新聞記事の要約練習をはじめて第3回目です。新聞記事の要約は、その記事について深く考えることができて、小論文、作文、面接においてきっと役立つでしょう。
こんにちは!たこあんどわさびです。
長女が定期テスト終了して、さまざまな提出物の嵐を耐えたあと、ようやく要約練習の3回目に取り組んでくれました。記事は少し前になりますが、6/14の読売中高生新聞の巻頭特集「お金講座」です。今回はニュースに対する感想勉強法も取り入れました。
長女の要約練習の様子は?
要約練習は直接ブログに入力してもらったものを全く手を加えずに公開しています。要約終了時間は長女がブログ入力を始めてから終わるまでの時間となります。ブログ画面は文字数が簡単にカウントできるので文字数管理もしやすく、長女としても自分で字を書くよりも入力するほうが楽なのでこの方法はいいと気に入っているようです。
3ページの記事を読んでまとめるのは結構時間がかかります。読みながらいろいろと考えてまとめてを根気強く頑張っています。
長女要約練習実例
読売中高生新聞のトップ記事がトップと見開きの3ページで展開されているのですが、それを1000字以内、記事を知らない人が読んでも分かるように要約することを目的としています。
ーー長女要約 6/14読売中高生新聞「お金講座」ーー
2024年に紙幣のデザインが一新されると発表された今、お金を取り巻く環境は劇的に変わろうとしている。日本の紙幣は非常に高い技術によって作られているが、その裏には工芸官と呼ばれる、20年かけて一人前になるような紙幣を作る職人がいる。これらの職人たちがプライドをかけて作る紙幣には偽装防止の意図も含まれている。
現在使われている紙幣にはさまざまな秘密がある。傾けると左右にピンクの光沢が見えたり、色や模様が変化したり、金額や「NIPPON」の文字が浮かんだりすること。光にかざすと肖像画が浮かび上がったり縦棒が浮かんだりすること。種類によって異なるマークがついており、目の不自由な人でも識別できること。ルーペを使うと「NIPPONGINKO」の文字が見えること。紫外線を当てると紙幣の一部が発光すること、などである。
さらに24年度にはホログラム技術が導入されたり、すきいれがより繊細な模様となったりとさらに進化する予定だ。こうなると気になるのが、古い紙幣はプレミアがつくのかということである。しかしこれは特殊な紙幣でない限りはほぼ額面どおりであるらしい。数字がぞろ目になっていたり、製造ミスがあったりするものは二倍以上の価格になることもあるという。
お金に関することで、、お小遣いが足りないという悩みを持っている中高生も少なくない。ちなみに中学生のお小遣いの平均は2536円、高校生は5114円である。そんななか中高生はお金にどう向き合っていくべきなのだろうか。
東京で暮らすある小学生一年生の時に自宅でコーヒー屋を起業した。自分のお金を投資し、始めてから一年ちょっとで元手をこえた。これをきっかけに「かせぐ」ことを考えるようになり、お店は今でも続いているという。
近代化が進み、LINEペイやsuicaなどの電子マネーやクレジットカードでの支払いが増えてきたいま、お金に関する理解を積極的に深めていくべきである。
ーー要約終了までの時間およそ45分 805文字ーー
添削・・・?!
多くの情報が入っていた今回の巻頭特集ですが、それなりにがんばって短くまとめたうえに、完全になくしてしまったような場所もなく、しっかり要約できたのではないかと思います。添削できるほどの母の力がないのが、残念なところです。これからも継続してどんどん作文の力をあげていってほしいと思います。
週間ニュース(6/8~6/14)に対する長女の感想
週間ニュースの入力は私がしています。そこに感想だけ書いてもらいました。とにかくまずは短くてもいい、何でもいいから感想を書くことを目的にしています。書き続けていくうちに、その内容にあった感想をいろいろな表現で書けるようになるのではないかと思っています。
安倍首相通産2721日在位で初代伊藤博文を抜いて在職3位に
伊藤博文の在位日数が長かったと思った。
人口の自然減が、昨年過去最大となり40万人超減となるー出生率は1.42に低下ー
少子高齢化は思ったより進んでると思った。
鎌倉時代の日本人は自然災害や戦乱が影響して55歳までに8割死亡と短命
弥生時代や奈良時代のほうが長生きしていた人が多いと知って、戦争は命を奪ってしまう残酷なものだと思った。戦争は社会化の授業で現在習っているので、これを期にもっとくわしく知りたいと思った。
ヒール強制はパワハラか?「KuToo」運動に
ヒールは歩きづらい人もいるから履くかどうかは個人の自由であると思う。それが原因で怪我をしてしまう可能性もあるので個人的にヒール強制はパワハラであると思う。
サニブラウンが陸上100m決勝で9秒97で日本新
追い風参考記録ではあるけれど、この記録を出せるのはすごいと思った。本人が「これからもっといい記録が出せると思う」といっているところから、今後さらに期待できると思う。
東海道新幹線最新型車両「N700S」時速360kmを記録
新幹線が早くなると、早くいろんなところに移動できるようになるので、便利だと思った。
大リーグで大谷と菊池が先輩後輩対決 大谷に軍配
軍配は「勝った」という意味だということを初めて知った。
香港で中国本土への犯罪容疑者の引き渡しを可能にする条例改正に反対するデモが行われた。
犯罪者は本国に帰ったほうがその国にも迷惑をかけなくてよいと思う。
上皇ご夫妻退位報告のために京都で儀式
明治天皇や孝明天皇に報告するということを知って、礼儀正しいと思った。
スポーツに全く興味のない長女は「で、大谷と菊池ってどっちが勝ったの?」というので、「軍配」について説明することになり、上記の感想となったというわけです。
しっかりと読むことで知らなかった言葉を知る機会になります。ぜひ、新聞の要約練習、ニュース感想勉強法を取り入れてみて下さいね。
では!最後まで読んでいただきありがとうございます。