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2023年度:早慶大学1年生の長女と公立中学3年生の次女。2人の子育てから分かってきた効率の良い学習や効果の高い勉強法などについてお伝えしていきます。その他、経験に基づいた記事を心がけながら、勉強に役立つ情報をお伝えいたします。

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【ヒアリングマラソン】ってどんな教材?【ヒアリングマラソン】がリニューアル!

【ヒアリングマラソン】は、1982年開講し、延べ受講者数120万人の英語教材です。「1000時間ヒアリングマラソン」はその中心的講座で、しっかりと時間を確保して、継続して英語を学んでいくことで、英語力をアップさせていけるように作られた教材です。

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こんにちは!たこあんどわさびです。

 

【ヒアリングマラソン】は2021年4月にリニューアルをして新しいコーナーが増えています。それぞれのコーナーが、効果的に学習できて少しずつレベルアップしながら、英語力をアップさせていけるようになっています。

 

【ヒアリングマラソン】の教材について詳しくお伝えいたします。

 

英語を習得するには時間がかかる!どこを目指すか?

英語を習得するには時間がかかります。言語ですから、完璧にマスターすることはまず不可能です。

 

日本語を話すことを考えてみましょう。全ての日本語を知っているわけではなくて、たくさんの知らない言葉があるはずです。でも、日常生活するのに困ることはありません。知らない言葉に出会ったときも、なんとなく意味を推察したり、人に尋ねたりしていますが、仮に知らなかったとしてもさほど問題なく生活していけることが多いですよね。

 

でも、なぜか、英語には完璧を求めてしまうことがあるのではないでしょうか。1つ言葉の意味が分からないと全ての英文が分からないような気になってしまう感じです。1つ英文を覚えれば、それで1つ英語を知ったことになるのですから、できないことを数えるよりも、できることを数えて増やしていきましょう。

 

どこまで勉強してどんな英語力をつけたいのか?によって勉強量や勉強の方向性は変わってきます。英語をスラスラと聞き取って、日本語と同じような感じで使えるようになると考えるとやはり覚えることはたくさんありますから、時間がかかるのは仕方ありませんよね。

 

 【ヒアリングマラソン】は、モノローグ、会話、ノンネイティブを交えたフリートーク、ニュース、朗読、映画などバラエティ豊かな英語素材を使って学んでいきます。

 

どんな場面の聞き取りにも対応できる確かな英語耳を育てていくことができるでしょう。

 

【ヒアリングマラソン】ってどんな教材?

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【ヒアリングマラソン】はテキストに沿って、「テストコ」という学習者専用のサイトやアプリで音声を聞いて、さまざまなトレーニングをしていきます。

 

ヒアリングを鍛えるために5つの定番トレーニングがあります。それがこちらです。

  • シャドーイング:聞こえた英文をそのまま少し遅れて声にだすこと
  • ディクテーション:英文音声を聞いて書き取ること
  • オーバーラッピング:音声にぴったり合わせて音読すること
  • リピーティング:音声を聞いた後で声に出すこと
  • リプロダクション:聞いたり読んだりした英語をそのまま口頭で再現すること

【ヒアリングマラソン】のテキストに沿って勉強することで、これらのトレーニングを自然と取り入れて、ヒアリングを鍛えていくことができます。

 

例えば、シャドーイングでは、初めて聞いた英文でするのはとても難しいことです。しかし、何度も聞いてだいたいの文章が頭に入ってからなら、そんなに苦なく取り組むことができますよね。だから、最初からシャドーイングをしなさい!ではなく、何度も聞いていろいろな問題を解いた末にシャドーイングをするようになっています。

 

また、ディクテーションもすれば力になることは分かっていても、全ての音をかきとめていくことはすごく大変な作業になってしまいます。でも、【ヒアリングマラソン】のテキストでは、英文が最初から書いてあって、そこの重要部分が穴あき問題になっています。1度か2度聞けば、穴埋めができるくらいの量なので、嫌にならずに学習を続けていくことができます。

 

2021年4月にリニューアルされた新コーナーを詳しく解説!

では、具体的にはどんな感じで学習をしていくのか?についてお伝えいたします。

 

4月号の目次がこちらです。

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どのコーナーにも全て音声がついています。効果的に【ヒアリング】をしていけます。

 

では、その中で4月号からリニューアルされた新しいコーナーを取り上げて、詳しく解説します。

標的リスニング

複雑な構文の文でも1回で聞き取れるようになるためのトレーニングを行います。英語を意味のかたまりごとに頭から理解していきましょう。

 

4月号は、関係詞を含む文の練習をします。スモールステップで学んでいけるようになっています。4月号では2つの英文が問題です。

 

1つの英文で次のように学んでいきます。聞き流すのではなく、自分のものにしてしまうまで、英文を繰り返します。でも、スモールステップで課題が分かれているので、最後までしっかりと練習すれば、だれでも身につけることができるようになりますね。

 

音声はそれぞれの問題でその問題に合ったものになっていますので、ストレスなくヒアリングをしていけます。

  • 3問ずつの質問がテキストに書いてあるので、True、Falesで答える
  • 短文を3回聞いて聞き取れた内容を書き取る
  • 答え合わせをして、聞き取れない理由をセルフチェックする
  • チャンク(意味のかたまり)毎に英語→3秒ポーズ→日本語の順に流れるので、ポーズ部分で意味を思い浮かべ、次に流れる日本語で自分が考えた意味が合っているかを確認する→できるようになるまで繰り返す
  • ポーズなしの音声を聞いて意味が思い浮かべられるか確認する
  • シャドーイング→できるようになるまで繰り返す
  • 英文がチャンクごとにシャッフルされて流れるので、正しい順に並び変えて声に出して言う
  • 応用問題に挑戦(ターゲット構文を使った別の英文を聞き取る)

一気にしてしまうよりも、それぞれのステップを日をあらためて練習していくほうが記憶に定着しやすく効果が高そうです。地道な継続が大切ですね。

 

ビジネストークの泉

仕事や勉強、人付き合いに役立つヒントの詰まったエッセーを聞いて、リスニング力アップを目指します。4月号では2つのエッセーを勉強します。

  • 文章を聞いて全体の概要をつかむ
  • キーワードがテキストに書かれているので、そのキーワードが聞き取れるかどうかを確認する
  • 音声を聞いてテキストに書かれた英文のキーセンテンスはa.b.どちらかを選択する
  • 音声を聞いてテキストに書かれている英文の空欄部分を埋める
  • 音声を聞いて要旨を日本語で書く
  • 英文と訳を確認する
  • テキストの英文を見ながらシャドーイングをする

シャドーイングができるようならほとんど英文を聞き取れていますよね。

 

Dr.Colinのお悩み相談室

ラジオのお悩み相談番組の大人気パーソナリティーが、Dr.Colin。ラジオ放送をリスニングします。

  • 音声を聞いて、テキストに書いてある4択クイズに答える
  • 音声を聞いて、テキストの英文の空欄部分を埋める
  • チャンクごとにリピーティングをする

 こちらは、ラジオ番組形式になっています。会話をしっかりとリピーティングしていきます。

 

これらの内容だけでも、きちんと続けることさえできれば英語を身につけていけるようになることが分かるのではないでしょうか。

 

【ヒアリングマラソン】が向いているのはどんな人?

  • 英語レベルは、英検準2級程度から
  • 英語力を本気で上げたいと思っている人
  • 英語力を上げるには時間が必要だと知っている人
  • 毎日きちんと英語に取り組める人
  • 英語が好きな人
  • 提出課題をきちんと出せる人

 英語レベルは、目安ですが、英検準2級程度の英語力があるほうが、嫌にならずに続けていけるでしょう。初めて見る単語が多すぎるとちょっと大変ですから。

 

自分のレベルに合わせて問題を選択する目安も示されています。上級者でもさらに英語力をあげていくことができます。

 

英語力を本気で上げたいと思っていて、それには時間がかかることを知っていれば、1000時間をコツコツと積み重ねていくことができるでしょう。【ヒアリングマラソン】ならば、効果の高い学習法を自然と取り入れることができるので、続けているうちにだんだんと自分の好きな映画やドラマを教材としていくコツを身につけることもできます。

 

【ヒアリングマラソン】では、専用学習サイトの【テストコ】を使って、毎月提出課題があります。任意のディクテーションコンテストと必須のマンスリーテストです。実力アップを実感するためにも、マンスリーテストは必ず受けることが、継続にもつながっていきます。

 

 

【ヒアリングマラソン】で英語力をアップさせよう!

【ヒアリングマラソン】は1982年に開講され、シリーズ延べ120万人もの人が受講して、英語力をアップさせてきた教材です。【ヒアリングマラソン】の教材は、同じものではなくどうしたら英語力を効率的にアップさせられることができるか?を常に考えて毎月新しくつくられたものになります。

 

いつからはじめても最新の教材を使うことができるわけです。

 

自分の取り組みやすいコーナーからはじめて、自分のペースで継続を目指していきましょう。聞き流すのではなく、聞き取ることに集中して取り組めるようになっているので、1000時間が終わる頃にはかなりの実力がついているはずです。

 

本気で英語に取り組む1000時間を過ごしてくださいね。【ヒアリングマラソン】はいろいろなコーナーがあるので飽きずに続けることができるでしょう。1日3時間なら1年で1000時間!

 

1年後には英語を自分の武器にできるなんて素敵ですよね!

 

 【アルクのお薦め!】1000時間ヒアリングマラソン 【音声DL・電子書籍付き】

 

では!最後まで読んでいただきありがとうございます。