高校受験で県公立トップ高校を目指す場合には、教科書を完璧に理解し、それに準じる問題を解けるようになる必要があります。
こんにちは!たこあんどわさびです。
県公立トップ高校を目指したい!という高校受験生は多くいるのではないでしょうか。県公立トップ高校の場合には、教科書レベルを超えてくる難問を解く必要はありません。学校で習うことをしっかりと知識として定着させて、応用できるようにすることで県公立トップ高校を目指すことは可能です。
県公立トップ高校を目指すための勉強方法・勉強スケジュールについてお伝えいたします。
県公立トップ高校に合格するために知っておくこと!
県公立トップ高校に行けるかな・・・行きたいな・・・
あきらめる必要なし!人生1度の高校受験ですから、ぜひ目指しましょう!
学力を身につけて、ミスをしない!
県公立トップ高校を目指すためには、基礎学力を身につけて、中学教育課程を習得し、そのうえで入試対策を行っていく必要があります。
まず、基礎学力ですが、基本の読み・書き・計算が正確にスピーディにできる必要があります。県公立トップ高校を目指す場合にはこの点で不安のあることは少ないでしょう。
それでも、基礎学力をおろそかにしていては、勉強を積み上げることができません。読む・書く・計算は正確・スピーディを心がけましょう。
基礎学力があるうえで、中学教育課程の習得・・つまり、教科書を理解することが必要です。県公立トップ高校を目指す場合には、教科書をテストする定期テストでは、90点以上がとれる力が必要となるでしょう。定期テストのたびに90点を目指して勉強し、達成していくことで、県公立トップ高校への道が近づくでしょう。
そして、最後に入試対策です。教科書を理解したうえで、定期テストよりも難しい応用問題を解いていく必要があります。
基礎学力・中学教育課程の習得をしたうえで、入試問題に取り組んでいきましょう。
県公立トップ高校を目指す場合には、受験者全員が上記のような学習を身につけてきます。そのうえ、県公立の入試はどの学校も同じ問題を受けることになります。地域によっては、学校によって難しい問題を選択できる場合もありますが、基本的には全県同じ問題で入試を行います。
そのため、県公立トップ校を受ける受験生にとっては問題が簡単すぎてしまうのです。問題は簡単ですから、どうしても高得点での争いとなってしまいます。
そういうわけで、むずかしい問題を解けるようにすることももちろん大事なのですが、簡単な問題でミスをしないということがとても大切になってきます。
問題を解くことはできたはずなのに、ケアレスミスで点数を落としてしまった・・・というのが致命的となってしまうのが、県公立トップ高校の入試になるでしょう。そのため、ミスをしないためにどうしたらいいのか?を常に考えていきましょう。
ケアレスミスは仕方ないとは思わないことです。ケアレスミスであっても、理解不足のミスであっても、同じミスととらえてミスをしない努力をしていくことが大切です。
こちらも参考にしてください。
情報収集を怠らない!
県公立トップ高校を目指す場合には、受験生はだれが合格してもおかしくないくらいの僅差の戦いになるでしょう。そのため、自分の学力がどれくらいの位置にいるのか?という学力を把握することは大切です。
中学校の成績だけでは全県下でどれくらいの位置に自分がいるのか?ということが把握できません。模試を受けるなどして、全県での自分の位置を確認しながら勉強していきましょう。
それから、入試制度や高校の特色などの情報もきちんとチェックしましょう。高校入試の場合には内申点の扱いが学校によって違います。内申点の割合が多い学校、当日の点数の割合が多い学校、などそれぞれの学校によって特色があります。
県公立トップ高校では、内申点をほぼ満点に近い形でとってくる人が多いでしょう。内申点で点数がとれていないと、かなり厳しい戦いになってしまいます。
必要な内申点の時期は県によって変わってきますので、自分の県がいつからの内申点が必要なのかは中学入学時点で確認しておきましょう。
例としまして、東京都では中3だけの評定、神奈川県では中2・中3の評定、埼玉県では中1・中2・中3の評定が必要となります。この3県だけでも違いがあることがわかりますね。
さらに東京都では、多くの場合、5教科は5点満点の25点と実技4教科は5点満点×2=40点で合わせて65点満点で高校入試の調査書に記載されるというように、評定の扱いもそれぞれです。中学入学時点で高校入試のことを考えて情報を収集しておくことが大切です。
また、県公立トップ高校に行きたいという理由だけでなく、その高校の特色を把握しておくことも、高校入学後にこんなはずじゃなかった・・・と思わずにすむでしょう。
高校は、それぞれの学校によっていろいろな特色を持っています。行事に力を入れていたり、何よりも勉強を優先していたり、部活動がさかんだったり・・・。勉強だけでない高校生活を送りたい場合、大学入試に向けてとにかく勉強したい場合など自分に合った学校を考えるためにも、どんな学校なのか?という情報を手に入れておくことは大切です。
県公立トップ校に合格するための勉強法
さあ!勉強するぞ!平日5時間!休日10時間!
勉強時間も大切ですが、1日にどれだけの成果をあげられたかも考えながら勉強しましょう!
勉強スケジュール
県公立トップ高校を目指す場合の勉強スケジュールですが、中3の夏までにできれば中3で習う範囲を先取りできるといいですね。そして、夏休みに中1・中2・中3の教育課程の知識を定着させることができれば理想的です。つまり復習です。高校入試では中1・中2の範囲もおよそ6割出題されます。中1・中2の範囲をきちんと復習しておくことが大切です。
そして、夏休みが終わったあたりから、過去問に取り組み始めるといいでしょう。過去問を解いて分からなかった問題は、基本問題に戻ってを繰り返し、苦手をなくしていきましょう。
過去問は遅くても秋には取り組み始めましょう。まさにこの問題をミスなく解けた人が県公立高校トップ高校に入学できた問題ですから、過去問は一番合格に近い問題集です。過去問に取り組む時間が短くて間に合わなかった・・・ということが起きないように基礎問題を解けるようになったら早めに取り組みましょう。
それなら最初から過去問をすれば・・と思うかもしれませんが、基礎学力・中学教育課程の習得ができていないのに、それ以上の問題を解こうとしても時間がかかるばかりで結局基礎的なことを理解できないようでは力をのばすことができません。
基礎問題はきちんと解けるようになってから過去問に取り組み、分かっていない分野がでてきたらまた基礎問題に戻るを繰り返していきましょう。
県公立トップ高校を目指す受験生は多くの場合平日5時間、休日10時間など勉強時間を確保して長時間勉強することができる子が多いです。一部の天才的な人を除いて、みんな努力しています。
模試を受けたときには!
模試を受けたときには自己採点をして、なるべく早く間違えた問題を見直しましょう。記憶が新しいうちにこの作業をすることで、知識の定着をはかれるだけでなく、時間がたって見直した場合と違って問題を理解する時間は必要なくなるので、時間の短縮にもなります。
問題は1度解いただけではなかなか知識は定着しません。2~3度と繰り返していくことでミスをなくし、正しい知識が定着していきます。解けなかった問題は自分の力で解けるようになるまで繰り返しましょう。逆に最初から難なく解けた問題はすでに完璧に理解できている問題ですから、繰り返し解くことは時間の無駄になってしまいます。
模試や過去問で間違えた問題で重要なものはあとから見直せるようにノートにまとめていくのもいい方法です。
また、模試を受けたときに注意すべきことは、結果に一喜一憂しないということです。合否判定は辛めに出ることも多いので、参考にはしても、あまり心配しすぎないようにして、できなかった問題に注目して、実力アップを目指していくことが大切です。
科目別の勉強法
どの教科でもいえることは、勉強は分からないことを分かるようにするということです。どの問題も分かるまで解けるようになればいいのです。学校ワークからはじめて、最終的には過去問と全国高校入試問題正解にしっかり取り組めるといいですね。
県公立高校は、教科書レベルを超えるわけにいかないため、全国的に同じレベルの問題となります。全国の過去問を集めた全国高校入試問題正解は電話帳と呼ばれるほどの分厚さがあり、かなり問題数が多いため、県公立高校トップを狙う場合にはぜひ取り組んでもらいたいですね。
国語
県公立トップ高校を目指すレベルの場合に、国語は多くの場合問題なく解ける科目ではないでしょうか?そのため、あとは知識問題で点数を落とさないようにすることは大切です。漢字や語句の問題は、しっかりと勉強しておきましょう。
さらに、作文がある場合には、意外と配点が高いことも多いので、対策しておけるといいですね。おすすめは新聞コラム欄の書き写しです。1日1つをしばらく続ければ、文章の書き方をかなり身につけることができるでしょう。
こちらも参考にしてくださいね。
数学
数学は多くの問題を解けば解くほど理解は深まっていきます。誰にも負けない問題量を解いていくことで必ず理解できます。県公立トップ校では、基礎的な問題ばかりでは全員が満点に近い点数をとってしまうため、難問を取り入れた難しい問題を選択される場合があります。そういう場合には数学で大きく差が出ることがありますので、数学で点数がとれるとかなり有利に高校受験をすすめることができます。難問もあきらめずに取り組んでいきましょう。
こちらも参考にしてください。
英語
英語は英作文ができるかどうかは、確認しておきましょう。また、長文読解は配点がかなり高いですので、しっかり勉強しておきましょう。県公立トップ高校になると学校に入ってからの進度が速いため、英語はなるべく受験の時点で知識を積み上げておくことを おすすめします。
こちらも参考にしてください。
理科・社会
基礎的問題ができるようになったら、過去問・全国高校入試問題正解を解けるかどうか確認し、覚えていない単元や苦手な単元があれば、そこを集中的に攻略してしまいましょう。
県公立トップ高校を目指す場合には、満点に近い点数がとれる科目になりますので、過去問90点を目指しましょう。全国高校入試問題正解には分野別になっているものがありますので、理科・社会はそちらで分野ごとに攻略するのがいいかもしれません。
県公立トップ校を目指す場合の教材は?
受験勉強の最後に取り組むのは、過去問と全国高校入試問題正解でいいでしょう。しかし、それまでの基礎的な問題を理解したり、定期テストの対策をしていくためには教科書に合わせた教材がいいでしょう。
そういう点では、進研ゼミ中学講座をおすすめします。教材は常にアップデートされていますし、全国的に利用者が多いこともあり、標準的な問題には非常に利点があると思っています。
記憶をする場合には、人によってその方法に得意不得意があり、視覚優位で覚えられる人、聴覚優位で覚えられる人がいます。そのため、映像を見ることで理解が深まるタイプの人は、無理に紙ベースで覚える必要はなく、映像を上手に使っていくことも検討するといいですね。
その場合には、スタディサプリが実績がしっかりとあり、多くの人気講師がいるうえにリーズナブルに利用できるのでおすすめです。
県公立トップ高校を目指していこう!
県公立トップ高校を目指して、勉強していきましょう。最初からあきらめる必要はありません。自分の成績を把握し、何を改善すればよいのかを考えながら、日々の勉強を積み重ねていきましょう。
夏休み終わりまでは、先取りと復習を中心に基礎的な知識の定着を目指し、秋以降には過去問等入試問題をしっかりと解いていきましょう。ケアレスミスをしないような対策も常に考えてください。
県公立トップ高校を目指す受験生たちのレベル差はほんの少しです。どんな結果になったとしても、これだけの努力ができた自分はすごい!と思える努力を積み重ねてほしいと思います。
真剣に努力した時間は必ず人生の糧となります!
学習環境を簡単に整えるのにデスクライトはおすすめです。良いデスクライトは目にも優しく、字がはっきりと見えれば勉強だけに集中できます。こちらを参考にしてください。
早慶附属に合格した長女の高校受験で電子辞書はかなり役立ちました。こちらも参考にしてください。
では!最後まで読んでいただきありがとうございます。