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2023年度:早慶大学1年生の長女と公立中学3年生の次女。2人の子育てから分かってきた効率の良い学習や効果の高い勉強法などについてお伝えしていきます。その他、経験に基づいた記事を心がけながら、勉強に役立つ情報をお伝えいたします。

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英単語を記憶しよう!じっくり少量よりざっくり大量勉強法

英語の勉強で避けては通れないのが英単語を記憶することですね。多くの単語を記憶するのは大変です。じっくり少量ずつ覚えるよりはざっくり大量に覚えていくのが効率的ですよ。

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こんにちは!たこあんどわさびです。

 

単語テストの前だけ、単語テストでさえ点数を取れればいいという覚え方ではなく、今後英語を学んでいくのに大切な単語を長期に記憶できるように勉強していきましょう。英単語の覚え方についてお伝えいたします。

 

 

英単語を覚えることは受験攻略の第1歩

 英語学習で1番効果があって1番積み重ねが必要なのが英単語でしょう。英単語が分かれば文法が少し分からなくても意味は分かってくるでしょう。英単語が分からなければ英語を理解することは不可能ですね。英単語は高校受験で避けては通れない大事な勉強です。

 

しかし、ちょっと勉強したくらいでは全く役に立たないため、継続的に大量の単語を覚えていかなければなりません。効果を感じにくい勉強ですが、最終的には1番の武器になります。英単語は確実に覚えていきましょう。

 

忘れることを前提としよう

英単語を覚えるときには忘れることを前提としましょう。英単語は丸暗記するしかない手がかりの少ない学習なので、1回見ただけで覚えることは難しいです。10回書いたら覚えられるとか、30回書けば大丈夫という場合もあると思いますが、書いて覚えるのは時間がかかります。

 

確認として1回書いてスペルを書けるかどうか確認するくらいでいいですね。全てを書いて覚えるのは非効率的です。その時間を他の勉強をする時間にしたいですね。英単語は大事ですが、時間をかけたくない分野でもあるでしょう。

 

じっくり少量では忘れてしまう

少量の英単語をじっくり時間をかけて覚えたつもりでもすぐに忘れてしまいます。エビングハウスの忘却曲線というのを聞いたことがあると思います。20分後には42%を忘れ、1日たつと74%を忘れてしまうのです。じっくり覚えてもすぐに忘れてしまっては役に立ちません。

 

ざっくり大量を繰り返すことが大切だ

 だから、英単語を覚えるときにはざっくり大量に繰り返すことが大切です。例えば1日100個の英単語を1通り読むだけを10日続けてみましょう。毎日1回見ることになります。じっくり10個を10日かけて覚えるのと同じ数を覚えるのに比べて、定着量が違うことに気づくと思います。

 

脳は自分にとって何が大事な記憶で何が忘れてもいい記憶かを判断しています。何度も何度も入ってくる情報は覚えておいたほうがいいと判断してだんだんと定着するようになるのです。繰り返しの復習が効果的であることが分かると思います。

 

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効率的に復習を繰り返して英単語をしっかり覚えよう

 効率的な復習について考えてみましょう。忘却曲線から考えると1日目にほとんど忘れてしまうことが分かりますね。20分たつと半分くらい忘れるのですから。この短い時間での復習は大切なポイントではないでしょうか。

 

600語の英単語を30日で覚えると考えてみましょう。30日間で1つの単語を10回見るとすると1日の必要単語数は200語になります。1回読んで意味を確認するだけなら1語で3秒もあればいいでしょう。3秒×200語=600秒となり、200語を見たとしてもたったの10分です。

 

エビングハウスの忘却曲線を考えたとき、最初の1日というスパンでの復習が重要と思われます。600語を3つのグループにわけます。最初の200語を第1グループ、次の200語を第2グループ、最後の200語を第3グループとします。

 

まず3日間は第1グループの200語を繰り返しましょう。このあとの3日で第2グループを、そのあとの3日で第3グループの200語を確認しましょう。これで、どのグループも3回ずつ確認して、9日間がたちました。

 

このあとからは、第1グループ→第2グループ→第3グループとぐるぐる確認していきましょう。音読することで、口に出して耳で聞くこともできるのでさらに効果が高まるでしょう。

 

覚えようとじっくり見たりしなくていいです。英単語と日本語訳を交互に見て確認していきましょう。英単語帳はなるべく1つの単語に1つの意味だけ書いてあるものがいいですね。1つの単語で1つの意味をまずは把握することで、のちのちこういう意味もあるのか~という情報も入りやすくなります。

 

10回繰り返すのはあくまで目安であって5回で覚えてしまえるならそれでもいいと思います。1度覚えてもやはり忘れてしまうので、1ヶ月に1度など定期的に確認していきましょう。

 

次の2つを英単語帳としておすすめします。いくつもの単語帳をする必要はありません。どれか1つを完璧に覚えてしまいましょう。

 

 英単語を制することで英語はぐっと楽になる

英単語がわかってくれば、必ず英語の力がのびていきます。最初は効果を感じにくいですが、1日10分のくり返し学習で英単語を記憶に定着させていきましょう。英単語が分かるというのは高校受験で必ず武器になります。あきらめずに継続していきましょう。

 

では!最後まで読んでいただきありがとうございます。