学校からさまざまな合同進学説明会の案内をもらってくるようになっています。多くの学校が1ヶ所に集まる合同進学説明会は、志望校選択の足がかりとしてとても貴重な機会ですね。埼玉県では、彩の国進学フェアという全県的な合同説明会が行われていて、それを受験のスタートととらえている人もいるようです。ぜひ、気になる学校が集まる進学説明会があるならば、参加してみましょう。
こんにちは!たこあんどわさびです。
学校の数が多い地域では合同進学説明会が行われることがあります。まだ、志望校が決まりきっていない、何ヶ所か検討したいという方にはとても便利なイベントですね。志望校が決まっている人も決まっていない人も高校受験生が多く集まるこのイベントに参加することで、いい刺激になるのではないでしょうか。
- 合同進学説明会ってどんな感じ?
- だれが参加してもいいの?
- 合同進学説明会の持ち物・服装について
- 合同進学説明会でのチェックポイント
- 合同進学説明会で考えてほしいこと
- 合同進学説明会に参加して志望校を考えよう!
合同進学説明会ってどんな感じ?
複数の学校が集まって 説明会を行います。大規模であれば、ブースごとに分かれていたり、小規模であれば時間で区切っていろいろな学校の説明があったりとそれぞれに説明の仕方に違いがあります。個別相談がある場合もあります。複数の学校を短時間に知ることができるのが利点ですね。
彩の国進学フェアは、2019年7月20日(土)~21日(日)にさいたまスーパーアリーナで行われて、埼玉県のほとんどの公立高校、私立高校が集まります。それぞれのブースに分かれて、資料の配布や予約不要先着順の個別相談が行われます。7月20日は10:00~17:00(入場は16:30まで)7月21日は9:30~16:30(入場は16:00)が開催時間になっています。
学校説明会では1日に行けても1~2校ですが、合同進学説明会であれば1日で10校以上の情報を手に入れることができます。まだ、受験がずっと先でなかなか真剣に考えられない場合にも多くの受験生が会場に集まる様子を見ることで、やらないといけないという気持ちになることもできるのではないかと思います。
だれが参加してもいいの?
中学3年生だけではなく、1.2年生も参加して大丈夫です。中学3年生が多いと思いますが、早くから情報を集めることはとても大切ですので、ぜひ機会があれば参加してみてくださいね。
彩の国進学フェアでは、全県から受験生が集まってきます。2018年開催の来場者数は51,781人(21日26,588人、22日25,193人)だったそうです。午前中は込み合うことが多いので、入場までに時間がかかることがあります。暑い時期ですので、飲み物は忘れず準備しておきましょう。午後の時間のほうが比較的空いているので個別相談の待ち時間も短くなるようです。
合同進学説明会の持ち物・服装について
持ち物:筆記用具、メモ帳、飲み物、資料を入れることができるサイズのバッグ、模試の結果や学校の成績表(個別相談をする場合)
それぞれの学校の資料をもらって検討材料にすると思います。A4サイズの資料が多めに入るバッグを持っていったほうがいいです。
服装はカジュアルで問題ないと思います。ただ、個別相談を希望している場合にはきれいめな感じのほうが、気後れせずにすむのではないかと思います。シャツにスカートやワンピース、スーツなら問題ありません。生徒は制服が無難ですが、私服でも大丈夫です。
個別相談では、今の成績でその高校に入ることができるのか?どれくらい成績をあげれば可能性があるのか?など合否判定の基準を聞くこともできます。通知表や模試の成績があれば話がスムーズなので、持って行くことをおすすめします。
彩の国進学フェアでは、約300の学校が集まります。多すぎると選びきれなくなってしまうので、現在の自分の成績で行けそうな学校や行きたい学校をある程度ピックアップしておくことで、効率的に情報を収集できると思います。
合同進学説明会でのチェックポイント
合同進学説明会でのチェックポイントについてまとめました。
先生の雰囲気はどうですか?
資料を配ったり、個別相談をしてくれるのはその学校の先生です。1人の先生だけで、その学校の全ての雰囲気が分かるわけではありませんが、やはり、参考の1つにはなります。特に私立の場合には先生も基本転勤はないと思うのでその先生の雰囲気は非常に重要ではないかと思います。
学校の特色を知りましょう
学校にはそれぞれ前面に押し出したい特色があると思います。それは、その学校のどこが他校と違っているのかという点だと思います。その特色が自分の希望に沿っているのかを確認しましょう。
学校によって教育内容もさまざまです。どんなことが学べるのかを把握することも志望校を選ぶうえで大切ですね。
希望の部活動はありますか?活動実績は?
自分の入りたい部活動があるかどうかは確認しましょう。マイナーな競技では活動している学校が限られてきます。
また、部活動を目的に高校を選ぶ場合もありますね。その場合には部活動の実績についても確認しておきましょう。部活を頑張りたいと思っている子にとっては、大きなモチベーションとなります。活動実績を個別相談で聞くこともできますよ。
大学進学実績は?
高校受験はとても大事ですが、1番の学歴となるのは大学ではないでしょうか?大学への進学実績は非常に気になるところですね。どんな大学に進学しているかはチェックしましょう。個別相談では、高校でどれくらいの成績の子がどの大学に進学しているか?など細かい点も確認できますので、聞いてみてくださいね。
合同進学説明会で考えてほしいこと
自分がなりたい職業につくためにその学校の教育課程はあっているのか?その学校にいくことが自分の将来にプラスになるのか?を考えながら、志望校を選んでほしいと思います。合同進学説明会では、比較することが簡単にできるのでいろんな学校の話を聞いてみましょう。
どんな高校生活を送りたいかを思い描いてみましょう。そこからあまりかけ離れているとこんなはずじゃなかったと高校生になってから悩んでしまうかもしれません。受験生本人が、その高校に合っているのかを考えながら、資料を確認したり、個別相談に臨みましょう。
また、公立はどこも大きく費用が変わることはありませんが、私立の場合は学校によって費用はさまざまです。また自治体によって補助が出る場合もあるのでその点についても確認しておきましょう。費用についても個別相談で確認することができますね。
合同進学説明会に参加して志望校を考えよう!
合同進学説明会に参加することで、多くの学校を1度に知ることができます。たくさんの受験生が集まるイベントですから、受験勉強を頑張らないといけない!と決意を新たにすることができるでしょう。
漠然としたイメージや偏差値だけで学校を選ぶことがないように、忙しい中学3年生ではありますが、合同進学説明会で志望校についてより詳しく知ってください。そして、自分の希望に沿った学校を選ぶことができるといいですね。
できれば、中学1年生、中学2年生のうちに参加して、いろいろな学校を知っておくことをおすすめします。埼玉県人は、夏休み初期に彩の国進学フェアに参加して夏休みをやる気で頑張ってほしいと思います。
では!最後まで読んでいただきありがとうございます。