストで点数をとるためには、問題の4~6割をしめる長文読解問題ができるようになる必要があります。こちらも志望校に合わせたレベルで勉強を繰り返していく必要があります。
長文読解の勉強法についてはこちらを参考にしてください。
リスニングの対策をするには?
リスニングの対策はすぐにできるわけではなく、英語を聞く力を手に入れるためにはある程度の時間が必要です。一番手軽にリスニング対策をするには音読が効果的です。しかし、自分の発音だけでは聞き取れない英語の発音がありますので、正しい発音のCDを聞いたり、ラジオで英会話を聞いたりすることも大切です。
リスニング対策としてオンライン英会話はおすすめです。真剣に英語を聞き取ろうとする時間はリスニングだけでなく英語力の向上に役立ちます。
リスニング対策としてこちらも参考にしてください。
英作文ができるようになるために
英作文は、まずいくつもの例文を覚えておくことから始めるといいでしょう。高校受験の場合では教科書の英文が最適です。英文の基本を覚えておいて、そこに自分の作成したい文になるように単語を当てはめていくことができれば、だんだんと簡単に英作文を作っていくことができるようになるでしょう。
英作文は何度も作成することで作り方に慣れてきますので、問題に何度も取り組みましょう。問題に取り組む間にも、使えると思った英文を記憶していくことで、英作文の幅が広がっていきます。簡単な2文をつなげて、長い1文にすることができる接続詞はうまく使っていけるといいですね。
また、必ずしも答えは1つではないので、きちんと添削してもらえる先生を見つけておくといいですね。
過去問でしっかり対策しよう!
高校受験の英語は、基礎的な勉強をしっかりしたうえで、最後は過去問がとても大切です。志望校の過去問に取り組むことで、その学校の傾向や問題構成が分かるようになります。それによって、どの問題に時間がかかるのか?などを把握して、全てをやりきるための時間配分を考える必要があります。
また、毎年似た傾向の問題が出ていることに気づくと思いますので、対策をしっかりすることで、その学校の入試問題で点数をとれるようになっていきます。
志望校に受かるために勉強しているのですから、1番合格するために必要な力をつけることができるのは過去問です。過去問を解いて足りないと思った力を補っていく・・これを繰り返して英語力をあげてくださいね。
過去問の勉強法についてはこちらも参考にしてください。
英語を得意にして高校受験を攻略していこう
英語の勉強をする前に自分が到達するべき場所=志望校にはどれくらいの英語力が必要なのかを確認しておきましょう。そこに向けてどれだけの努力が必要なのか?を考えて英語の勉強をしましょう。高校受験では英語だけを勉強しているわけにはいきませんので、合格に届く実力を手に入れるところまでが目標です。
必要な英語レベルが分かれば、単語や熟語はどこまでやればいいのか?文法はどの程度まで分かっていればいいのか?ということが分かります。
例えば、県公立のトップを狙うのであれば、3年間の教科書を全て理解して、過去問で90点以上がとれるようになる!くらいが目標となりますね。単語や熟語では、県公立高校レベルまでをしっかり繰り返して覚えることができればいいですね。
英語は、本格的な勉強は中学生からですから、高校受験まで3年間で習ったことをしっかり定着させることができれば、どんどん成績は伸びていきます。習った期間が短い分、勉強しなければならない範囲は狭いですから、比較的成績が伸びやすい教科です。
高校受験で志望校に合格するために英語を得意科目にしてくださいね。
では!最後まで読んでいただきありがとうございます。