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2023年度:早慶大学1年生の長女と公立中学3年生の次女。2人の子育てから分かってきた効率の良い学習や効果の高い勉強法などについてお伝えしていきます。その他、経験に基づいた記事を心がけながら、勉強に役立つ情報をお伝えいたします。

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合格できるのかな・・漠然とした不安に立ち向かおう

合格できるのかな・・という不安は受験生ならだれもが感じることだと思います。自分の実力と志望校の差が大きい場合にはさらに不安は大きくなりますね。漠然とした不安はだれもが抱えていて、逃げたい気持ちになるかもしれません。何をしていても気になるのですから、しっかり勉強しましょう。

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こんにちは!たこあんどわさびです。

 

合格できるのかな・・という漠然とした不安とは、日々の勉強の積み重ねで戦っていきましょう。

 

 

高校受験生の悩みや不安やどんなもの? 

高校受験生が悩んでいることや不安に思っていることを調査した資料がベネッセの教育総合研究所にありました。2011年の調査ではありますが、高校受験生の悩みはそんなに変わるものではないと思うので、参考にしてください。

 

  受験の悩み(子ども)受験の悩み(子ども) - 高校受験調査 2011年- ベネッセ教育総合研究所

 

「合格できるのか不安だった」というのは、見事第1位に輝いていますね。漠然とした不安を受験生のほとんどが抱いているということです。みんな同じなんだと思えるだけでも少し安心したり・・・できるといいのですが。

 

第2位の「なんだかイライラした」というのも不安に思っているところから発生している感情だと思います。

 

そして、第3位の「何を勉強すればいいのか分からなかった」というのはちょっとびっくりしませんか?しかも、成績によってずいぶんとその差が大きいことが分かると思います。

 

上位層は、定期テストや模試で点数がとれるグループですね。点数がとれればそれが合格につながることが分かっています。だから、点数をとるために何をすればいいのか経験上知っていることが多いのだと思います。

 

つまり、「勉強しなさい」というのではなく、「国語はここからここまで音読ね」「漢字を今日はここまで覚えよう。」「数学はここまでの問題を解いて間違えた問題はあとでまた解けるようにチェックしておいてね。」「社会は今日は教科書の音読をしよう!」「理科はワークのここまで解くこと!」と具体的に何をするのかを伝えてあげればいいということではないでしょうか。

 

言ったからといってすぐに取り組むとは限らないし、言われたら嫌な気持ちになってしまうかもしれません。しかし、言うだけであとの実行を子どもに任せることでだんだんとやることがわかってくると思います。勉強しなさいといわれても何をすればいいのか分からない子がとても多いということを知っているのは大事だと思います。

 

 具体的な勉強方法を教えてあげること、また、勉強の目標を示すことは親がしてあげられることです。例えば、夏休みに何をどれだけ勉強すればいいのかというのが分かっていれば、自分で計画を立てられるかもしれません。受験までに何をどれだけすればいいのかの全体像を受験生に示してあげれば、何を勉強すればいいのか分からないという状態にはならないと思います。

 

ひとつでも不安を取り除いてあげられるといいですね。

 

今までの高校受験生が反省したことは?

同じ調査からですが、圧倒的第1位の反省点は「もっと勉強すればよかった」です。不合格になった人の多くはそういう反省をしますが、第1希望に合格した人の50%以上が同じように反省しています。

 

受験生は勉強しようと思っているのに、なかなか実行できなくて、合格できるかの不安を抱えていたということです。そして、合格した人でさえ、もっと勉強しておけばもっと自信をもって受験に臨めたのではないかと反省しているということなのだと思います。

 

漠然とした不安に立ち向かうには!

これらの調査で分かるのは、勉強するしかない!ということです。不安になる時間が惜しくなるくらい勉強すればいいんです。受験に立ち向かえるのは人生にそんなに多くあるものではありません。せっかくの機会ですから、しっかり勉強して、これだけ頑張ったのだから結果がどうであっても自分は本当に頑張ったと思えるような受験期を送ってほしいと思います。

 

親は「勉強しなさい」を具体的な勉強内容に変えてみてください。そして、受験生の不安や悩みをおおらかに受け止めて、サポートしてあげてほしいと思います。

 

では!最後まで読んでいただきありがとうございます。