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2023年度:早慶大学1年生の長女と公立中学3年生の次女。2人の子育てから分かってきた効率の良い学習や効果の高い勉強法などについてお伝えしていきます。その他、経験に基づいた記事を心がけながら、勉強に役立つ情報をお伝えいたします。

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中学生に電子辞書は必要なの?おすすめ電子辞書3選【2022年】

中学生に電子辞書が必要なのかな?と思うことありますよね。電子辞書はそれなりに値段もしますし、紙で調べたほうが身につくのではないかと悩んでいました。勉強で楽をしてていいのかな?と。

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こんにちは!たこあんどわさびです。

 

中学生に電子辞書は必要なのか?というのは紙の辞書で調べものをするしかなかった時代を生きてきた私にとって真っ先に思い浮かぶ疑問でした。しかし、それは手軽に簡単に調べちゃっていいのか?という疑問と同じだと思い至りました。

 

手軽に簡単に調べられる時代になっているということですね。役立つからこそ、電子辞書がその存在感を大きくしているわけです。今の時代に生きている中学生は電子辞書を使ったほうがいいのではないでしょうか。

 

そして、中学生が電子辞書を使うならどれがいいのか?についてお伝えいたします。たくさんある電子辞書の中でカシオ製品の3つのタイプをおすすめいたします。

 

紙の辞書と電子辞書の違いは?

電子辞書より紙の辞書のほうが勉強している気になるよ!

勉強している気になるだけじゃ意味がありません!本当に役立つのはどちらか?を考えましょう。

 中学生は、地道に紙の辞書で勉強したほうがいいんじゃないかな?と思うからこそ、電子辞書の必要性を悩みますよね。

 

紙の辞書の非常にいい点は周囲の情報を広く見ることができるというところです。似たつづりの字であれば前後にたくさん載っていて、それを熟読していればいろんな知識が手に入り、幅広く学ぶことができるでしょう。

 

・・・ただ、本当にそれをするのでしょうか?今調べたい言葉で精一杯なのが中学生ではないでしょうか?そして、なかなか紙の辞書はひいていられません。長女は国語で意味調べをするという宿題がでたら、電子辞書がないときにはタブレットで調べていました。

 

結局、紙の辞書では時間がかかりすぎるのです。一つの言葉の意味を知ることが目的ならば、紙の辞書よりも電子辞書のほうが圧倒的にはやいのです。確かに紙の辞書を使うならば、例えば「apple」をひくならば「a・・・p・・・p・・・」という感じで復唱するのでそれによって単語のつづりを覚えられるかもしれません。

 

しかし、ひくための時間を考えたら電子辞書でさっと調べてから覚えたほうが効率的です。復唱の時間で覚えられる人はいいかもしれませんが、基本的にはひくことに精一杯だからです。

 

そして、調べた先にまた分からない言葉があったら・・・紙の辞書はまた最初から調べないといけないけれど、電子辞書ならそこをクリックするだけで意味が分かります。

 

紙の辞書で努力をしてひくのがいいように感じるのですが、結局紙の辞書をひかないのであれば、電子辞書で時間を節約してさっと目的の意味を知ることができるほうが断然勉強していますよね。

 

それなら、スマホやタブレットでも?と思うかもしれませんが、ネット検索の場合には正確性が担保されていません。本当にこの情報が正しいのか?を疑う必要がない正確性が電子辞書にはあります。

 

また、中学生のことですから、スマホやタブレットでは他の情報も多すぎて気づいたら何を調べていたのかを忘れて、自分の興味がある情報を見て時間がたっていた!ということも十分考えられます。そのため、スマホやタブレットでの検索はあまりおすすめできません。

 

電子辞書はカシオか?シャープか?

実際、電子辞書にはどんなものがあるのか?を調べていくとカシオとシャープが電子辞書界を二分しているようです。大きさはシャープが少し小さいとか、漢字の書き入力の仕方が違ったり、いろいろな違いはありますが、どちらを選んでも特に問題はなさそうです。

 

ただ、私の中で1番大きな違いはカシオは単三乾電池で、シャープは充電式のリチウム電池だということです。

 

乾電池なら必ずマックス充電されている状態ですが、リチウム電池は経年でどうしても充電量が減っていってしまうという点と中学生が使うとなるとこまめな充電を期待できないという点が気になります。

 

だから、電池が切れるまではなにもしなくてよくて、電池が切れてしまったらどこにであっても比較的すぐに手に入れることができる単三乾電池で動くカシオの製品のほうが中学生には手間が少なくて良いでしょう。

 

ここでは、カシオ製品の中のおすすめ電子辞書3選をお伝えいたします。

 

目的をはっきりさせよう

電子辞書を何のためにつかうのか?どんな風に使うのか?という目的をはっきりさせることでどんな辞書を選んだらいいのか見えてきます。

 

高校受験のために使いたいのか?大学受験も見据えているのか?さらにその先に備えたいのか?英語を学ぶためなのか?日本語を極めたいからか?いろいろな目的があるでしょう。

 

一体何に電子辞書をつかいたいのか?を考えてみると理想の電子辞書が見えてくるかもしれません。

 

いつ使うのか?どれだけの期間使うのか?

 中学1年生から5年間使いたいのと中学3年生から5年間使いたいでは選ぶ辞書が変わってきます。使用する期間に必要なコンテンツが入っているものを選ぶ必要があります。

 

また、自分に必要なコンテンツが何なのかを考えて選ぶことも大切です。たくさんのコンテンツが入っていればいろいろ調べられるのですが、その中に自分に必要なものが入っていなければ意味がありません。そして、絶対使わないな・・・と思うコンテンツは必要ないですよね。

 

おすすめ電子辞書3選

中学生が使うと考えたときに必要な特徴を備えたカシオの辞書を3つ選びました。それぞれの目的や時期を考えて選んでみましょう。こちらはいずれも2020年の新機種となります。

 

◎中学生にピッタリ!中学生モデル

 中学生が学習していくために考えられた電子辞書です。例えば、高校受験の対策ができるように、「高校入試でる順ターゲット(各教科)」や「高校入試のための中1・中2の総復習」のような中学生の学習をたすけるコンテンツが入っています。「漢検」や「英検」も4級~2級までを学習できるようになっています。カラーは白と緑があります。

 

中学1年生の入学式など中学生活の初期であれば、3年間非常に役立つ辞書になるでしょう。高校生モデルは難しすぎる場合もあります。毎日の学習と高校受験に使用するならばこちらの辞書が実用的です。

 

ただ、中学3年生になっているようであれば、次の大学受験を見据えた高校生モデルがいいかもしれません。

 

◎大学受験に向けて!高校生モデル

 

 大学受験にむけて、高校生活で必要なコンテンツがたっぷり入った高校生モデルです。これ1つで大学受験にむけて、多くの勉強ができるように5教科分のコンテンツが入っています。他にも漢検や英検を学ぶためのコンテンツも充実しています。そして、英会話など英語コンテンツの充実度はかなりです。カラーは白と黒と緑があります。

 

中学生であっても中高一貫校に通っているならば多くの場合、中学2年間で3年間の課程を修了して大学受験を見据えた学習をしていきます。高校受験がない中高一貫校であれば高校生向けの辞書のほうが6年間ずっと役立つ電子辞書となるのではないでしょうか。

 

◎英語に特化!英語モデル・・ビジネス用語も!

こちらは中学生向けとしてはコンテンツが難しくなってきます。留学にむけて英語を勉強したい場合には、TOEFLのコンテンツが入っているので便利です。英語特化タイプですので、本格的に英語を学びたい場合には多くのコンテンツに助けられるでしょう。ビジネス用語や法律用語など大人向けのコンテンツが充実しています。カラーは白と黒があります。

 

中学生が辞書として役立てるならば何も問題はありません。しかし、大学受験がある場合にはこちらはそれに対してはほとんどコンテンツがありませんので、大学受験をする方には高校生モデルをおすすめします。

 

高校受験で大学附属校など大学受験がない場合には、大学受験を目指さない学習となってきますので、「論文・スピーチの英語表現」や「ビジネス英語」などが役立つのではないでしょうか。

 

カシオ電子辞書の使い心地は?

実際に長女が使うようになって、電子辞書の検索の速さにはお世話になっています。ちょっと分からない言葉をすぐに調べることができます。分からない言葉を調べるときの気持ちのハードルがとても低くなるのが、電子辞書の1番の魅力ではないかと思っています。

 

また、電子辞書はそれだけで国語辞典も古語辞典も英和辞典も英英辞典も和英辞典も・・・まだまだいくつもも辞書を持ち運んでいるという紙の辞書ではありえない携帯性は役立ちます。辞書1冊の重さもありませんから、持ち歩くときの気分も軽くなりますよ。

 

多くのコンテンツを手軽に使えるのが電子辞書の魅力!

どんな電子辞書がいいのかというのは、使う目的に合わせて確認しましょう。電子辞書のサイズは文庫本とほとんど同じですが、かなり多くのコンテンツが入っています。電子辞書1台に入っている辞書すべては絶対に持ち歩けません。

 

電子辞書があれば、現代文も古文も漢文も英語も言葉の意味はあっという間に調べることができます。しかも、検索結果は正確だという安心付きです。

 

電子辞書は毎年新モデルが販売されています。新モデルは使い勝手が少し改善されていて、コンテンツが新しくなりますが、どうしても値段は高価になります。逆に値段が安くなるのは旧モデルです。学習指導要領が変更されたり、辞書の改定のタイミングでなければ旧モデルでも問題なく使えるでしょう。

 

型番の後ろ3800・4900・9800などの数字が中学生モデル・高校生モデル・英語モデルを表しているようです。旧型でも数字が一致していれば、ターゲットが同じ機種だと思ってください。

 

電子辞書があれば、モデルによっては、社会や理科が勉強できますし、TOEICやTOEFL、英検などの資格試験にも対応しています。それぞれのモデルによってコンテンツは特徴がありますので、自分にぴったりのコンテンツが入っている電子辞書を選べるといいですね。

 

辞書として使うならば、スマホよりも打鍵できる電子辞書のほうが便利です。今回ご紹介したカシオの製品はコンテンツをダウンロードして、さらに自分に合わせて使いやすくする機能もあります。

 

自分の生活や勉強内容に合わせて、長く使っていける電子辞書を学習の友にしてくださいね。

 

では!最後まで読んでいただきありがとうございます。