慶應義塾女子高等学校の学校説明会がありました。説明会は10月5日だけだったので、予定をあわせて参加してきました。多くの受験生たちが集まっていて、9:30〜の回は満席で別室で映像を見る人や立ち見の人もいました。
こんにちは!たこあんどわさびです。
慶應義塾女子高等学校の学校説明会に参加しました。校長先生の話から始まり、卒業生の話、在校生の学校生活についての話、主事の先生によるお話などがあったあと、学校内を見学しました。
校舎の様子
校舎はわりと年季を感じます。校内も昭和感があふれています。1学年5クラスとこじんまりとした学校なので、校内はあっという間に見てまわれました。伝統ある学校ですが、整然とした清潔感は感じました。体育館にクーラーはないため、多くの人が集まったうえに30度を超える陽気だったため、かなり暑かったです。
グラウンドはありません。だから、体育は体育館で、球技やダンスがメインになるそうです。
校長先生のお話
校長先生のお話は慶應義塾女子高等学校の全般についてでした。ゆっくりと聞き取りやすく滑らかな話口でした。慶應義塾女子高等学校の理念は自由・開発・創造であり、独立自尊の精神を大切にしているということでした。
卒業生のお話
卒業生の方のお話では、慶應義塾女子高等学校で得たものは、自らの意見を発信し、挑戦できる環境があること、多才な同級生たち、そして、とにかく楽しい!という思い出だそうです。卒業してから今まで、いろいろなことに携わって頑張ってきている人の高校時代を垣間見ることができました。
在校生の学校生活についてのお話
日常生活については、週6日の授業、休みについての話がありました。週6日授業があるからか、休み期間はわりと長いと感じました。夏休みが7/14~9/3、冬休みが12/15~1/7、春休みが3/11~4/5だそうです。授業期間、休み期間ともに宿題はなく、自分で勉強する必要があるそうです。
授業については学年が上がっても文系、理系には分かれないそうです。同じクラスの中に文系選択者、理系選択者が混在して、それぞれの選択教科で単位をとっていくようです。特殊な取り組みとして、長恨歌の暗唱、オリジナル小説を原稿用紙80枚に書くものや、原稿用紙30枚以上に文学をテーマでレポートに仕上げるものなどがあるそうです。いずれも国語の力をあげていく取り組みですね。
部活動は文科系で16クラブ、体育系で16クラブが活動しているそうです。1学年200人弱の学校としては多くのクラブが活動していると感じました。
学校行事には5月に宿泊研修が学年それぞれに違った場所であるそうです。1年生は草津、2年生は奈良、3年生は京都だそうです。行き先にも伝統を感じます。そして、三大行事の演劇会、運動会、十月祭ではみんなで力を合わせて全力で取り組むということでした。
主事の先生のお話
クラス編成は5クラスで、中等部からの進学者と高入生で半々くらいになるそうです。
3学期制でテストは期末テストが年に3回、中間テストはないそうです。それ以外に5月と10月に実力テストがあるそうです。成績は授業の様子と定期テストで10段階で判定されて、実力テストは成績には関係ないそうです。
学部を選ばなければ、慶應義塾大学に全員が進学できます。経済学部、法学部、商学部、医学部、看護医療学部、薬学部では定員があるため、希望者が多ければ、成績順で決まるそうです。他大学の受験者は、一部例外を除いて、内部進学を辞退しないといけないようです。
留学制度については非常にハードルの高い交換留学制度(1年)があるそうです。短期の留学制度もあります。
医師のいる保健室があるというのは珍しいなと感じました。
学校説明会を聞いて感じたこと
まず、話をする人が全員ゆっくり話しているにも関わらず滑らかで、聞きやすいのが印象的でした。そして、かっこいい!自分の学校誇りを持っているんだということはよく分かりました。
敷地は狭く、校舎も古さを隠し切れませんが、生活するには広くないというのもいいかもしれません。
やはり、実際に行ってみて感じることが大切だとあらためて思いました。自分が行きたい学校があるなら、必ず足を運んでみましょう。
長女は今、留学をしたいという希望があり、さらに受験用に英語を伸ばしていきたいと自らすすんでオンライン英会話を再開しています。
今後、どんな道にすすんだとしても留学の夢は叶えてあげられるといいなと思っています。中学生にとってのオンライン英会話は受験英語にとっても非常に有効な勉強法です。こちらの記事も参考にしてくださいね。
では!最後まで読んでいただきありがとうございます。