いつから行くのが良いのか?本当に効果があるのか?と塾について悩んでいる方は多いのではないでしょうか。子どもの性格や勉強に対する態度などでどんな塾に行ったらいいのか、いつから行ったらいいのかはそれぞれに違ってくるでしょう。こちらでは、目的別、勉強レベル別におすすめの塾についてお伝えいたします。
こんにちは!たこあんどわさび です。
だんだんと勉強が難しくなってくると、塾に行くべきなのか?どのように選んだら良いのか?と気になってしまいますよね。塾の効果についても気になるところでしょう。ただ、大切なのはやっぱり本人の気持ちであることは念頭において塾選びをしていきましょう。
塾に期待することを明確にしよう
塾に何を期待するのか?について明確にすることが塾選びの第1歩となります。学校の授業についていけないからなのか、受験をするからなのか、何を期待するのか?によって選ぶ塾、通う時期が変わってくるでしょう。
例えば、学校の授業についていけていない・・という場合に学校の授業と同じスタイルの集団指導塾を選んでしまっては、結局塾の授業にもついていけない・・になってしまう可能性が高くなりますね。
例えば、受験をするためならば、中学受験なのか?高校受験なのか?大学受験なのか?によって選ぶ塾は変わってくるでしょう。また、志望校によってもどの塾を選べばいいのかは変わってきます。
みんなが行っているから、地元で評判がいいから、ではなく目的を達成できる塾を選ぶ必要があります。
いつから行くのがいいのか?
いつからというのは一概には言えません。ただし、早ければいいというわけでもなく、必要となったときが行き時ではないでしょうか。
中学受験をするならば、4年生か、遅くとも5年生の時には通い始めるといいですね。実際、小学生で真剣に勉強するのは難しい面も多いでしょうから、ある程度受験までの時間をとる必要があるでしょう。
中学生に上がるときというのも1つのタイミングですね。今から勉強をがんばろう!と本人が納得しているならば、いいタイミングだと言えます。
高校受験の場合には、みんなの意識が受験へとスイッチする中学3年生のときというのもいいタイミングです。中学3年生の通塾率は80%を超えるといいます。初めての人生の選択の伴走者として塾が選ばれているということですね。
いつから塾に行ったらいいのか?というタイミングは家庭と子どもにとって最適だと思えるときです。周りが行っているからなんとなく行ったほうがいいかな~ではなく、こういう理由で今行くのがいいと思えるタイミングを待ちましょう。子どもがいつまでも問題なく勉強するようであれば、別に塾に行く必要はないでしょう。
塾に行こうと思っている場合には、塾に行くタイミングでお得な時期というのがあります。小学校4年生から行こうと思っている、中学3年生から行こうと思っている場合にはきりよく4月から入塾しよう!というよりも少し早い時期、2月がいいですね。
2月には中学受験はほとんど終わってきます。そして、高校受験は3月初旬に終了します。そして、次期中学3年生は3月くらいから高校受験のスタートをきるわけです。それまでに、大手塾では塾内でのクラス分けをしていくのが2月だったりします。
塾側でも2月~3月の受験生卒塾をうけて2月くらいから次の塾生を集めるためにキャンペーンを展開していることもあります。中学生になったら入塾しよう!と思っているならば、小学6年生の2月をおすすめします。
そして、子どものことを考えても、4月の何かと環境が変わる時期に入塾するよりも、2月に入塾して2ヶ月程度慣れてから4月の環境変化を迎えるほうが楽ですよね。
子どもの性格を見極めよう
子どもの性格によっても選ぶ塾は変わります。負けず嫌いなのか、競争心があまりない子なのか、大人数でも問題ないか、人前だと緊張してしまうのかなど子どもの特性によっても選ぶ塾は違います。
子どもの希望も大事です。親がいいと思っても、子どもがそこは嫌だと思えば、不本意に通うことになってしまいます。それでは、最大限の効果を望めないでしょう。
集団指導塾と個別指導塾では子どもの性格によって合う、合わないがありますので、こちらを参考にしてください。
子どもに合った塾はどこなのかを考えよう
子どもに合った塾はどこなのかしら・・という場合には、こちらをチェックしてみてください。
- 学校の成績はいい
- 積極的に勉強できる
- 負けず嫌い
- 質問することができる
- やる気がある
- 宿題はきちんとする
- 勉強の仕方は分かっている
これらにYesが多い場合には、集団指導塾でいいでしょう。Noが多い場合には、個別指導塾、家庭教師をおすすめします。
勉強の仕方が分かっていない、質問することができない場合にも個別指導塾・家庭教師などの1対1や1対2での指導のほうがいいかもしれません。また、マイペースに勉強したい場合や自分のやりたいように勉強したいというこだわり派も個別のほうがいいですね。
勉強をするという目的のためには、それ以外の懸念事項は排除した方が良いです。あまり競争心がないから、集団塾でみんなと競って、闘争心を養ってほしいと親は思うかもしれませんが、子どもにとっては間違いなく負担です。競争心がないなら、競争せずに教えてくれる塾がいいでしょう。
受験勉強を1人で乗り切るにはかなりの精神力が必要ですが、塾で同じくらいの目標を持った人同士で励まし合いながら一緒に勉強できるならば1人よりも勉強がはかどるでしょう。そういう点は集団塾の強みとも言えます。周囲の環境に流されやすい場合には集団指導塾でみんなが頑張っている様子をみて刺激を受けるのもいいかもしれません。
家庭教師についてはこちらの記事を参考にしてください。
個別指導塾についてはこちらの記事を参考にしてください。
長女の場合には
長女は中学2年生にあがる春から塾に行き始めました。周囲は小学生の頃からほとんどの人が塾に通っているような環境でした。中学1年生の間は、試行錯誤しながら家庭学習をしていました。一生懸命勉強していましたが、定期テストのたびに点数が下がっていきました。
当時は近所の県公立高校に行きたかったので、そこに入るのにその実績があり、通うのに近所であり、負けず嫌いの長女にとっては集団塾が良いだろうと思って今の塾を選びました。長女は友達がいるからそこがいいと言ってきたので、親と子の意見も一致していました。
長女にとっては、入塾は転機となりました。それまでしていた勉強では全く時間が足りなかったことを知り、みんなと一緒に勉強することで、家ではだらけてしまうところを効率よく勉強できるようになったと言っています。
こういう感想が出てくるのは試行錯誤した中1の1年間があったからこそで、中1の1年間からの進歩によって塾の必要性を痛感することにもなりました。長女にとっては中2からというタイミングがベストだったと思っています。
長女にとって自分で塾の必要性を感じたことが成績の伸びにも直結したようです。やればできると思えたことが最大のメリットです。
塾に行く前の中1のときの成績と塾に行き始めた中2の成績についての記事がこちらになります。
塾は効果があるのか?
お金を払って通うわけですし、塾側でも成績を上げて、次への生徒獲得をしたいわけですから、互いに効果を求めているわけです。しかし、残念ながら、塾に行っても効果のでない人はいます。本人が勉強する気がないのに塾に行ってもやっぱり勉強しないからです。
塾で効果を得るためには、本人のやる気が大切なのです。本人が真剣に成績を上げようと思っていれば、塾はそのためのテキストや授業を用意してくれています。塾に行ってさらに成績を伸ばしたい!もっと勉強が分かるようになりたい!という子どもの希望があって、だから塾に行く!というのであればきっと効果があります。
通塾している人よりも家庭学習の習慣がある人のほうが、学校の成績はいいそうです。結局は本人がどれだけ頑張るかにかかっているということです。
やる気の育て方はこちらを参考にしてください。
塾は目的のための手段である
塾は通っていればいいというものではありません。子どものやる気がないのに、勉強しろ!勉強しろ!と言われる塾に行ってしまうと余計にやる気が失せてしまうかもしれません。塾は目的達成のために利用するものです。だからこそ、子どものやる気のタイミングと目的を明確にしてから入塾したほうが効果を最大限に感じることが出来るでしょう。
成績をのばして目的達成できる塾を子どもに合わせて選んでくださいね。
では!最後まで読んでいただきありがとうございます。